はじめに.

「生涯治らない病気です」


まるでドラマや映画の一部を切り取ったような時間でした。聞いたことのない病で戸惑い、頭が真っ白になりました。

健康診断1回目の結果の時から病院に行っておけばこんなふうにならなかったかな。
親にはどう説明するべきなんだろう。
会社には報告しないといけないけど、どこまでフォローしてくれる職場だろうか。

いろんなことがあの一瞬で頭によぎりました。

25という人生の選択の時から目を背けていたのに、突然、この先のことを決めなくてはならなくなり戸惑ってしまいました。

生涯、治らない病気と共存していく。
想像以上に難しいことで、未だに受け止めきれない出来事です。
症例も少なく、どう生きていくべきか悩む中、
この経験を同じ病気に発症した方々に少しでも役に立つことをしようと決意し、記事を綴ることにしました。以下は私が患っている病気について、少しお話しします。


【橋本病・潜在性甲状腺機能低下症】
原因不明の病とされ、昔からチラーヂンという薬のみで経過観察が行われている。具体的な治療法はなく、生涯に渡って共存していかなければならない。

現在、私はこの橋本病と潜在性甲状腺機能低下症を患っています。詳細は次回の記事で詳しくお話します。

これまでの人生で1番崖っぷちにいる状態で
毎夜、これから先のことを考えながら生活しています。
人生、何があるか本当にわからないものだなあと
しみじみ感じさせられます。

だからこそ、今できることをやるべきなんだなとも感じることができた2021年12月。
これから自分はどんな選択をするのか、そしてどう向き合っていくのか。
自分の想いや考えを少しずつ書いていきます。

同じ病気の方に少しでも役に立てますように。

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