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山本英臣とピーターウタカ

ヴァンフォーレ甲府には40代の選手が2人いる。
山本英臣選手ピーターウタカ選手だ。

おみさんは在籍22年目、甲府のレジェンドだ。
ウタさんはベルギー、デンマーク、中国、日本と活躍してきてる選手。甲府在籍は2度目になる。

いるだけで空気が変わると言われてるおみさん。
ウタさんは選手にもサポーターにも本当に温厚な人。

□アウェイいわき戦での出来事

そんな温厚なウタさんが先日6月16日アウェイいわき戦で激怒するシーンがあった。
試合時間83分45秒あたりのシーンだ。

流れ的には
①木村卓斗選手がファールをもらう
②いわきのFK
③カメラ外で揉めだして主審が中に入って制止する


解説の方も「何か言葉で言われたのか?」とおっしゃってたので、ウタさんに何か言ったのか!?と私は感じた。
甲府サポ歴浅いとは言えど…ウタさんのあんな激怒するシーンは今まで見たことない気がする。
多少の言い合いはあっても、味方である荒木翔選手の手を払い除けてまで制御不能になることは今まで見たこともない。

主審が入ってもウタさんは止まらない。
あの(失礼)今津佑太選手が止めに入ったくらいだからよっぽどのことなんだと推測していた。

試合後もウタさんが激怒することなんて無いのに…とTLがざわざわしてたのは言うまでもなく。
ただあくまで何が起きたか推測でしかなくて、ウタさんをそこまでにさせる何かがあるならクラブ側も意見書を出して欲しいと私は𝕏(以下Twitter)で発信した。

そして今朝の山梨日日新聞でこんな記事が出る。

細かい内容は(有料記事なので)言及を避けるが…ざっくりさせるなら
【相手選手のおみさんへのリスペクトが無かった】
ということだ。

改めてDAZNで見返してみる。
先程記述した時間から見ると確かに相手選手に何か言われたのかおみさんが自ら抗議して去っている。
その後のウタさん激怒。

何を言われたか、何を言ったのか…
そこは当人同士にしかわからないことだけども、あれだけウタさんが激怒して仲間の制止を振り払ってでも相手選手に詰め寄っただけの理由がそこにはあったんだなと。

ウタさんは「こっちは歳上なんだぞ!!敬え!」ってことを言ってるのではなく、ピッチ上では年齢関係なくお互いにリスペクトを持って闘わなくてはならないことを伝えたかったのかなと私は捉えた。

いわきの選手がリスペクトに欠ける言葉をおみさんに投げかけてウタさん激怒…という流れだったんだろう。

いわきの選手を批判するつもりはないが、この騒動の発端になったであろう選手はきっとモヤモヤしてるんだろうなと思う。
いつか彼が現役を続けてる中で同じことを相手選手から言われた時にきっとわかることなんじゃないかな。

リスペクト厨云々な話もチラホラ出る時あるけども…
やはりスポーツマンシップという言葉がある以上は選手もスタッフもお互いリスペクトを持って試合をして欲しい。
ただそれは選手やスタッフに限らず、サポーターも持たないといけない。

前回の記事ではないけど、リスペクトの無い薄っぺらい言葉やブーイングはいらないと私は思ってる。

余談だが…
私はおみさんと同じ歳で、おみさんを尊敬している。
先日ヴァンクラブ(ヴァンフォーレ甲府のファンクラブ)会員から抽選でサッカー体験が出来るというものに参加した。
詳細はまた別記事で書こうと思うけども…
あのフルコートを90分走ってるんだ…こちとら10分も走れなかったんですけど!!!状態。
おみさんもすごいし、サッカー選手ってすごいな!!と改めて実感出来たんだよね。

全ての選手をすごいと感じてるけど…
40代でも現役で甲府のために走ってくれてるおみさんとウタさんには本当尊敬でしかない。

40代捨てたもんじゃないなほんと。
私もおみさんやウタさんみたいに視野の広い人間になりたい。

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