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主観分析:とぅば声質/音色まとめ(🦊編)

彼は “水中から見上げる泡の煌めきと深海に溶けゆく氷” を持つ声だと思います。

太陽が眩しい時間、水中から空を見上げると揺らめく光と一緒に見ることのできる泡の煌めき。そこから爽やかさや明るさを感じるけれど、どこか儚さもある。
そして沈んでいけばいくほど太陽の光が届かなくなる深海。深くなるほど孤独と寂しさを感じる中、突き刺すほどの冷たい氷が溶けていくような。

そんなYEONJUNの声について、前回同様、超個人的主観で分析してみたいと思います!


音域について

彼の音域について簡単に感じたことを書いてみようと思います。
どちらかと言えばmajor寄りな音色。5人の中では2番目くらいにmajorな声だと思っています。楽曲から感じ取れるのは、高音域も低音域も卒なく歌いこなすけれど、どちらかと言えば低音域を任される歌割りが多い印象です。
また、裏声で高音域を担うより、ぎりぎり地声で歌える高音域を担う印象もあるかな…

発声の仕方

先ず彼の声は“唯一無二”。本当にこの言葉に尽きる。話すときの声含め、もの凄く印象に残りやすい声。その声があるからこそ楽曲が引き立っていると思います。
音圧が強いんだよね。声自体に芯がある感じ?鋭さやハリがあるようにも聴き取れます。直線的な音に聴こえるんだけど、私は後頭部辺りから音が響いてくるような印象です。恐らく、声帯部分を上手く揺らして響かせているんだと思います。使い方が本当に上手。声帯の1部分を使うというより、全体を使って発声しているから、歌い疲れていてもノイズが入ったり、声がひっくり返ったりしないんじゃないかな…(羨ましい)


高音域

音が直線的+印象的な声=楽曲の良いアクセント
ここで彼の楽曲を解釈したことによる雰囲気が加わることで、音色に変化が起こるんです……majorの楽曲になると本当に爽やか。特に歌割りでマンネズが前後に居るとより爽やかさが出てくる。
あと恐らく洋楽のノリ?ニュアンス?を持っているんだと思うんです。それが相乗効果になって高音域の爽やかさに繋がってきているのでは…と。
テクニックとしては、高音(裏声)への繋ぎが上手い。そして安定的。裏声が多めの曲になると、綿菓子のようにすぐ溶けて甘さも無くなってしまう儚さが出てきます。
爽やかさと儚さって同じ部類では無いはずなのに、、そんな不思議さが泡の大小だったり、煌めき方の違いのように感じ取れるんですよね。


中~低音域

こちらの音域になると、音圧による鋭さ、楽曲によっては冷たさや寂しさを感じてしまうのです。印象がバラバラなのは、彼の歌唱テクニックのせい…(もちろん良い意味でね!)ただ、全ての楽曲で言える事としては、楽曲のメッセージ性が強調される音色。深海のような深みが増すんだよね、こういう印象的な声質の人って。だからRAP歌うの大正解!な声。よりインパクトを与えられる良い声なんだと思います。

ここでちょっと私の大好き、脱線話を…笑
某J事務所で私が(まぁ今も、になるのかな?)ゆるゆる応援している浜中文一くんという人が居りまして。実は彼も印象的(独特)な歌声の持ち主で。

(某J事務所なので、たくさん歌っている動画を載せたくても、公式じゃないものが多いのでこれにしました…本当は色々あるんですよ……)
事務所の先輩である屋良っちと共演した際の楽曲です。これに関しても、いつか姉さんの話とか舞台の感想とか語ると長くなるので割愛です。が。
文ちゃんの低音の響き方(1:33~)、、どことなくYEONJUNと似ていませんか?YEONJUNの声を聴いた瞬間、私の脳内では完全一致しました。


まとめ

私の中で、初めてとぅばちゃんの声を聴いて衝撃が走った人その②のYEONJUN(…じゃあ①誰だよ。って話なんですけど、それはまた後日)
SOOBINが“バランスの良い声”ならYEONJUNは“変幻自在”かな。澄み切った青海原の海中、深さや泡の大きさによって色んな印象を見せるように、楽曲によって印象がガラッと変化する。
これは、本人の見た目と性格のギャップだったり、アイドルとしての芯の強さや周りの人たちへの優しさからも感じ取れているような気もします。
この強みが彼らの楽曲の幅広さにも繋がって、色んなコンセプトを消化できる1つの要因になっているのかな?なんて思っています。

そんなYEONJUNがいるTXT…次のコンセプトは何かな?期待しかないね!

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