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明るい老後の為に

高齢者の医療費が問題になってるけど、問題にしてるのは視野の狭い守銭奴みたいで短視野的な経済感覚しか持た無い様です。下のグラフは令和1年の全国家計構造調査の結果からの引用ですが、高度成長期に現役時代を過した高齢者は経済的に余裕の有る家庭が多いのが良く分ります。しかも、彼等は結構な年金を受け取ってる。因みに、全国家計構造調査は5年毎に行なわれている「国が実施する統計調査のうち特に重要な調査です。」(総務省統計局) 本年(2024年)10月11月に実施予定だそうです。


年齢区分別の1世帯当たり資産・負債現在高
2019年全国家計構造調査

他に成長が期待される産業が無い現状からすると、現役世代の高齢者医療の産出すビジネスに対する依存度は減ら無い。同時に、年寄にとっては、現役時代に一生懸命働いて貯めた財産だから大事に使いたいという事で贅沢を避けて生活してる人が多いでしょうから、医療が手っ取り早く消費を促すビジネス機会というのは分り易い。一方で、病気では高齢者を一層不活化させてお金が眠ってしまう。 如何すれば彼等にお金を使ってもらう事で経済を活性化出来るか?

簡単に言うと、高齢者医療産業の成長は、病気の高齢者の増加を意味します。それでは負のスパイラルです。マーケッテングの仕事は、コマーシャルの製作じゃ無く、顧客を見てニーズを造り出し、市場を創造する事です。年寄共通の興味は能力の維持 (老化の防止)です。現在知られてる老化防止法は頭脳と身体を使う事です。如何すれば年寄が外でお金を使って活動するか?

勿論、政府が高齢者が安心して消費にお金を使える環境を作るのが前提です。

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