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自分家のPCに"召使"が居ると何が楽しい?

微軟が「Copilot+ PC」を発表しました。そこで、自分で新しいPCを買ってCopilot+ PCを試す価値が有るか否か考えてみました。取り敢えずの評価は、微軟にとって大きな方向転換なので何の位革新的か見てみたい気はします。微軟は、是迄オフィイス製品でクラウド上のサブスクリプションを収益構造の中心にしてると理解してたのが、クラウドを捨て、自分家でPCを使う人達にOSを売って収入を得る戦略に切り替えた。確かに、世界中のPCの内、9割近くはWIndowsがインストールされて出荷されますので、OSに十分課金出来れば美味しいに違い無い。その為の起爆剤が小型の人工知能って感じかと。OpenAIとは異なった戦略です。

今回、微軟が提唱する人工知能の使用目的は、個人が自分家の為に買えるPCに其PCの性能に見当った人口知能を搭載し、人間がPCを使ってする仕事の補佐をする。此処売りにしていた人より優れた知能を持つ人工知能では無く、ちょっと物忘れした時の忘れ物探しのお手伝いするって程度の知能です。それで、必要な機能に合せて複数の人工知能を用意する訳です。此ならクラウドは必須では無く成る。

同時に、此方法論だと、「神経回路網の高次機能」の壁を越えれる可能性が有る。

入口で門番と調整役 (緑)が信号を受けて、門番が信号処理してる間に調整役が担当の回路網を選択する。指名された神経回路網での情報処理が終ると、演者が求められた形式に情報を整理して出力するって感じです。

此処で気になるのがPhi-3の性能です。微軟が社運を掛けて推進してる訳だし、十分な評価はされてるでしょうが、自分で試したいって人は一杯居そうですね。という訳で、昨今停滞気味のPCの売上を促進しそうです。ただ、個人が買うには値段がチョット。欲を出せば32Gメモリー欲くなるし悩ましいトコロです。


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