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Slow Rabbitにむの2022 とぅばちゃんMOMENT

とぅばちゃん × KinKi Kidsについての記事をぼちぼち書いてはいるものの、ここ最近投稿されたWeverse記事で衝撃を受けたんです色んな意味で。

まぁ、その記事はこちら。

そう、我らが(?)Slow Rabbitにむ(この記事ではスロラビニムと表記していきます)ですね。このnoteを通じて私はとぅばちゃんの声色を分析していますが、とぅばちゃんと実際に関わって制作している方からの話はめちゃくちゃレア…!しかも文章化されてるの神か………?!と。

正直なところ、とぅばちゃんを知ってからスロラビニムの存在を知りまして。語るにはまだ知識も認識も浅いのですが、スロラビニムの発言したとぅばちゃん5人の歌声について私なりの解釈を語っていこうかと思っています。
(今回の楽曲がGBGBなのでとりあえずMVも載せておきます。聴きながら見て頂けると〜!)

🐰


“ファルセットが本当に魅力的”
“確実にいなければできないプレコーラスだった”
“沢山の素質と才能の持ち主”

SOOBINのプレコーラス…Bメロと言った方が分かりやすい?かと思いますが、確かに「부서진 기분은 왠지 나쁘지 않아」から急に楽曲の雰囲気が変化するんです。もちろんリズムの音がなくて必要な重低音のみでの構成になっているのも要因のひとつなんだけれど、楽曲の音が少ない分、メインになる音(歌声)の鳴り方が重要になると思ってて。ファルセット自体もそうだし、喉の鳴らし方(地声からファルセットに変化させるところ)も綺麗なSOOBINなので、上手く表現したなぁ…と感心してました(勝手に)。
毎回レコーディングをしていく中でスロラビニムが思ってもない角度から歌唱表現が飛び込んでくるのかもしれないですよね…じゃないと沢山の素質と才能を持ってる、なんて言葉で語らないと思います。SOOBINはもちろんのこと、メンバー5人の歌唱力の成長を見守ってくれているような感じ…?
スロラビニムにとってSOOBINは新たな表現の発見、変化をさせてくれる声の人なんだろうな。と。

🦊


“歌声や歌詞の表現の仕方がずば抜けている”
“このサビのメイン部分はYEONJUNさんでなければだめ”
“感覚が鋭く、センスもあり、曲に合わせた流れも上手く作っている”

いや、あのさ。この人(この人)クリエイター側なんよ(言い方)…松◯潤なんよ(そうじゃない)
先ずYEONJUNの感覚もセンスも幼少期からの経験(海外生活とか含め)が土台にあって、自分が好き!ってなった分野に対しての知識が深くなっていったから。って部分と意識的に幅広い視野で物事を捉えようとした結果だと思ってて。
どちらも相反するものの見方みたいに感じるけど、違うからこそ本人が表現しようとする時に使う引き出しが沢山あるんだろうな…って最近よく考えてました。

ちょっと話はズレるんですが、最近のTODO観て思った事がありまして。これはYEONJUNだけではなくて5人全員そうなんですけれども、、このパントマイムの回、私めちゃくちゃ凄いと思ったんです。

ミュージカル俳優さんのオタクをしてから知った(まぁちょいちょいJ界隈でも話は聞こえてた)ワークショップなる演技とか色々とお勉強出来る講義みたいなやつがあるんですが、彼らも似たような事をしてるんだろうな。と思ったんです。理由としては1人ずつテーマに沿ってパントマイムで物語を進める時、すぐに色んな情景や心情をぽんぽんぽんぽん(大事なので2回言いました)あげてて、こういうのって想像力ももちろん大事なんだけれど、それをすぐに表現するってそれなりの経験がないと出来ない事なんじゃないの…と


はい、話戻しますね。
今までの楽曲のサビってここ最近は特にマンネズちゃんたちから入る事が多いですよね…(確か)?スロラビニムが話の中で
・GBGBでタイトル曲として初めて“強烈”で“強い”コンセプトにした
・幼い少年から音楽的にも外見的にも成長するグループだと見せたい
・アーティストとしての伸びしろを見せた
・次作への方向をより明確に導くガソリン
と話していたのですが、彼らの長編物語を起承転結で言うならば、今回のGBGBからが転の始まり?と勝手に感じてて。その転換期に必要な声と表現を生み出してくれるのがYEONJUNだったのかな?と思いました。
スロラビニムにとってYEONJUNは楽曲への深みをより与えてくれるクリエイターのような人なのかもしれません。

🧸


“声のトーン、特にロートーンがとても良い”
“そのトーンを活かせるようにした”
“イントロの速さと発音な難しさに対して上手く歌いこなす”

やっぱりここで唯一無二の声の質感をスロラビニムは語ってるんですよね。前にnoteで投稿した時にも書きましたが、圧倒的な息の量を歌声に乗せられる人だけれどしっかりとした硬さのある声も出せるので、推測ではあるけれど、もしかしたらその質感の話をしているのかな?と感じました。
あと、彼の元々持ってるリズム感覚ってほんと細かいビート音も逃していない感じがするので、こういうスピード感あるメロディーもカチッとハマればハマるんだな。と納得したと言いますか…あれ何の音なのかな、、ボンゴ?コンガ?みたいな音のリズム。ビート音だけじゃなくあの音のリズムも捉えて歌ってるように聴こえてて。音の魔術師みたいなんだよね、BEOMGYU…
スロラビニムにとってBEOMGYUは独特なフレーズ感だったり、曲のポイントになる部分を自然と任せたくなる人なのかな。

🐿


“感情を上手く掴む”
“特有のか細いながらも不思議な魅力”
“見えない部分のディテールを作る隠れた立役者”

TAEHYUNの声、大好きでしょスロラビニム…
メッセージ性を強く出したい楽曲(まぁほとんどなんですけども…)のサビに歌わせたくなるなる声って事なんだろうな。
“か細い〜”って表現してるのも何となくですがわかるんです。TAEHYUNの声質について書いた時【真っ直ぐ突き抜けていく音は強いのに、どこか透き通っているような。鋭い時もあるんだけど、基本的には甘くて優しい】って表現して書いたのですが、恐らく私が感じている透き通っているような感覚がスロラビニムの話す“か細い”という部分なのかな?と思います。透き通っているから耳に入りやすい…だから感情を掴むのかと、、
TAEHYUNの声って本当に変な雑音が無いと言うか…ちょっとしたクセはあるんだけど、雑味が混ざってる訳ではない。そういう声だからこそコーラスを重ねても主張し過ぎない音色を出せちゃうのかもしれません。
スロラビニムにとってTAEHYUNは楽曲の中で様々な挑戦をさせたくなる人なのかも。

🐧


“強い曲やバラード、ダンス曲を上手く捉える”
“ガイドボーカルの様なことも上手くこなす”
“メンバー間のパートを融合させてくれる役割”

ここ!ここなんです!私が1番衝撃というか共感した部分が!!!!!!!!(圧が強い)
私が主観的に感じていた音色がスロラビニムと合致した…!って密かに沸いてしまったんですよ(笑)
HUENINGKAIの声質について以前書いた時【MajorにもⅯinorにもなれちゃう声。なぜなら個人的にどちらの調にも変化出来る雰囲気を感じているから】また、【1番クセがない声。クセがない=面白味のない声、ではなく、クセがない=どんな音域にでも溶け込める最強の声】と表現しました。
歌手の方々が耳にするガイドボーカルの歌声ってクセがないように歌わないと、歌手側がガイドボーカルの表現に引っ張られてしまう…のような事を結構前に何かの文章で読んだことがあるんです。覚えやすい(分かりやすい)音色で歌う、と言い換えると分かりやすいですかね……?スロラビニムの見解を読んで「HUENINGKAIのガイドボーカル、、わかる気がする」って思いました。クセが無いからこその強みじゃないかな。と。
そしてメンバー間のパートを融合……!正にどちらの調にもなれちゃうHUENINGKAIだからこそ成せる技!調和させてくれるんです彼の声。ただ、それだけじゃなく本人作曲の楽曲も含め、美しいというのも理由の1つにあるのかも…?
スロラビニムにとってHUENINGKAIは美しくも儚い調和を作り出すような人なのかもしれません。

まとめ


メンバー別にそれぞれ私の解釈含めて書いてきましたが、スロラビニムは5人の声の特性や力量を掴みながら楽曲や歌割り・コーラスを作り上げてくれているんだと思いました。ただそれだけじゃなくて、彼らの可能性を信じて技術面での課題も与えてより良い楽曲にしようと高みを目指す姿勢、また彼らからの提案や表現を受け入れてブラッシュアップする演出家のようにも感じています。

まだまだスロラビニムについて知識が浅い私ですが、これからも楽曲を通して彼らの歌声、歌割り(コーラス含む)でスロラビニムが表現したかった楽曲の世界観を分析解釈出来たらと思いました!

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