ビジネス初心者が勢いでオンコンに出てみた話

こんにちは、naaです。
今回は、ビジネスを全く知らない、情報系大学生がオンコンに挑戦した話を書いていきます。

オンコンとは何か

オンコンとは、オンラインで完結するビジネスコンテスト型インターンシップです。毎月1回10日間で開催されており、私は第6回目のオンコン#6(2020/7/23~2020/8/1)に参加しました。

どうして出ようと思ったのか

簡単に言うとビジネススキルをつけるきっかけになればと思ったからです。

データサイエンティストを目指すうえで、プログラミングのスキルだけでなくビジネスのスキルも付けたいと思っていました。

私は、プログラミングにおいて他の人と比べて何か秀でているというわけではなく、むしろ苦手意識があったぐらいで、その領域のみで他の人と勝負するのは少し厳しいのかなと思っています。

そのため、プログラミングという武器だけでなく、他の武器、ビジネスという武器も身につけたかったのです。

また、3年生の時に参加したインターンが新規事業立案系が多く、自分はロジカルシンキングや情報の整理をすることが得意ということもあったので、そういった面を伸ばしたいと考えていました。

というわけで、そんなこんなで、オンコン参加を決意しました。

(実は、応募期間の最後の最後まで参加するか迷って、締め切り最終日に勢いに任せてチャレンジしました)
(なんだかんだ忙しい期間だったにも関わらず)

10日間は何したか

7/23 開会式

開会式でメンターさん・審査員紹介やオンコンの進め方のレクチャーがありました。
7/29までに予選のプレゼン動画を提出し、予選通過したチームのみ8/1のFinal Pitchに進めるという流れです。進めるのは20チーム中8チーム!

そして、開会式が終わるとチームメンバーと運命の対面をしました。

チーム編成は運営の方が様々な面から判断して決めてくれます。
チーム応募もあったみたいなんですけど、私は個人応募しました。(個人応募の方が圧倒的に多そうです。)

構成としては、高専生2人と大学生3人(私含め)の5人チームです。メンバーの年齢はバラバラで、私が最年長(4年生)でした。

全員ビジコン・オンコン初心者ということでドキドキのスタートでしたが、皆さん明るく話しやすい人ばかりだったでチーム編成は問題なくいい感じに始まりました。

7/24~7/29 予選動画の提出

テーマは5つの中から選ぶのですが、私たちのチームは「短期間で100人が愛してくれるサービスを考案せよ」というテーマで臨みました。
メンターさんは株式会社プロッセル代表取締役社長である横山和輝さん(通称:kikiさん)でした。(Twitter:@Kiki_Prossell)

しないといけないことはTrelloにまとまっていたので、それに沿って進めていきました。初心者でも進め方がわかりやすかったです。

私たちのチームは毎日だいたい20時半~24時の間に会議するようににしていました。
平日は授業があったりちょうどテスト期間だった人もいたのですが、協力して進められました。

詰まったときには、kikiさんに丁寧にメンタリングしていただきました。(メンタリングしていただくたび、kikiさん本当にすごいなぁって毎回感心していました)

7/29が予選動画の提出の締め切りとなっており、この締め切りまでにスライド作成と発表を完成させ、zoomでその様子を録画し、提出しました。

考えてきたことを5分でまとめるのがかなり難しかったです。

余談ですが、時間がなかったのでパワポのテンプレートを使ったのですが、パワポのテンプレートってめっちゃいい感じになるんですね。
今後バンバン使っていきたいと思いました。

7/30~7/31 質疑応答

提出した発表動画に対して、フィードバックと質問が返ってきました。

この返答も評価に加味されるので、質問に対してきちんと考えて答えました。

結果どうだったか

7/31 予選通過発表

残念ながら、予選通過は叶いませんでした。。。

ただ、自分たちで考えたサービスを発表しきったという達成感があったので大満足でした。

運営さんからは、スライドがかっこいいという意見や、サービス内容の具体性があって良いという意見、発想がいいという意見をいただいたのも純粋に嬉しかったです。

8/1 Final Pitch & 閉会式

予選通過したチームの発表を聞きました。

特にマネタイズ面や、市場規模などがしっかり考えられていて、とても感心しながら見ていました。プロトタイプを作っているチームもいくつかあり、実行力ってやっぱり大事だなって思いました。

10日間で何を学んだか

ビジネスに関して

ビジネスを考えるっていう点で私は誤解していた(少し甘く見ていた?)ことに気づきました。

というのも、私のチームは(私自身だけなのかな?)サービス内容の詳細にフォーカスを置いており、作成したスライドにも全面的に表れていました。

サービス内容をばかりを詰めるということは、ビジネスを考える点では不十分だったのです。しっかりとコストを考慮してマネタイズ面を考えたり、市場はどのくらいでその中でその事業はどのように成長していくのかということを考えたりすることが、ビジネスを考える上で重要であるということを実感しました。

これははフィードバックで主に指摘されたことで(「サービスの紹介資料のようだ」など)、Final Pitchを見ていても感じたことでした。

単純にこんなサービスがいいなというのではなく、実際に事業を立ち上げる想定でもっと具体的なことを考えないといけなかったのです。私たちの中ではは考えているつもりではいたのですが、予選通過したチームを見ているとまだまだ足りなかったことが浮き彫りになりました。

想像していたよりも事業を考えるというのは奥が深いものだなと思いました。(まあ当然ですね)

これに気づけた分、少し成長できたのかなと思います。

他にも学べたこととして、「リーンキャンバス」「アーリーアダプター」などのビジネス用語も学ぶことができました。

自分に関して

これは以前から考えていたことなんですが、自分はいわゆる「発散型というより収束型」だということがわかりました。

何かアイデアを発想するというより出てきたアイデアを整理していく方が得意だなと感じました。足りない発想力を養っていきたいというのとともに、さらにこの情報整理力を伸ばしていければと改めて思いました。

また、ビジネスに関してかじった結果、私は(ビジネスを)考えるのは好きだけど、実際に起業をしたいかというとそうではないということが分かりました。

色々挑戦すると、自分が将来どうありたいかが固まってきて良きですね。

チームに関して

チームに関してはかなり恵まれていました。チームで何か一つのことを協力していくにあたって、やはり心理的安全性が必要なのかなと思いました。今回意見を言いやすい空気感であったために、アイデアのブラッシュアップが進みました。

オンラインということもあって仲良くなれるか最初のうちは不安でしたが、雑談を重ねるごとに仲良くなれた気がします。雑談も大事。

あと、これも当然ですが、議事録って大事ですね。以前にユーザビリティテストで書記をやっていた経験を生かして、私は議事録の書記に徹してました。些細なことでも議事録に残しておくことって大事だと思いました。また、会議に参加できていないメンバーが、その会議であったことを知るためにも議事録は重要です。

最後に

勢いだけでオンコンに参加しましたが、かなり濃い10日間を過ごしました。
この10日間は研究そっちのけでオンコンに全力投球似ていました。

私たちが考えたアイデアがビジコン関連だったのもあって、運営として一緒にやらないかというお誘いもいただいて嬉しかったです。

何から何までオンコン運営の方、ありがとうございました。

また参加したいですね!
研究を何とかしてから、余裕のある時にじっくり参加したいです!


ちなみに、次回開催であるオンコン#7が現在参加募集されています。

聞いたところによると、次回はユニクロ元CFOやぐるなびの社長さんが審査員らしいです。豪華すぎる!

ビジネスコンテストに興味のある学生さんはぜひ!

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