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非の打ちどころのない完璧な非モテ

鼻先にツンとくる冷たい空気を深く吸い込み、朝と呼ぶには早すぎる闇を全身に馴染ませる。


世界がちゃんと止まっていることを確かめるように、僅かに窓を開けてみる。予報通りの銀世界。


音もなく漂う雪の他に何ひとつ動こうとはせず、光を待ちわびるように息をひそめていた。


「 最後の雪かもな」


整然と並んだグルマンの香水たち。過ぎ去る冬を惜しむようにつぶやいた言葉は、夜空に白く包まれ消えていった。




はい。御察しの通り、当地も雪です。


雪団子こしらえて車のフロントガラスに3個ほど投げつけたところで飽きました。


家中のファンヒ全稼働、寒さとは無縁のKousakaですおはようごぜます。


てか暖冬ですよね最近ずっと。ダウンジャケットとかマジ数年着ていませんもん。


私は人と被らないDUVETICAダウン派で愛護さんもカンカンの爆ボリュ毛皮フッサァ~~の雪国仕様でごぜます。ちなみに母はシルバーフォックスとミンクのコートを愛用してますって着てるの全然見た事ありませ要らんやろメルカリで売れ


今日もデスクに向かってカタカタやろうと早起き(まだ暗いけどな)しました。


そうです。グルマンの香水を眺めながら今日のブログテーマを思いついたからです。


甘い香りのグルマン系香水。気温が低いこの時期につけるのがセオリーです。よって夏には不向きとされています。


この香りが大好き!年中つけたい!って人も当然いるわけで、その人はきっと季節関係なく年中つけるわけです。


するとなにが起こるか。
あからさまな「香害」


香水は非常によく設計されていて、時間の経過と共に香りの変化が楽しめます。さらに気温や体温に合わせた香料の組み合わせとなっていて、夏には爽やかな柑橘(シトラス)、冬には濃厚な甘さ(グルマン)といったような “ 香調 ” が実に20種類ほどもあるのです。


香水は確かに異性へのアプローチとして有効に機能します。しかし、前述の通り使い方を間違えると大きな減点となってしまうのです。


これを専門用語で「要らんこと」いいます。


モテない人がモテたいが為にしている事の大半は「要らんこと」だったりするのです。


お世辞にも清潔とは言えないメンズ。さぁ合コンだと脂ギッシュな全身に最後いつ洗ったか思い出せないチェックのネルシャツを羽織り柑橘の香水を振りまけば腐敗臭、あまぁ~いグルマンの香水を振りまけば角煮の完成です。


巷に溢れるモテ情報をつまみ食いしているうちに『 非の打ちどころのない完璧な非モテ 』 が爆誕するのです。


今から大切な事いいますね。

恋愛に一番大切なこと

それは

“ バランス ”


服装のバランス、男女のパワーバランス、押しと引きのバランス、容姿と言動のバランス、全てがバランスなのです。


私は頭の先からつま先まで徹底的に仕上がった状態で女性と会います。引き締まった体に、磨き上げられた紳士用品、シワひとつないスーツ。威圧感のある高級外車。どこにも隙が無い状態で初めて甘い香水をつける事が許されるのです。と思っています。それくらいバランス的には難しいし、迂闊に手を伸ばせない香水、それがグルマンなのではと考えています。


あと許されるのはオシャレに着崩せる小粋なイタリアおやじくらいかなぁ。


例えば、古いですがグルマン系のジバンシィπ(パイ)オーデトワレ


「無限よりもさらに遠くへ」人類の歴史の中で新しい発見のために、そして人類の発展のために常に知識や才能に挑戦し続けるチャレンジャーに捧げる香り

がコンセプト。宇宙服的スクリーニング感えぐいて笑

んで宇宙服脱いだら次これやからね。限界突破やん

男子でも決壊しそうな色気やわムリ


こんなん、フツメンにーちゃんとかくたびれたおっちゃんとかがつけちゃダメな香りやわ絶対。


ってのを思い知らされる香りをもうひとつ。


あぁこれ使ってる人多すぎて角が立ちそやな知らんいったれ


流行だからってもぉこれつけてる人ほんと多すぎぃ爆笑

まじで↑のコンセプト見て。これよ。荒野よ。荒野にギター。正規サンプル肌にのせた事あるけど一瞬でムリってなった。ウッディアロマティックというより完全ジョニーデプティック汗アロマやし。これね、私Kousakaが知ってる夜職おねえさん口を揃えて嫌いって言ってる香りです。香りの個性と本人の格差の違和感臭が異次元らしい。


とまぁ、香水ひとつ例にとっても “ バランス ” が何より大切ってことですよ。


要素を加える事でマイナスになるなら、やんないほうがいいですよね。香水なんかに頼らず、推しと会う時は直前にシャワーを浴びてフレッシュな石鹸が香れば最高。これ以上ない清潔感です。銀座のママもそう言ってました。




ナ〇パ、夜職、マッチングアプリ、コンビニ、アパレル、出会いの場は無限に存在し、それぞれ攻略法があります。


全てに共通する攻略法の定石は違和感を消し去る事だと思うのです。


例えばマッチングアプリを攻略する為に、「こう来たらこう返す」的な教材を買ったとします。これは頭の回転が速く女子慣れしていて、ユーモアセンスと知識・教養を兼ね備えた人が生み出したものです。


これを駆使しアポにこぎつけ実際会います、するとだ。「この人マジでメッセ本人?」って思うくらい無口でキョドってて女慣れしてなくてユーモアもセンスもない。


さてこの後ベッドインできるでしょうか。


およそメッセ本人とは思えない違和感は疑念へと変わり、解散直後にブロックされるのでした。


モテ情報つまみ食いの副作用です。アポ前の喰い付きが良かっただけにショックも倍増ですよね。


総括すると、モテとはトライ&エラーの積み上げでしか成し得ないし、小さな成功体験を重ねてモテオーラを醸しだせるという事です。


・不潔そうなのに清潔感のある石鹸の香水

・女性慣れしてないのにモテてるアピール

・あきらか陰キャなのに上から目線の言動

・自分の容姿に自信がないのに外見イジり


これらは女性にとって全て違和感であり、そこには「対人間としての」ナシ判定すらも存在せず “ 違和感という概念 ” としてホログラムのように投影されたものをかろうじて認識できている状態にとどまります。


『 取り繕うスタイル 』 から脱却し、最短でモテ人生へ辿り着きたい人はソッコーで美容室に駆け込めください。わずか1~2万です。


その後、全ての服を捨ててジャケパンかスーツを着ろください。わずか4~5万です。


ここから全ての違和感払拭計画がスタートします。


髪と眉を変えれば顔つきが変わります。スーツやジャケパンを着れば立ち居振る舞いが変わります。あなたを見る周囲の目が変わってきたのを実感すると自信が湧いてきます。


自信がつくと自分が満たされ気遣いが生まれます。気遣いができるようになると余裕が生まれユーモアが加わります。ユーモアになると知性を高め教養を深めたくなります。


自分を知り、スーツを知り、バッグ、靴、時計、香水、全てに興味が湧き “ モテの源泉 ” に触れていくのです。


美しさやカッコよさを探求する熱意は魅力として映り、女性の惹きを強くします。彼女のそばにいるのに相応しい男になるだけでいいのです。簡単な事です。


小手先の情報を鵜呑みにして失ったチャンスと時間は戻ってきませんが、決してムダではなかったはずです。バランスが取れていなかった自分に気がついたのですから。


今まで買ってきた情報は、あなたの容姿と言動がレベルアップした時に真価を発揮します。それまで大切に封印しておいてください。


華々しいモテ人生の第一歩は、私Kousakaの『おじきゅん』で学んでください。簡潔に、実践的に要点をまとめています。


モテるってのは実に簡単で、血のにじむような努力とか一切いりません。筋トレのほうがよっぽどキツい。モテだして欲が出てきたらダイエットとか筋トレとかやればいいし、モテる為にそれやるのは順序が逆ですよね。


ぶっちゃけ、スーツならおデブさんでもおブスさんでもモテちゃいますから。それだけの魔力があるんですよね。スーツには。


それではまた次のステージで。


今日も出し切ったKousakaマン太郎


読んだよ代わりの♥スキ♥頂けると今後は出し惜しみしません。う、うそです、するかもしれません🤢

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