赤頭巾とオオカミ
自身が約束の遵守は選択的と思ってる人達は、約束する相手も同じと信じてる。だから、法治を理解して無い人達にとって安全保障は武力、それも仮想敵国を上廻わる火力しか無い。
此処で白人が想定している戦争は、日本人が普通考えるお城を攻落して領地を奪うというタイプの戦争では無く、軍隊が一時的に地域を占領し管理下に起き一般市民から略奪の限りを尽し、獲る物が無くなったら次に移るといった小規模ホロコーストの連続です。だから、集団自衛という発想になる、つまり、皆で標的になった地域を守るって感じです。スウェーデンとノルウェーがNATOに飛び込んだのも其が動機でしょう。
ロシアが実際に略奪を目的とした戦争を計画してるか否かは別にして、白人達はロシアの意図は其処だと信じてる。自分達の繁栄は其処から来てますから、ロシアも同じと考えるのは当然です。其状況下では、安心感を得る為の軍備拡大、其結果として緊張亢進は必至です。此が所謂「自由」の産物です。若し、相手方と自分方の双方に法治が存在するなら、軍需産業への投資よりもっと国民の生活を豊にする事業に投資可能です。
恐怖の下では知性は成長しません。知性の成長無くして法治の実現は無い。白人は欧州が平和な時は西アジアやアフリカで略奪戦争して知性を磨か無かった。結局、文化・宗教が知性の発育を阻害する様に設定されてるのが、お侍文化です。
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