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自然に携わる仕事に就く若手を応援したい森と小屋

薪割りを手伝ってもらった4月

レンタルスペース森と小屋では、この空間をゲストに時間貸しをすることで収益を得る事業体ですが、そこで果たす役割は一つではないと思っています。
森と小屋の理念は、この森の生物多様を保全しながらそれを次世代に残すもの、が一番にありますが、その副産物として、自然に携わる仕事に就く若手を経済的に応援することがあります。
先日の記事で、危険木の処理について書きましたが、これらは全て私たちが行っているわけではありません。

持続可能な林業を志すフリーの林業家へ伐倒の依頼

素人に近い私たちが手を出しにくい危険木やどうしても手が回らない仕事を外注という形で処理していることもあります。
外注する先は、フリーや個人事業としてやっている若手に絞って。仕事として発注をかければ、その人たちの売り上げに貢献できますからね。
私が若いころに先輩方が仕事を回してくださったように、私もいま似たようなことをして、経済を回す一助になれれば、との思いからです。
とは言え、今年は本格営業に向けて奔走し、プレオープン期間は手探り状態でほとんどこちらに気を配る余裕はありませんでした。実績といえるほどの実績はまだないに等しいです。
森と小屋は、小さな事業体なので雇用を生み出すことはできませんし、なにより、私の気質上スピード感をもって物事を展開させるのは難しいのです。それでも、都度仕事として若手に回していく流れを作れないだろうか、そんな思いは常にあります。

遊歩道のササ刈り第二弾の時は彼に手伝ってもらった

ということで、歩みはゆっくりになりますが、レンタルスペース森と小屋を利用することは、実は若手を応援することにもつながっていきます。
今シーズンは遊歩道や焚き火スペース等の整備が完了していなかったので、料金を抑えていましたが、来シーズン以降は価格を改定し値上がりします。その点ご理解いただき、遊びに来て頂けたら幸いです。

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