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【11】#読書 北欧こじらせ日記 週末北欧部chika

こちらの本を読みました。
感想を書きます。

フィンランドとの出会い、旅行してみて、日本に帰ってから週末だけ北欧を楽しんでいること、フィンランドのお友達と3週間お家を交換して、フィンランドに住んでみたこと、などなどフィンランド(北欧)のことが盛りだくさんで書いてありました。

また、フィンランドとのつながりを継続しながらの、作者のキャリア形成の仕方がとても参考になります。

 北欧就活

フィンランドから帰国し北欧愛冷めやらぬ私は
「そうだ!!北欧系の会社に就職しよう!!」
そうすればずっと北欧に携われる!
とひらめいた。
(中略)
ひたすら検索エンジンで日本中の北欧系企業を探し、新卒採用をしていなくてもとにかくアプローチしてみた。

本文より

すごい情熱です。

キャリアの考え方           

キャリアには「山登り型」 と「川下り型」 2つの考え方があるよ。
「山登り型」
ゴールを決めてそれを目指して逆算しながらキャリアをつくっていくパターンで、目指す職業や分野が決まっている人に多いキャリア形成。最短ルートを考えて必要な経験やスキルを積み、いち早く目指すキャリアに到達することができる。

「川下り型」
ゴールを決めずに、流れに身を任せながら進むようにキャリアを作っていくパターンで、やりたいことがわからない人や、大手企業の総合職に多いキャリア形成。
思いがけない出会いや機会を生かしながらスキルや学びを身につけて、自分が本当にやりたいことに気づいたり、専門性を高めたい分野に出会うきっかけを得ていく。ある程度方向が決まって来たときには、「山登り型」にチャレンジしていく。
(中略)

色んな道を模索するのに、今の環境を諦める必要はない。できる範囲で体験してみたり、すでに実現している人の話を聞いてみたり…気になる分野があれば「自分に合うかどうか」を試してみることで、思いがけない出会いや学びがあり、それによって少しずつ「選べる選択肢」が増えていくのだと思う。            

本文より

キャリア・トランジション・モデル

キャリア・トランジション・モデルとは、キャリアの「節目」をデザインしながら、節目以外は「偶然」を楽しもうという考え方。
「どこを目指すのか」という方向性は持ちながらも、節目節目で寄り道したり、あえて曲がったりしながらも少しずつ理想に近づいていく。

本文より


公園にて


タイトルから想像して読んでいたら、途中から、どこがこじらせているの?と思ってしまいました。自分の好きなものをしっかり分析して、でも現実的に働くということも妥協せず、キャリア形成まで実現していらっしゃる。
現実と夢の実現を詳しく描いた地に足ついた本でした。
参考になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。






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