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老後無限ループ、ぶち壊れる

1月下旬。最近毎日調子が悪い。だが熱はない。という日々が続いていた。そして気づくと生理が1週間以上遅れていた。今までこんなことは無かった。

これはもしや・・・?

4歳年下の夫は子供好きで、2人くらい欲しいな…と口癖のように言っていた。
その思いとは裏腹に私はまもなく40歳目前という年齢と将来への漠然たる不安から子供は少し諦めていた。
今は共働きで聊かではあるが自由に使えるお金も時間もある。だが老後の資金はまだまだこれから準備していかなくてはならないし、人生100年時代とも言われたこのご時世で仕事も何歳まで続けられるかわからない。

ここ数年は子供のことより自分や親の老後について考える時間が増えていた。

そんな中訪れたレディースクリニック(以前より何かと通院したいたところ)で新しい命が芽生えていることを告げられた時、今まで終わることのない不安や問題の無限ループがぶち壊され、歓喜の涙を流している自分がいた。こんなに嬉しいんや私…と、自分でも驚愕だった。


出生前診断
夫にもすぐ報告するととても喜んでくれたが、私が高齢出産になることから、出生前診断を受けることになった。

出生前診断には2種類あり、超音波検査で「形態異常」を調べる検査と血液や羊水などを採取して「染色体異常」を調べるものがある。

「形態異常」を調べる検査は医師が臓器や血液などの個体が正常な形態から著しく外れていないかを確認し、ダウン症である確率などを教えてくれます。これは基本的にエコー検査なので妊婦への身体の負担がありません。

「染色体異常」を調べる検査はその中でも非確定的検査と確定的検査があり、検査によって流産のリスクも若干あり、また費用も高額に。

どれを受けるか迷ったが、奇跡的に宿った命、出来る限りは産みたい。ひとまず精密な超音波検査の胎児ドックを受けてみて、問題無ければもう産もう。そこで異常がでたら、もう1つ上の検査をしよう。

次回、胎児ドック体験記。の前に、つわり奮闘記。



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