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主観分析:とぅば声質/音色まとめ(🧸編)

彼は“廃れ、荒れ果ててしまった都会の真夜中。遠くに見えてくる柔らかな希望の光” そんな声だと思っています。

SF映画のように、繁栄している未来都市が外敵からの侵略によって全てが破壊され、何十年か経った場所に1人佇む青年。虚無感のまま当てもなく彷徨い続けていると、道の先に何か…一筋の光のようなものを見つける。手を伸ばせば柔らかく青年を包み込んでくれそうな…

そんなBEOMGYUの声について、超個人的主観で分析してみようと思います!


音域について

彼の音域について、先ずは簡単に感じたことを書いてみようと思います。
彼は完全なるminorの音色。5人の中で断トツ。元々、普段の声も低いのもあるけれど、楽曲の中では1番低音域を任されている印象。だからといって高音域が苦手とか、歌いにくいような感じは全くなくて。じゃあなぜ低音域パートが多いのか…それはただ(後々に詳しく書きますが)発声の方法が響きやすい音になっていることと、表現力が豊かだからだと思っています。


発声の仕方

では、発声方法と声の響き方を。
基本的にBEOMGYUって普段の時も声帯…というか喉~口の空間(まとめると“共鳴腔”という空間)全開ですよね?元々の声帯自体も太いんだと思います。だから響かせるのが上手い。そこに…これほんと生まれ持った才能だと思うくらいに、一緒に出す息の量が多い!その息のおかげで儚さ抜群、TXT1のminor声に聴こえてくるのかな?と。
それに、息の量が多いと響き方の音の線って大きな曲線を描くようなイメージあるけど、割と放つ音の線は真っ直ぐで。真っ直ぐなんだけど、腹の底からじわじわと侵食されるようなイメージ?伝わりますか?笑
だからと言って儚さばかりじゃなくて、音圧強めな声色も出せちゃうし(特に低音域)、息の量を調節できるのかな?割とフォール(歌詞のフレーズの語尾を下げて歌う)とかエッジ(歌いだしとかの歌詞の母音に濁点入れる)を聴かせるところだったり、声帯を縮める?感じの時のの息の使い方が曲調によって変化してて…あれ?この人凄くない???(凄い人です)


高音域

高音域での音色を初めて聴いた時、儚さはあるんだけど、幻想的だなぁと感じたんです。何故なら高音の時、裏声+多量の息で歌い上げるから、現実からかけ離れた感覚に陥りました。majorの楽曲でも印象をガラッと変えてくる。(20㎝とかRoller Coasterとかとか…)他のメンバーと同じ音程のはずなのに印象が変わってくると、楽曲としても世界観が広がってくるから、切なさだったり、深みが増しているような気がしてます。
あと、これは中~低音域にも繋がってくるんだけど、ただ滑らかに歌うだけじゃなくて、ちゃんとリズムがしっかりわかる歌い方なんだよね。穏やかさとか柔らかさも感じられる声だけど、リズム感があるから広い範囲で見える明るさではなくて、1つの点のような仄かな光…な感じがしています。


中~低音域

これは言わずもがな。放つ光はないくらいの儚さ。もうすぐ壊れて消えてしまうのでは…?と感じてしまうくらいの声。…ただ、それは息の量が多い時の場合で。特にバラード曲とか割とテンポが速くない曲だとより儚さ増すし、ビブラートとか声帯自体を縮めるようにすると、不穏さも醸し出しちゃう。でもBEOMGYUはここで終わらない。音圧強めに歌えちゃうんだよ…
ただYEONJUNとは違って、鋭いというよりも太くて強い。5人の中で1番男らしい声になる。それがまた楽曲にいい世界観を与えてくれている感じがしています。この2つの声色=建造物が壊れ、大きなコンクリートの塊がゴロゴロと道路に落ちていたり、冷たさのある機械的な光…電球?蛍光灯?が点いたり消えたりしているように感じ取れています。


まとめ

BEOMGYUの音色について色々と分析した結果、彼って楽曲の雰囲気とか世界観を重視して歌っているような気がしています。これってBEOMGYUがダンスでの表情管理において、楽曲に入り込んで表現している現象と同じなんだろうな…と感じました。言うなれば“憑依型人間”
BEOMGYUって繊細な面を見せる時もあれば、感性の中に美しさや綺麗さを持ち合わせているから、作り出す楽曲も儚いけれど旋律が美しくて綺麗。その時の感情が表れるような気がしています。

…あれ?そう考えると、私が育った( )某J界隈の堂本剛と似ているのでは…???って最近思ってます。笑
悔しいことに某J界隈のサブスク解禁、最近過ぎて添付できる公式のやつあまりないから載せられませんが(…悔しい)、剛さんの初期のソロ曲(街とか十二月とかね)がめちゃくちゃ似合うと確信しております。気になった方居ましたら、ぜひ検索を…!

そんなBEOMGYUがいるTXT…新たな自作曲があるなら、その世界観を歌う5人が楽しみで仕方ない!

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