モナカ
まいにちのつぶやき
日記:A面 最寄りのバス停には屋根がない。 太陽が容赦なく照りつける。 少し離れた位置にできた、ちっちゃな木陰に人が立っていた。私もそれに倣って横に並ぶ。 バスは遅れていた。その間にもまた一人、二人。 木陰が混みはじめた。 涼むために、人が集まって、、 逆おしくらまんじゅう、、、。 ふふっ、おもんな。 バスは10分遅れで到着した。 日記:B面 文字のお稽古の日。 先月から月一回、半年間で計六回のお稽古。 「あなたのローマ字を整える」 どんな文字を書けるようになりたいか
9/27 3行日記(毎日続けられる分だけを粛々と。気持ちよくなって書きたくてもとめる。いずれエネルギー切れを起こすから。) 10:40健康診断へ。お医者さん看護師さんみな笑顔でいい気分。ご飯屋「うな太郎」で肉豆腐定食を食べ、18時まで図書館。今日もカフェオレを買ってしまった。 きょうの加点 ・起きた・顔洗った・歯磨きした・病院行った・本読んだ・長めに歩いた・シャワー浴びた・水飲んだ・薬飲んだ・着替えた 1000点 9/28 大学の先輩と猫カフェへ。膝に乗ってきてくれて
きつい。
いつも、8月末から9月にかけてのこの時期はもの悲しくなっていた。鼻の先にふわ〜と漂うような切なさ。メンタル不調に悩まされるようになってからは一層その感覚が強くなっていたけど、この1、2年ほどはそれがほぼなくなっている。 ただ漠然と切ない気分になるのもつらいけど、なくなったらなくなったで、大事な感受性の一部が失われてしまったようで気がかりだ。 先週はまた潜っていた。何度も鳴る電話を無視し続け、歯磨きもしないし風呂にも入らない。要因はPMSか、躁うつの鬱か、季節の不調か。わから
9/5 簡単に言えば躁だった。ごくごく軽い躁。 4時に目が覚め、再び眠ることもできないので6時前から散歩へ繰り出す。ラジオ体操をやっていたのでじーちゃんばーちゃんの中にひっそり混ざってきた。終了後にひとしきりチヤホヤされて、きれいなきれいなお花の写真を見せてもらったりして気分よく帰ってきた。 散歩は躁を加速させる。 帰宅後あれもこれもと、いつかやりたいなと考えていたことを忙しなく思い浮かべてはそんな自分をいなしていた。 この頭の忙しなさは悪いばかりでもない。ふと、「そうだ、生
久々に日記書いてみようかな、って散歩しながら思って家に帰ったらその気をなくすってことを繰り返してた。 最近はといえば暇が多い生活をしているけど、かといってその時間で何かやろうという気力も湧かず、暇を持て余している。そこにあるのは惰性。 そんなこんなでベッドでぼんやりしていると結局私は何が好きで何が楽しくて生きてるんだろうか…と暗くなってくるので、あわてて散歩に出かける。 7月にはサカナクションのライブ生配信後の熱に浮かされてなにか書こうかなという気がしてたけど、随分と経って
なんか下書きにあったやつ投下 2/5 いつもより長めの滞在のあと、Kが帰る。ああ、さみしいと心の中では思いつつ何でもないフリして見送った。それから長い時間が経ってようやく、こういうとき率直に言ってみればいいのかと思い至る。いつも誰に対してもそうだ。自分と相手のいろいろを、あたまの中では行ったり来たり考えているのに、表に出るのは何も気にしてないような淡白な態度。もしかしたらそう思っているのはわたしだけで、すべてバレバレなのかもしれないけれど。 「言わなきゃ分かんないでしょ!」
7.5 こんばんは。 ここだけの話、今日はとんでもなく暑い日でした。 お気づきでしたか? これ、滑ってるのかな。 でも今日はこういう気分なので、このモードでいきます。 さっき外をふらついているときに気がついたんですけど、もう蝉、鳴いてるんですね。 本当に夏が来るんだな〜。 夏といえば、夕方にYouTubeで見てたダイアン津田のモーニングルーティンにも蝉の鳴き声が入ってて、ノスタルジックでした。 夏の朝、蝉の声、くつろぐ子ども、食べる津田。 なぜだか愛おしい気持ちになりま
6.4 通院。ちょっとコンビニ寄ってく?くらいの軽さでまた薬を増やしてみることに。試せるもんはどんどん試したいという気持ちもありつつ、これでいいのだろうかとも。 心臓のあたりが焼けただれたような心地がしていた。火傷のような物理的な痛みがあるのではなくて、精神的な感覚として。自分でもよく分からないが、「焼け野原」とか「焼け爛れた」とか、そういう表現が一番しっくりくるくらい激しい炎で焼き尽くされたあとの乾ききった感じとか、途方もなさを感じることがある。 どうにか落ち着きたくて、元
5.28 暗くした部屋で眠りに落ちるのを待つ時間に耐えられなくて、眠剤飲んだ。それでもそんなには寝れなくて、4時すぎ起床。 なんとなく今日は動ける気がして1週間ぶりのシャワーとゴミ捨てを済ませて、すき家で朝定食を食べた。ポツポツ、傘はいらないくらいの雨が降っていた。 もう3月からずっと、1週間くらい落ちては数日浮上を繰り返している。 またいつもの繰り返しだと失望しては胸が苦しくなって、生活の中で鬱が占める割合の多さにうなだれる。 もうすぐ、前職を辞めて1年が経ってしまう。何も
散歩に出かけた。 図書館とスーパーまでの往復、いつもより多め。 断片的な考えで頭の中が埋め尽くされた。 いま、ハイで、同時にロー。春だ。 人からの誘いと、過去の人からの勧めと、いまの気分。これらが目の前に揃ったから、物語を書いてみることにした。書き切れる気は1ミリもしない。書けたとして、私みたいな頭が足りなくて素直すぎる人間が書くものがおもしろくなるはずがない。 けれどもう、書く、と言ってしまった。 言ってしまった以上、書く方向で身体は動いている。 一応。 このハイもどう
4.1 昨日は夏のような陽気にさらされてムクムクと前向きな気持ちが湧いてきていたけれど、一転して今日はなんだか理由なくつらい。 朝は田んぼの泥みたいな眠気から抜け出せず5時間死闘を繰り広げた末にどうにかこうにか起き出した。 ハァ..とかフゥ、とかンン…とか、情けない声を吐き出しながら家のことをやって、市役所と歯医者へ行って散歩。 なんだか最近、しんどいとき声を出さずにはいられない。こうやって、ヨイショとか言うおばさんになっていくのか…? 明日から、大切な友人が遠方から遊び
1/30 炊きたて白ごはんみたく素朴にきらめく女児と、胸がつまる思いですれ違った月曜はおわった。 明け、出かける支度をしながら前日に読んだ文章のことを頭に浮かべ、だいじな気持ちを思いだす。ああそうだった。無理なく余裕をもって生きていたいけど、それを優先するあまり自分の可能性を放棄したくはない。そう思ってたんだった。あれを書いたおじさんが俺にはまだあれもこれもできるはずと言うんだから、私だってまだまだたくさんできることがあるはずなのだ。冷やご飯もあっためればもち食感と甘みアップ
1/29 午前中、やるべきことを後回しにしつつ人の日記を読んでいたら、28歳にしてそれまで避けてきたピンク色を好きになったという人がいてこれは、と思った。同い年、私も苦手なピンク色。この歳になってそんな変化が起こることもあるのだな。その人は、ピンク色を選ぶ自分の行動に「抑え切れない乙女心がある」と表現していた。 色以外の部分でもいかにも女の子らしいものが好きな母と姉への反発心みたいなものと、元々の性格が相まってずっと、自分の中の女性性に嫌悪感を感じていた。 でもよくよく考え
下書きに閉じ込めたままだった1/18 帰宅ラッシュの駅構内、前を行く女性が足首の後ろのところにスリットの入ったジーンズを履いていて、イカしてるなと思った。スリットから覗く肉厚リブの黒ソックスも、真っ黒のキャンパススニーカーも、くしゃくしゃっとペンで描いた風の旧ロゴの方のグレゴリーのリュックも、ラフなまとめ髪も、全部よくてなぜかちょっといい気分。 1/28 朝から散歩へ。久々にいつもの緑道を歩く。 定期的に更新される物騒な落書きの変遷を確認するのが、サブ目的。今までは造語や珍
1/27 縋るようにして歩いた。歩くことで何かが解決するわけでもないけど、解決に向けて動く自分に戻れるような気がして。 1週間弱、また寝込んでいた。ああまたか、という失望と諦念と少しの焦燥を感じながら、浮上の日を静かに待っていた。それは思ったよりも早くきて、夕方にずっと放置していた洗濯物を畳んで勢いそのままに外へ歩きに行った。そうしたら、堰き止められていた土石流が一気に流れ出すように、意欲も思考も感情も湧き出して、何が何だかわからないけれど涙が出そうになっていた。誰かに嘆き