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神さまは本当にいるだろうか?

さっそく宣伝で申し訳ない。

お気に入りの本だったのでつい、、
主人公である湊は書いた文字が消えてしまうという不思議現象に悩まされていた。

そしてある時持ち主が老後の余生を楽しむ為建てた家が建てられたあとすぐ本人は急逝してしまった曰くつき物件に住まないかと白羽の矢が立って軽いノリで住むことを決意する。

この物語の良い所は時間の進みがゆっくり感じられる所だ。かと言って展開も遅すぎず、丁度良い感じなのだ。湊が不思議な力を使いこなし、人々の役に立ちながらスローライフを送っていくのを見るととても羨ましい気持ちとまるで自分がヒーローになったかの様な高揚感。安心感もとても面白い。

話は私の考えに移動するが、
神さまは本当にいるのだろうか?あなたは信じて感謝すれば良いことが起こると感じますか?

それとも神は見守っていくのが仕事で私達の世界に干渉はできないものと考えますか?

今自然災害や戦争いろいろな争い、病の流行など世界が混乱していますね。

もし神さまがいたとしたらどう思っているのだろうと考えてみた。

アマテラスだったら子孫(日本人)が病に倒れたら、不甲斐ない自分に苛立つかな?それとも試練を課しているのかな?

イエス•キリストだったら戦争が始まり人が血を流して殺しあう様、恨みあう様を見て頭を抱えているだろうか?

ブッダだったら心の平穏を見つめられない現代人に何を話してくれるだろうか?この争いのない世の中にどう訴えかけるだろうか?

話を戻すが、この本は優しい神さまがいたらこんな感じかなっと想像させてくれるお話である。

超えられる試練だけ課す。そして知らず知らずのうちに試練を乗り越えた分だけ神に近づく。

そんな主人公湊の物語である。

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