投資に関する話

先日、知り合いと話をしていたのですが、お金の話というのは意外と学ぶ場所がないためなのか知らない人が多い。しかし、日本の銀行は引き出し手数料を利率以上に取るわけですからほ普通に貯金しているだけでお金は減ると考えるべきだったり、年金はもらえる年齢をどんどん引き上げられ金額はどんどん引き下げられいずれ80歳まで働いたらもらえます = あげないとなるでしょうし、保険もどんどん自己負担が増えるでしょうから健康でいない限りは持たなくなることは必死でしょう。もちろん、80歳まで現役バリバリ、能力あるから再雇用なんかじゃなく満額もらい続けることができます、なんて超人になれるならば何の問題もありませんが、そんな人間になれるはずないから自分は自分を守る方法を頭が働くうちに学ぶしかないのです。なぜ、みんなそこまで積極的ではないのか?気づいてないのか、まだまだ時間があると思っているのか、日本ではお金の話をするのが悪のように捉えられるから表に出していないだけなのか?よく分からないけど、本当にちゃんとした方がいいと思っています。アメリカではもっと積極的だったりするので、源泉徴収がない点からも自分のフロー・ストック管理にはより多くの時間をかけている印象がありますし、選択肢の幅が現実的にも知識的にも圧倒的に上だな、と感じます。

ところで、首相官邸のページに行くと「人生100年時代構想」というのがあります。つまり、100歳まで生きる世の中だから現役も80歳くらいまで引き上げて、年金とか言わずに長く自立しよう、ということかな。無理だよ。多分70歳ではもう稼ぐパワーがないよ。だからちゃんと自分でお金を生める仕組みを考えないといけないよね。

というわけで、思ったことをツラツラと書いてみます。今後、一つずつをより細かくまとめるかも知れないです。

老後

なぜか日本人は老後を年金で過ごそうとします。これは明らかにおかしいです。老後は「年金+貯金の食いつぶし」で生きていくことになります。なので、貯金がないと死にます。戦後のバブルを生きてきた世代は、右肩上がりだったので年金への不安もなく、高額の年金をもらい年金の一部を貯蓄に回すというありえない生活をしていました。これは年金が世代間譲渡だったから成り立つ仕組みです。要は子供が4人いたら、2人の親を支えるために2人が1人分の年金をサポートする感じです。現状は、子供は1人や0人だったりするので、負担は倍以上です。自分が2人の親を支えるためにお金を払い、その一部を親が貯金してるなんて考えられない。そりゃ無理でしょ。だから、破綻しそうなんです。政府が密かにやってることは「10年後、今のままでは年金は払えません。だからみなさん80歳までは自分で稼いでもらって、その歳まで稼いだら年金なんて微々たるもんでいいですよね?というわけで額も減らしますね。」となるわけです。条件をいじることで破綻はしません。だから、年金システムが破綻しているとは言いません。もちろん嘘ではないです。今後、年金を月々1万年にすれば、破綻しません。そういうことです。

そうなったらぼくらはどうやって生きればいいでしょう?お金の稼ぎ方は限られています。「自分の時間をお金に変える(サラリーマン・バイト)」「資本の源泉になる(社長、ライセンスホルダー)」「手に職を持つ(自営業、"士"ビジネス)」「お金にお金を生ませる(投資)」「十二分に資産を持つ(金持ち)」あたりですね。最後のやつはほぼ無意味です。なので、前3つで考えるべきです。個人的な感想ですが、平社員から社長を目指すならばこの中の2つをカバーすることになるので正解です、一方で平社員から課長になる程度ならば別軸としての投資技術を身に着ける方が圧倒的に有利だと考えます。

おいしい話

さて、稼がないとなぁ、となった時、たまに会社勤めだったりすると「不動産投資しませんか?」「節税をご検討ですか?」みたいな電話がいきなりかかってきたりします。そんなおいしい話が向こうから勝手にやってくるはずがありません。そういう人は自分が投資するよりも5人に100万ずつ投資させて手数料をとった方が儲かるからそっちを仕事にしているんです。

有益な情報は自分から探しに行きましょう。そもそもその人にとって何が有益かはその人ごとに違うわけですから。もちろんある程度のパターンはありますけど。

投資の基本はこれです。成長市場にお金を置くこと。だから、新興国は儲かる投資先なのです。バブル期の日本は株を買っておけば儲かりました。プラザ合意以降の円高局面では日本円を持っていることが最大の投資でした。近年は中国の株を買っておけば儲かりました。例外はアメリカです。常に多くの意味で世界の中心的存在であり続けました。新しい分野はアメリカから発展してきました。だから、アメリカの新しい技術に投資すれば常に儲かり続けました。もちろん後追いで同分野の日本企業でも儲かりました。これから日本よりユーロ圏の方が強くなるのであれば、お金はユーロにして持っているべきです。そういうことなのです。

問題は、何が何より優れているか?成長するか?を見ることです。それができれば相対的にそっちに近いものに投資をすれば良いのです。

基本的に、株は儲かります。企業は常に成長しようと努力をするわけですから、じりじりとでも日本株は長期的には、、、超長期的には上がります。ただ、適切な成果が50年後かもしれません。その場合、自分には遅すぎます。デイトレーダーを批判する意見もありますが、地球は成長していくみたいな長い目線では自分を助けることはありません。自分にあった10年、20年、最大でも30年で成果の出る投資でないと意味がないです。日本株はきっと上がるんでしょうけど、自分の老後という観点ではあまり時間軸が向いていないと思っています。ですので、自分はもっと簡単に成果が出るFXへの投資を行なっています。これならば、レバレッジのかけ方を考えても数年ごとには結果が出ます。

2019年

ところで、今やっていない人が投資をはじめるなら今年は割とオススメになる可能性が高いです。2019年は世界的に株価が下落しやすい局面と言われています。なぜなら実体経済と金融資産の乖離が激しいからです。通貨供給量が多い一方で、実体経済がそこまで追いついていないと余剰資金はどこかの投資先へ流れ込みます。例えば、不動産・株ですね。これがバブルと呼ばれるものです。そして、バブルというのは崩壊します。「あれ?この株持ってるのやばくない?」と売りはじめられると、下がる前にみんながお金に換金しようとします。結果、売りが売りを呼び価値が下がると、評価額としてお金持ちだったはずの人は現金化してお金を失います。そうなると需要は再び冷え込みます。お金がないイメージで誰が買い物をするでしょうか?というわけです。

この2年間くらいは、この実体経済と金融経済の乖離が大きくなっています。実体経済が追いついてこないのです。よくリーマンショック級の下落がくるという人もいますが、それはないと思います。あれは架空の商品で仮想の経済を生んでいただけですが、今はお金の供給が早すぎるだけなので、乖離を埋めたら、また世界は成長していくという方向性に戻ると思います。なので、数%から数10%のような下落は繰り返されるかもしれませんが、いきなり半額になるような落ち方はしないと思います。

ただ、下落は突然やってきます。2019年が下落局面だったとしても、まずはジワジワと上がります。そして、あるタイミングで売りが売りを呼ぶ流れで、ドンと落ちます。だから、売るだけ売って待つというのは精神的に辛いです。下がった局面で買いに走る方が圧倒的に気持ちは有利です。そのタイミングがくるのが2019年だと言われています。時期はわかりません。もともと、年明けとも言われていました。ゴールデンウィーク後という話もあります。夏相場の後と言う人もいます。ただ、なんとなく落ちると言う話は共通認識みたいです。

では、今何をすべきか?下落局面に備えましょう。そこで、稼ぐもよしですが、下落した時に投資に回せる準備をしていく方が初心者には向いていると思います。でも、下落のタイミングで口座開設から始めるのは遅すぎます。準備をしましょう。下落時にどこに投資すべきかも目処を立てましょう。もしかしたらこの1年の準備が老後につながります。


なんか、まだまだ書けそうなので、今後も思う話をこちらに積んでいこうかなと思います。

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