【企画参加】 令和版百人一首 恋の巻 〜 冬の部③
♪暑中〜御見舞申し上げます〜🍬
猛暑の中みなさんいかがお過ごしですか?
姐さんは久々の暑さを満喫しながら、涼しくなれるような冬の歌を考えております。
そして同時に日本の工芸も。
今更ながら目を見張る思いですん。
三羽烏さんの
令和版百人一首 恋の巻 冬の部。
こちらの記事を貼り付けるのを忘れずに😅
さて、みなさんはいかがですか?
そこで今日はこんな歌。
星きらり 北斗七星見上げつつ
上がり調子は 我のモノなり
三日月 巴
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多趣味の徳次、今日は茶道具が気になって日本橋で足を止めた。ふと柄杓が気になる。合と柄の接合部が肝心とは男女もまた同じ。
千家に薮内、遠州流等、流派季節により変わる形は約百種。茶筅と同じく、竹は奈良。伐り出した青竹は二月置き水分を抜く。その後油抜き、天日干しで寝かし三年。モノはいつまでも青竹でいたい。
柄は合口から太くしっかりと、先端の切り止に向かい細くなる。太さはここでも肝心か。角度も重要でぴたりと釜の口に落ち着くが良し。成程己の柄も文香へぴたりと嵌ると極上の喜びだ。角度良ければ文香が百舌の鳴き声を上げる。太さ角度はかくも重要なり。
外へ出て空を見上げればきらりと連なる北斗七星、あいつも柄杓。あの柄がむくむく上がるにつれて文香も乱れ、柄杓から流れる液体がぽってりした口びるへと注がれる様。己のモノも上がり調子となってゆく。ぶるりときたのは武者震いだろうか。
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手仕事ニッポン。
アッパレ職人さん!
精巧な伝統とはこのことなり。
あはん♥
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