ジャーナルクラブのスライドの作成ポイントその2- 効果的な話し方


こんにちは、おふとんです。


前回に引き続き、ジャーナルクラブのスライドの作成方法について

まとめていこうと思います。


前回同様、参考にしたのはYouTubeにある

Susan McConnellさんの Designing effective scientific presentations という動画です💻


それではいってみましょー!

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話の組み立て方

・上手な話し方には良い構造がある

初めは広い大きな質問から入り、

中盤は詳細に、

最後は再び広い範囲で結論まで持っていく。

基本的な構造は論文と同じです。


・聞く側が注目している時間には限りがある

最初の5分くらいで注目度はピークに達し、

その後注目度は下がっていく。

Audience attention curve は是非見てほしい図。

仕方ないよ人間だもの っていうのがまたいいですね笑



中盤の内容を話しているとき=注目度が低い時、

どう注目を浴びさせるか?


細かい、専門的なことに関する話をずーっとしていると

誰もついていけなくなるので、

話を次第に深めていった後、別の話をする際はまた基礎に戻って説明する。


この切り替えの際に、発表の中で何回も登場させる

"Home slide"を有効活用するとよい!


注目度はプレゼン終盤でまた上がってくる

終盤= 結論 を話すパート!

ここでまとめのスライドを上手に作ることができると

発表全体の理解度をぐんと上げることができそうですね🆙


・もう一つのコツ

最後、謝辞のスライドではなく話の内容をまとめた図を出しておく

→ 質疑応答の際にも活用できる

【上手な話し方のコツまとめ】

・PowerPointを賢く使う

・イントロ:広く、その後次第に深堀りしていく

・エピソードの繋がりを意識

・home slide/home image を使って効果的に話を切り替える

・結論:はじめは詳しく、次第に広範に


最後に。

リハーサル、練習が何よりも大事!


Susanさんは講演でも、ジャーナルクラブでも、

毎回必ずリハーサルをしているそうです。

もっと効果的なのは発表の様子を撮影して自分で見返すこと。

他の人からフィードバックを貰うのと同じ効果を得ることができますね。
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40分程度ですが、時折ジョークも混ぜ楽しく説明されている動画なので

特に研究室に所属している理系大学生にお勧めです!


Youtubeも結構ためになる動画がアップロードされていますね👏


良いパワポの作り方も学んだことですし、

私は自分の発表のための資料を作り始めなきゃです😖 ラボ休日出勤だー笑



皆さんも1週間お疲れさまでした!!

それでは!

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