【ざつだん】本気の恋愛シミュレーションゲームがあったら?
恋愛シミュレーションゲームの役割は?
ゲームの良さとして「シミュレーションができる」ということがあります。そしてシミュレーションは「最高の練習方法」であると言えます。とりわけ「現実世界で失敗が許されないもの」についてはシミュレーションの効果が大きいです。車や飛行機の運転などの命がかかったものはシミュレーションの効用が活用されていると思います。
さて今回は「本気の恋愛シミュレーションゲーム」を考えてみました。恋愛だけでなく「コミュニケーション能力向上」という意味でも使えるかと思います。実際に考えてみると、本当に実用性がありそうだったので、noteに記事を残しておこうと思います。本編『リアルライフゲーム』にも活かせる部分があると思うので、自分用の書き起こしにもなりますし。いつもと違って平文での投稿になりますので、ご承知おきください。
プレイの目的
「本気の恋愛シミュレーションゲーム」のプレイ目的は「コミュニケーション能力の向上」や「恋愛というものに慣れる」ということにあります。そして大きなリスクになる「実際の恋愛の失敗」から遠ざけて、その代わりに「シミュレーションとしての失敗と成功」を重ねることで経験値を高めてもらう、これを目標として目指したいです。
現実での、知らない人に話しかける、仲良くなるために会話を重ねる、デートに行くなどの行為には「失敗が伴う」かと思います。なのでそのシミュレーションをゲームで提供するわけです。あるいは「コミュニケーション」というものについてもシミュレーションの活躍が見込まれます、最近見た「N高のVR英会話練習」などがイメージなのですが、通常のコミュニケーションにおいてもシミュレーションが活用できると思います。
あと「1人でプレイ出来る」というのも大事かと思います。誰かとやるというのは勇気がいるリスクの伴う行為ですからね。なので「1人でリスクなく勝手に始められて、コミュニケーション能力が上がる」というものをイメージしてください。一貫してコミュニケーション能力や恋愛能力を「英語力」に置き換えることでイメージしやすくなるかと思います。
このゲームでパートナーはできない
まず、このゲームのプレイで「直接パートナーを見つけることはできない」ということを大事にしたいです。マッチングアプリのように直接パートナーを見つける、コミュニケーションをとる本番ではなく、「パートナーを作れるようになる練習」の場を作るということです。ゲームの良さであるトライアンドエラーで経験値を積んで、それを本番のマッチングアプリやリアルな人とのコミュニケーションに生かしていくということです。
細かなゲーム設定について
プレイヤーは個人名や個人が特定できる内容は登録できず、アバターなどを介してコミュニケーションをとることとなる。「実際のパートナーを作る」という所から遠ざけたい。電話番号とかそういうのが書き込めないようにすること。このゲームで「実際のパートナーが出来る」ことがないように。
アバターのカスタマイズ機能はあってもいいかもしれません。服装を選んだりするところから始めるのもいいかと。凝り過ぎてもダメですが、ファストファッションから「ちょうど良さそうなもの」かつ「自分の趣味に合うもの」を選ぶ力も大事かもしれませんからね。
性別の扱いは難しいけど「パートナーには男性を求める/女性を求める」みたいなことはできるんだろうか。あるいは友達を作りたいから、同性でもコミュニケーションとる練習が出来るみたいなのでもOKかな。この辺難しい。なんなら3人での会話とかも練習できるかもしれませんね。
「AI」による練習と「プレイヤー」による本番を混ぜ合わせることも可能か。チュートリアル等ではAIに話し相手として活躍してもらう。本番でも時おりAIを混ぜてもいいけど、必ず「実はAIでした」は開示すべき。リアルのプレイヤーで上手くいかない人にはAIでの練習を増やしてあげたり、会話の内容から「こうしたほうがいいですよ」みたいなアドバイスもAIがしてくれるといいかもしれないですね。
会話はチャット形式、もしくは音声でやるなら変成器をかませる方がいい気がするな。肉声モードみたいなので選んでマッチしてもいいかもしれないし、変成器を嚙ませれば相手がAIでもわかりにくくなりますし。
チュートリアルやTIPSなども盛り込むことで「学んだことを試す」ことが出来るようにする。恋愛やコミュニケーションおいて「こうするといいよ~」というものを色々そろえてみる。講師みたいな人が監修してくれたら良さそうですね。
プレイヤーはランダムマッチング、「犬」「映画」「大学生活」など話したいテーマなどがフィールドとして設定されていて、そこでマッチングするのもいいかもしれませんね。与えられたテーマについてコミュニケーションしてもらう。あえての「ノーテーマ」とかテーマごとに難易度も作ってもいいかもしれないです。
例えば「犬」について与えられたら、あとは自由に会話スタートすればいいかな?なんか定型文とかあると変な感じしますね。
トライアンドエラーの回数を増やすために戦闘は1回3~10分くらいがいいかもしれません、そうすればマッチングも早くなりますし。3分など限られた時間での集中力とトライアンドエラーを回す。スプラトゥーンやApexのイメージ、芋っていても成長しないのでとにかく経験値を増やすためには実践あるのみ。大丈夫ノーリスクだから。
ランクによって時間の長さやテーマも変えてもいいかもしれないですね。扱いにくい話題とかを挙げてもいいと思いますし、10分話すなんてなかなかレベル高いと思います。
マッチが終わったら評価をする、相手の会話の良いところを加点する、ここの質問が難しかったなどは減点することで、その人のスコアが出る。マッチが終わってすぐよりは、ちょっと後の方が精神的なダメージ少なくていいのかな?でもゲームだったら結果すぐ出る方がいいか。採点にもAIが入ってくれてもいいかもね、ゲームですから。
他のプレイヤー同士の会話を見て、その点数をつけるというのもいいかもしれないですね。プレイヤー同士の間でつけあった点数と、客観的に見た時につける点数にブレが少なければ、それだけ自分のコミュニケーションにもブレがなくなるかもしれないですね。採点を多様化させることで「Aさんは△と思ったこの会話だけど、Bさんは○だと思ってたよ」という「多様性を受け入れる」みたいなことにもつながるかもしれないです。
プレイを重ねることで経験値もつくのと、リアルのプレイヤーから「あなたのコミュニケーションはおかしくないですよ」「あなたの恋愛トークは変じゃないですよ」と言ってもらえれば、それがリアルでも行動できる自信に繋がるといいのですが。そのためには「採点」や「評価」がある程度納得いくものじゃないといけないのかもしれません、難しい。
あとはどこかで「リアルな恋愛」や「リアルなコミュニケーション」へ踏み込んでもらうことも必要かも、ずっとシミュレーションにとどまらないようにしないと。信頼できるマッチングアプリとかへ流れていくようにしたりとか、むしろマッチングアプリでこうした機能作ってくれてもいいんでしょうが。
なんかもっとあった気がするけど…思い出せないし終わり!
リアルライフゲームでも同じ構想で行けそう?
本作の『リアルライフゲーム』でも「自分の人生」を出来る限り鮮明に想定して、そのシミュレーションを回せたら面白いと思うのですが…難しい気もしますね。MAPを明確に書いて、実際にそれを走らせてみて、実際に進めてみてどう思うか、MAPに描いて「そうなりたい」となったときに「障害」を乗り越えられるか、お金がない・頭を下げる・日々の努力・行動力・勇気が必要になるがそれを自分は乗り越えられるのか、そして乗り越えた先に何があるのか、そのあたりをシミュレーション回せれば、「ああこれがいいんだ」という風に進んでいく自信になるかもしれないのですが。
例えば「理想の大学生活」みたいなものを高校卒業にイメージして、実際にそれをシミュレーションしてみる。起きうる課題や障害をAIに提示してもらう、それをどのように解決するかを考える。理想の生活を走り抜けた先に、どのような先があるかがイメージ出来たら、それをリアルでも走る気になる。なんかディストピアな空気も出てきましたが、もし仮にそこまで人生もシミュレーション出来るんならやってみたくはありますね。どうにもリスクがあると動けなくなるのが人間ですから、「仮」だとしても経験があるならば、リアルにも反映できるはずです。
「ゲームのシミュレーション機能」っていうのはどこでも使えると思うのです、マクドナルドは業務のシミュレーションゲームが研修にありますし、営業とか接客とか対人コミュニケーションが必要な研修とかも、AI活用によってはシミュレーションゲーム化できる気がします。そもそも、ここで自分が思いつくくらいだから、きっとスゴイ人たちがすでに実用しているような気もしてきましたね。調べてみようかな。
では雑談でした。
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