見出し画像

リアルライフゲーム第15話「人生攻略に裏ルートがある?」

注)本作品は「人生をゲームのように攻略する」をテーマにした『リアルライフゲーム構想』において各種ツールや考え方を整理するための創作です。本構想がゲーム化・アプリ化・漫画化・映像化・作品化したらいいなと思っています。

全記事はこちら


リアルライフゲームの

王道じゃない攻略方法



なんだか

面白そうだな。

そうですね

ゲームには
「王道」や「正攻法」
があるかと思います

ですが
それだけでなく
「裏技」「TAS」
「縛りプレイ」

など

「王道」以外の
楽しみ方がありますね

リアルライフゲームでも
「王道」を行くために
チュートリアルを
ご案内してきましたが

王道ではない
「裏ルート」
のようなものも
あるかもしれません

王道と裏ルートね、

裏ルートって好きなんだよな、

ズルみたいだけど、

最終的に勝ってるみたいな。

でも

「かもしれません」

ってことは、

あるかどうか

分からないってこと?

そうですね

「裏ルート」
と言えるほどに
確立したものかは
分かりません

また
最初は「裏ルート」
という扱いだとしても

それが効果的で
有効的な手段
なら

それが
「王道」

になるべきかと思います

また

「王道」は
「多くの人が進んでいる」

という
イメージもあります

ですが

「多くの人がそうしてる」
「みんなが選んでるっぽい」
だから
「この道で良いんだ」
というのは
脳死プレイです

リアルライフゲームは
「自分における攻略ルート」
を模索するものです

なので
どんなルートであろうが
脳死プレイはやめましょう

これは「ゲーム」ですから
楽しんでほしいものです
脳死プレイはつまらないですから

「脳死プレイ」

そうだな、

人生がテーマのゲームで、

脳死プレイは良くないよな

つまらなくなるというのも

なんとなく分かった…

要は

王道だけでなく、

裏ルートでも何でも

色々な選択肢を知って、

「自分にとってのベスト」

を選べば良いわけだな。

そうですね

ではまず
裏ルートを知る前に

王道を確認しましょう
覚えていますか?

前にやったな…

確かこうだったか?

「人生を良くするケツイ」

②「自己理解を進める」

③「理想を描く」

④「MAPを作る」

⑤「実行する」

そうですね
補足すれば
それが「王道」
メインルート
です

ここからすこし
外れたものや
手順を変えたり飛ばすもの

あるいは
この考えに逆行するモノも
ルートとしてあるかもしれません

抽象的な話が
出てくるかもしれませんが
心の準備は良いですか?

おう!

「人生の裏ルート」とか

「人生の裏技」とか

ワクワクするよな、

早速教えてくれ!

ではまず
王道ルートに
疑問を持ってみましょう

王道ルートの1つ目
「人生を良くするケツイ」
ここへの疑問を考えると

それは

「人生を良くしよう
なんて無意味じゃないか」


という考え方ですね

ん?

人生を良くすることに

意味がないってこと?


それってどういうことだ?

良くした方がよくないか?

そうですね

わざわざ
リアルライフゲームを
プレイするような方にとって

人生を良くしよう

なんて当たり前
みんなそう思っている
そう思うべき
と思うかもしれませんね

でもそうじゃない考え
あるとしたらどうでしょう

イメージ沸かないけど、

それが

「人生を良くしなくていい」

ってこと?

人生を諦めるとか?

人生を諦める
というよりも

「深く考えずに生きる」
「ありのままを受け入れる」

という方が
近いかもしれません

人生を冒険というよりも
日々の体験や
目の前の出来事に目を向けて

現状を受け入れて
悟りを開く」
みたいな感じでしょうか

ポケモンでいえば
最初の村で感じる安心感や
最初の草むらでの戦闘を噛み締める
ドットや音楽に耳を澄ます
そうして今を味わうことですかね

(正直なところ)
(こうした考えは不慣れです)
(なのでガバガバかもしれません)
(実際にこの考えを持つ方に)
(話を聞いてみたいですね)

うーん

それはつまらなさそうだな。

攻略のし甲斐がないし…

せっかくゲームだったら

成長したり、

色々な体験をしたいよな。

そうですね
そういった方には

リアルライフゲームは
楽しくプレイできると思いますよ

「人生を良くする」
ということが
大きなミッションですからね

では次に
②「自己理解を進める」
という点への
違和感を考えてみましょう

これもピンとこないな…

自己理解は大事じゃないか?

自分について知っていないと

良い選択も出来ないと思うし

自分のことも分からずに

人生を攻略するってのも

難しい気がするんだが。

素晴らしいですね

これまでの
チュートリアルの
甲斐がありましたね

確かに
「自己理解」
「自分について知る」

ということは

リアルライフゲーム攻略には
必須科目であると言えます

自己理解の罠は
「本当に理解できるの?」
というものです

「本当に理解できるか?」

まだピンとこないな、

どういうこと?

大前提でもありますが
「完璧な自己理解は難しい」
ということが言えます

無意識の範疇も含むので
自分について完全に知る
というのは無理難題ですし
自己は変化するものです

また
自己理解に必要な3要素は
人生が進まないと
分かりにくいもの
です

生まれたばかりの子供に
自己理解はできない
ので

十分な経験がないうちは
自己理解なんて考えず
とにかく行動しなさい
という考え方もありますね

確かにそうだけどな…

自分が子供のころは、

今の自分と比べると、

全然違う人間だもんな。

自己理解なんて考えずに

とにかく行動して、

経験が増えてから、

自己理解を試みるってことか。

自己理解は

ポケモンでいう所の
ステータスやタイプ
に例えられるかもしれません

でも
実は分かってなくても
なんとなく
進められますよね


タイプや技の勉強なんて
最初からしなくていいんです

まずは冒険に出る
冒険を通して
そのゲームが分かってくる

ちゃんとした攻略は
ゲームが分かってからで
いいという考え方です

チャンピオンに勝つとか
通信対戦するときになって
「このタイプがいいだろう」
と考えればいいんです

なるほどな、

確かにポケモンやるのに

めっちゃ準備がいるとか

事前知識がいるとか

ないもんな。

まあポケモンが

あまりにもよく

出来ているのかもしれんが…

ちゃんとした攻略は
クリア後でもいいと
そういう心持ちですね

ただ

冒険に出るためには
「ゴール≒理想」
必要になります

そういう意味では
自己理解も必要かも
しれません

これは
プレイするゲームを選ぶ
ということでしょうか

ポケモンをやるのか
モンハンをやるのか
Apexをやるのか
VALORANTをやるのか

どれが自分にとって
面白いゲームなのか


それは
ある程度自分が分からないと
選びにくいかもしれませんが
(自己理解が必要)

やってみてから
ハマるか確かめる

という発想でもいいでしょう
(自己理解は後回し)

「やってみないと分からない」
ので

自分に合うか深く考えずに
とりあえず冒険に出る
とりあえずプレイしてみる

ということですね

最初っから

「自分に合う最高のゲームは?」
っていう

難しい自己理解をせずに、

とりあえずプレイしてみて

自分に合うかどうかを

見極めるほうが

効率いいかもしれない

ってことか。

これは確かに、

そうかもしれないな。

自己理解の主題になる

どんな人生を歩みたいのか
自分に何が向いているのか
自分は何に才能があるのか
自分は何が好きで興味があるのか
何を大事に生きたいのか

こうした問いは
人生経験が増えないと
答えるのが難しい

こともありますからね

特に若い方には
色々な経験をしてみることが
むしろ「王道」
と言えるかもしれませんね

なるほどな~

そう思うと、

これまでの「王道」は

かなり回り道というか

回りくどいんだな。

「回りくどい」
そう見えるかもしれませんね

プレイヤーにとって
最良の手段を選ぶと
「王道」
から外れることは
大いにあると思います

「その人の最適ルート」

「世の中の王道」

異なる
ことが
あるということですね

もしも
「その人の最適ルート」
がとれていれば
王道ルートよりも
上手く攻略できる
かもしれませんね

裏ルートが

自分の最適解だったら

なんだかカッコいいな

これって中二病か?笑

中二病だろうが
それで人生が良くなるなら
「それが最適」
ということです

胸張っていきましょう



さて

最後にお話すべきことは
リアルライフゲームの
攻略方法の一つ

「なりきり」

です

なりきり?

RPGってこと?

おお
「RPG」
なるほど

リアルライフゲームは
自分らしい生き方を
考えて実行するのが王道なので

「自分自身が主人公のRPG」
とも言えますが

そんなことをせずに
「上手くいっている人の真似」
徹底的にすることが
「なりきり」ですね

リアルライフゲームは

本来は自分が主人公で、

「なりきり」

他人を主人公にするってことか?

よくわからないな…

他人を主人公にするのではなく
他人の人生を
自分の人生に転写する
というイメージでしょうか

他者の人生を
「キャラクター」と捉えて

そのキャラクターならどうするか
それに沿って行動する

まるで自分が
そのキャラクターだと思って
行動するということです


現実世界にある
「ロールプレイングゲーム」
は確かにそういうモノですね

まだピンとこないんだが、

実例とかある?

ではキャラクターの例を
挙げましょう

同じ職場の人や友人など
身近な人でもいいですし
漫画やアニメのキャラクター
有名人やビジネスマンでもいいです

詳細にイメージできる人
その情報がある人がいいでしょう

例えば
なかやまきんに君』
はどうでしょうか?

もしあなたが
なかやまきんに君』
だとしたら
普段の行動はどうなるでしょう?

きっと『きんに君』は
毎日筋肉と話し合うでしょう
甘いものは食べません
笑いを常に作り出すマインドで
いつも笑顔で過ごすでしょう

その生き方を
徹底的に真似する


これが
「なりきり」
ですね

は~

なるほどね。

確かに、

『なかやまきんに君』なら

そういう生活というか、

人としての振る舞いだろうし、

自分がそう生きたい

と思うんであれば、

徹底的に真似すれば

それがついてくる

ってことか!

理解が早くて
助かりますね

この
「なりきり」は

効果が分かりやすいです

実際にリアルライフゲームを
「先行プレイをした人」

「その人らしい攻略法」

真似するわけですから

ある程度の成果は
期待できるでしょう

勿論
その「なりきり」が
「あなたに合うかどうか」
は課題になりますが

それは前述した
「プレイしてから考える」
ということを持ち出せば
理論的には解消できますね

それでいえば

「TAS」なんかは

これに近いのかな?

理想のプレイを

リプレイしたり、

RTA」もそうだけど

理想のチャートを

徹底的に模倣することで

成果を出すわけだからな。

先行プレイヤーの

真似が100%出来れば、

そりゃ成功しそうなもんだ。

もちろん
リアルライフゲームは

他の一般的なゲームと違い
単調なものではなく

生まれた環境など
プレイヤー独自の設定もあるので
100%の模倣は
難しいかもしれません


それでも
実際に上手く攻略している
先行プレイをした方を
模倣するのは

悪くない手法ですね

そうだな、

「なりきり」


がすごそうな

裏ルートってのは

分かったんだが、

出来るかな?

自分なんかが

『なかやまきんに君』に

なれるのだろうかと考えると、

難しい気がする…

そうですね

「なりきり」の
コツがあるとすれば

「自分を大事にしないこと」


かもしれませんね

「自分を大事にしない」?

どういうことだ?

人間は
「自分が大事」
な生き物です


自分の考えがあり
自分の感情がある

そして
「それを大事にしない」
「なりきりを優先する」

というイメージでしょうか

きっと
「なりきり」をすると
自分は言い訳をしてくると思います

無理だ
恥ずかしい
意味がない
自分には向いていない


そうして
「自分らしさ」
顔を出します

王道である
「自己理解」ルートでいれば
これは良いことですが

「なりきり」の最中に
そんなこと言ってたら
なりきりなんて出来ないですね


「筋トレめんどくさい」
「筋肉なんて意味がない」
なんて
『なかやまきんに君』は
言わないでしょう

自分の考えや

自分の気持ちよりも


「なりきるキャラクター」

を優先する

それってなんか

むなしくないか?

自分がいなくなるというか

自分が分からなくなりそう…

そうですね

「なりきる」あまり
自分が分からなくなる

というのは
起きるかもしれませんね

私も「なりきり」の考えは
利用していますが

100%の「なりきり」ではなく
部分的な活用をしています

イメージとしては
そのキャラクターの考えや行動を
「召喚獣」のように
自分の人生に取り入れています

「召喚獣」か、

なるほど、

「なりきり」で

自分を捨てたくなければ、

部分的でも使えるのか。

具体的に

教えてくれないか?

例えば「禁酒」が目的の
キャラクター設定なら

①私は酒を飲まない人です
ジンジャエールしか頼まない
(キャラ付け)

②飲み席では
「あっ、ジンジャエールで」
が口癖
(キャラに沿った行動)

③その結果
お酒を飲まない
(結果がでる)

という風な
キャラ設定と行動ですね

王道ルートでも
「召喚獣」みたいに
行動を取り入れることが出来ます

「ジンジャーエール頼む人」

架空のキャラクターですが

実在していなくても
このようにイメージできれば
なんでもアリですね

なるほどな~

確かに

「禁酒」が目的なら、

それに合った

キャラクターを召喚する

ってのもありだな。

早速、

自分に合ったキャラクター

探してみようかな…

「召喚獣」の魔法
本当に強力なので

また時間があるときに
お話ししましょう

今回は
「なりきり」という
裏ルートの1つを紹介しましたが

このルートが王道として
活用できそうであれば

いずれ詳細を説明しましょう

そうだな、

裏ルートがあるというのが

分かっただけでも

大きな収穫かもしれない。

もし、王道ルートを進んで

詰みそうになったら、

裏ルートも選択肢になるからな。

その意気です

是非とも
進むルートを決めたら
どんどん進んでみて下さいね

そうしてみるよ。



これで

リアルライフゲームの攻略の

チュートリアルも

進んだと思うんだが、

ここからやっと

自分の冒険を始められる

ってことか?

そうですね

チュートリアルは
これで完了なので

早速
このリアルライフゲームの
冒険を進めていきましょう

その道のりで
詳細なテクニックを
お伝えできればと思います

チュートリアルは大枠だけで
細かな攻略や
待ち受けるダンジョンについては
ご案内してませんからね

ついに攻略が始まるのか…

よし。

いい人生にするぞ。



それで、

早速一つ聞いてもいいか?

はい

なんでしょう?

これまでのチュートリアルで

やってみたいことというか、

チャレンジしたいことが、

なんとなく思いつくんだが…

なんというか、

「チャレンジが怖い」


というか

リアルライフゲーム

っぽく言えば、

「冒険に出るのが不安」

なんだよな。

なるほど
「不安」
ですか

皆さん冒険を始めようと
思った時には
「不安」を感じるものですよね

では
ココからは

「不安」の正体について
お話ししましょうか

不安の正体か…

ぜひとも教えてくれ。

次回
『人生の強敵「不安」の正体は?』


作者あとがき

は省略!今他のプロジェクトが動いておりまして…忙しくて。でも、次回の「不安の正体とは何か」は私自身も整理をしたい内容なので、早く書きたいんです!なので早く書きます(構文)。次回もお楽しみに~

P.S.
「不安の正体」が骨太太の大作になってしまいました。ですが、実際に書いてみて少し不安が減りました、noteは良いものですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?