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「ただ話す」だけで役に立つのかも

先日、「穴埋め問題」というワークをやったときに気づいたこと。

どんなワークをやったのか?

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こんな感じのフレームに

まず赤付箋で「その人がいなくなったら、困りそうなこと」をペタペタ。

次に青付箋で「困りごとにどうやって対応するのか?誰か代わりはいるのか?」を話す。

最後に「ふりかえり」をしました。

ふりかえりはGood & New & challengeで

気づきの共有と具体的な挑戦を決める感じに。

仕事とは関係ない困りごと付箋

「育児の情報共有がなくなる」という付箋が貼られていて

あー。確かに、休憩中の会話で、特別意識はしてないけど、

よく子供のこと話題に出す。

また職場ということもあって、子供の様子や家のことを話すというよりは、

その時に自分がどう感じたのか?をベースに話すので話題にしやすい。

これは自分ベースで会話を広げるためでもあるし

内容によっては、相手からの反応を「自分はこう思ってたけど、実は」

といった感じで会話を続けやすくするためにも有効だと思っている。

経験をもとにタスク分解したものを伝えるだけでも発見がある

育児に限らずだけど経験したことがない事って物事の見える粒度が荒くなってしまう。

今回の付箋の内容に照らすと、例えば「入浴」

他人を入れたことがないと(想像で補う部分はあると思うけど)

1. 湯を沸かす
2. 身体を拭くタオルを用意する
3. 入れる
4. 身体を洗う
5. 身体を拭く
6. 着替えさせる

このぐらい。

入浴指導とかの教室に行くと
1.湯を沸かすや、3. 入れる の部分の粒度が細かくなる

1-0. 適切な温度にする(一回溜めてさます。とか、設定温度を下げるとか)

3-0. 半袖に着替えるか腕を捲っておく
3-1.  身体を洗うためのガーゼタオルを用意して温めておく
3-2. 予備のタオルを用意する

実際に経験すると(自分の場合)

1. 湯船を用意する(空気で膨らませるやつを使っていました)
2. 温度設定を変更する
3. 着替え、オムツを用意する
4. 綿棒、保湿で使うパウダーやクリームなどを準備する
5. お風呂終わった後のミルクの準備をする
      (ミルトンから出して哺乳瓶を拭いた状態にして、軽く温めて
         粉を缶から、すりきりで測って、軽量ずみの状態にして
  湯冷しも用意しておく)※毎回1から用意じゃないけど。
6. バスタオル、ガーゼタオルを用意する(自分の腕を拭くタオルも準備)
7.  夫婦で協力体制を作る(どっちが湯船と着替え担当か決める)
8. 湯船を溜めて、お湯を適温にする
9. お風呂に入れる(着替え担当はミルクを作り始める)
10.  着替え担当にバトンタッチ。お風呂場の片付け
11. 着替え担当は着替え、お風呂担当はミルクの確認か保湿お手伝い
12. お風呂担当がミルクをあげる
      着替え担当は使い終わった綿棒や保湿で使ったものの片付け

書き出しただけでも、倍くらい違う。

まとめ

誰かの経験・体験って会話だったり、あるいは聞くだけで

自分の何かに気づいたり、単純に情報が追加されたりすることがあるなぁ。と気づいた出来事だった。

だから少しだけ、自分の身の回りの話をしていたり、

自分の経験・体験を話すことを躊躇わないように。

つまらないかも。とか、興味ないだろうな。とか思ったりしないように

受け取る人からしたら、実は欲しい情報だったりするかもしれないし

聞きづらかったことが聞けるチャンスだったりするかもしれない。

(もちろん自分ばっかり喋ったら、つまらないだろうから気をつけつつ)

積極的にメンバと会話していきたいと思った。

ちなみに、ワークで使った3つの輪の中心に貼られた困りごとの付箋には

でっかく経験値と書かれていて、若手中心チームだからなぁ。確かにな。と思ったから

課題は課題として取り組んでいかねば。


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