お風呂入って後悔することはない
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炊きたて白ごはんみたく素朴にきらめく女児と、胸がつまる思いですれ違った月曜はおわった。
明け、出かける支度をしながら前日に読んだ文章のことを頭に浮かべ、だいじな気持ちを思いだす。ああそうだった。無理なく余裕をもって生きていたいけど、それを優先するあまり自分の可能性を放棄したくはない。そう思ってたんだった。あれを書いたおじさんが俺にはまだあれもこれもできるはずと言うんだから、私だってまだまだたくさんできることがあるはずなのだ。冷やご飯もあっためればもち食感と甘みアップ