ワクワク、ソワソワのあのコはだぁれ?

Jホラーを牽引する清水崇監督の最新作、「あのコはだぁれ?」を見ました!前情報は何もなく、ホラー映画に勝手に苦手意識をもっていたのですが、久しぶりに見ていてワクワクが止まらない邦画に出会えました。

作品の感想の前に、主演の渋谷凪咲ちゃんについて。
舞台挨拶で語っていた、卒業後の進路に対する強い意志を、作品を通して体現しているような印象を受けました。話していたのは、NMBを卒業する時に、二つのことに挑戦することを決めたということ。
その二つとは、①演技のお仕事 ②新しい自分を見つける
その両方を一気に叶える機会をいただいたと本人も話していた通り、ホラー女優としての凪咲ちゃんの魅力がたっぷりと伝わってきました。
それはきっと、彼女が纏っている柔らかく朗らかな雰囲気が、ホラーという暗くじめっとした舞台装置の中で光り輝くからなのかな〜と考えたりもしました。

作品自体の感想で言うと、全編通してしっかり怖かったです。
少なくとも一度、明確な「笑い」のシーンがあり、それまでの緊張を緩和するようなシーンだったのですが、その5分が救いに感じるくらい、全体的に「恐怖」が与える印象が非常に強かったです!!💦

特に画面から目を背けたくなったシーンが、人の体が地面に触れて人体の中身が崩れる音です。
たった一瞬なのに、すご〜く嫌な音で、人生で初めて聞いた気がします。
今後トラウマになりそうです、、、

この作品を見るまで、私はホラー映画に触れずに終わる人生を目指していました。(笑)
だけど、今後は忌避せずにホラーに触れることで怖さの中に面白さを見出していきたいと思えました。
ですが、開拓するにも劇場で観るべきだとは思います。家で1人で見るとたぶん寝れない気がします。^_^

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