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「それってVMDじゃないですよね?」と言われました・・・

VMDの定義の変遷

僕はお店の売上をアップさせるアドバイザーの仕事をしています。
VMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)というマーケティング手法に長く携わってきました。
そしてこのVMDというものは、時代によってその業務の範疇や内容が変遷してきていることも身を持って痛感しています。

VMD、直訳すると『MD(商品政策)の見える(ヴィジュアル)化』
商品政策を見える化し、お客様に伝わりやすくすることで売上アップに貢献する仕事となります。
商品の配置や陳列方法を変更したり、見せる組み合わせ・コーディネートを工夫したり、お客さんの動線を設計したり、ショーウインドウを演出したり・・・
そういった技術を発揮すれば売上げアップに貢献できていた時代が、かつてあったのです。

今はお店も、安くて良い商品も、すでにたくさんある。
店頭での見せ方・見え方に関する業務は今も十分に有効なのですが、いくらその精度を上げてもそれだけで売上アップにはつながらない時代となったのです。

僕がお話するVMDとは?

以前僕のセミナーを聴いた人から、「それってVMDじゃないですよね?」と言われたことがありました。
ええ、たしかに古い時代の狭い意味のVMDと僕の話すVMDは違うかもしれませんが、何か?(挑発的!?)
でも古い時代の狭い意味のVMD、すなわち“店頭の見せ方・見え方”だけをお話しして、果たして今の時代売上アップに繋がるでしょうか???

今、本当にお客さんに価値を感じてもらって店を利用していただくには広くマーケティングによるアプローチが不可欠です。
ここでいうマーケティングとは、お客さんにお店やブランドの価値を高く伝える手法のことを指します。
そのためには人・モノ・器に一貫性があること!
これによってお客様にその価値が伝わりやすくなるです。
人・モノ・器、わかりやすく言えば接客応対・商品・店舗環境のことです。
このバランスが取れている、整合性があることでお客様に伝わります。
その結果売れる、利益が出る、ということ。

僕の話すVMDはそういった視点を大切にしたいと思っています。
だから経営の理念・ブランドやお店のコンセプトは?、広告宣伝・SNS活用は?、商品構成・カテゴリー分けは?、接客応対・サービスは?、店舗環境・ディスプレイは?・・・
こういうことを含めてお客さんが価値を感じてお店を利用したくなるための施策をお話していきます。
(もちろん、店頭のディスプレイは得意だし大好きですけどね)


他のVMDの先生のお話や、VMDについての出版物に書いてある様な教科書的な内容ではありません!
だから「VMDって何?」という方から、リアル店舗の経営に携わる方まで役立つ内容だと自負してますが、いかがでしょうか?(再び挑発的!?w)

今回のYouTube

今回ののYoutubeでは
あなたのビジネスがお客さんが喜んで、売上アップに繋がり、社会貢献にも繋がる!
そんなヒントをお話しています(ところどころ噛んでますがw)
またどこかから
「そんなんVMDちゃうやん!」
という声が聞こえてくるかもしれません(笑)⬇

ファッションワールド東京で講演します!

今年に入ってからはセミナーも全てオンラインに切り替えていたので、久しぶりのリアルの場でのセミナー。
今だからこそ伝えたいことがあります!
* コロナ禍が教えてくれたもの
* コンシューマー(消費者)の行動の変化
* 店舗環境の対応
* MD,VMDの進化
* リアル店舗のあるべき姿とは?
・・・・・
僅かな時間ですが、ご来場者の皆さんにしっかり伝えたいと思います。
10月28日、東京ビッグサイトでお会いしましょう!
詳しくはこちらから⬇


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