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-家族- 親が好きじゃない。

どうも、茗花です。
本日は母親について。
お母さんのこと、好き?
私の母親は過保護で過干渉。高校に上がったあたりから「女の子らしく」「女の子であればこれくらいやれ」というようになった。男勝りに育ってしまってごめんね。ある日、車の中で「育て方を間違えた」と言われたことがあって。分かる、分かってる。それまで16・17年間受けてきた愛情も抱えきれないくらいたくさんあるのは本当に分かってる。
でも「育て方間違えた」という一言は、私にはあまりにも重かった。「こんなに出来が悪い娘なら生むんじゃなかった」に聞こえた。無条件に信頼していた人から向けられたこの言葉は当時高校生の私が人を心から信頼できなくなるには充分な出来事だった。高校1年生の時の私は目が合った人全員友達!みんな大好き!みたいな人だったけど、その出来事があってから、人の目を見るのが少し怖くなってた。私に対して何を考えているのかを怯えながら空想妄想を広げるようにもなった。自分が心から信じていてこれから先も自分をずっと好きでいてくれるはずだと思っていた人に裏切られた、というその思いは母だけにとどまらず、友達、親戚、兄弟への信頼感をどんどんなくしていった。うわべだけの付き合いでいい。上澄みの綺麗な部分しか人には見せない。心の深いところに他人を許してはならない、いつか傷つけられるかもしれないから。硬い強いバリアを心に張っていた。

そんな出来事があってから四年。大学三年生になっても、この記憶、言葉、気持ちはずっと覚えている。心臓がきゅっと痛くなるし、のどがぎゅっとつっかえる。楽観的な私は「ほーーーんとにとんでもない傷を実の母親に負わされたもんだ」って言ってる。悲観的な私は「まじで一生根に持つし許してない」って言ってる。いまんとこどっちの私も根に持ってるので、母のことは好きじゃない。ついでに言うと母に何も言えない父のことも信用してない。
つまり私は両親に対して心の底からの感謝の気持ちや尽くす心や恩返しする心が持てないでいるのだ。そりゃあそれなりに感謝はしているし、育ててくれた恩は感じている。けれど、好きじゃない。好きじゃないから、心の底から「両親に恩返しがしたいです!!!!!!!」となれない。こんなの普通の人間じゃないとは思う。けどもうね、変われないよ。母との和解も諦めました。自分を非難され得るような真剣な会話はしてくれないし、多分覚えてないと思うし。向き合うためにこっちがとんでもない量の気力を使うことは目に見えているし。
すまんけど、大学の学費・奨学金・その他自分のためにかけたお金を8割方返済したらもう実家には帰るつもりはない。地元は好き、だけど両親とはもう暮らせない。私は弱いよ。向き合うまでの強さは持ってない。でもそんなところにもう力使いたくない。兄ちゃんが家を不在にしていた約七年間、人生で一番きつい期間だった。あれが自分を大人にしてくれたとも思っているけど。話がまとまんないね。ごめんね。

母は兄さんのことは大好きで兄さんのことになると狂気的な愛をむき出しにしてくる。母を1番に愛せ、と。家庭内で圧倒的権力を持っている母の発言力はでかく、私は劣っている子だと、愛されていないのだと自分を認識するようになった。惨めだ。

鬱の原因間違いなく家族なんだよなーでも家族ってひとまとまりにしたくはない。
小さな時からブラコンの私は、今でも兄ちゃんのことは大好き、ずっとずっとそれは変わんない。兄ちゃん自身も思い通りいかないことだらけの人生送ってきててそれでもめちゃくちゃ頑張って今まで生きてるから、本当に尊敬している。大人になって、話をする機会が増えて。兄ちゃんがどんな人間かを知るようになってから、兄ちゃんのことはもう信頼してる。味方だってわかってる。
だから、私にはにーちゃんっていう味方がいてくれるから、絶対もう負けないし、立ってられる。

これからの心持は家族のことなんか知ったこっちゃねえって気持ちで自分を大切に生きようってところかな。だって、小3のときから高2まで気張り続けて頑張ってきたんだぜ、すっごい大事な七年間をヒトに気使い続けて生きてきたんだよ。もう自分のことだけ考えて人生歩んでもいいでしょ。
はーすっきりした。最後まで読んだ人は書いた私によく頑張ったねってことでハートを押してくれると嬉しいです。
それでは。


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