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【お直し】持ち手の付け根が破れたトートバッグを復活させる

※2本めのこちらもちょっと前のもので説明が曖昧ですがご愛嬌
※頼まれものです

お悩み内容

■アイテム
古着屋で購入したトートバッグ(薄手の綿素材)
■お悩み
持ち手の付け根が破れてしまった

持ち手と本体を繋ぐ力のかかりやすい部分が劣化して避けてしまった模様。
シンプルな布トートって、便利だからつい、耐久性ないのにたくさん使っちゃうんですよね…(´・ω・`)

Before

さて、解体してみたところ、「持ち手のパーツ」は無事で「本体」の生地が破れていました。

画像1

縫い目をほどいて開くとこんな感じです

画像2

お直し方法

ざっくり手順はこんな感じです。

①破れ箇所(バッグ本体)を軽くミシンタタキ
=裏に補強布をあて、破れ箇所を埋めるようにミシンステッチで細かく縫う
②補修箇所を隠す形で縫い直す
=バッグサイズ(縦)を浅くする

下準備
バッグの口を一周解いてアイロンで伸ばし、破れ箇所を整えます。

①破れ箇所の補修=ミシンタタキ(ミシン刺し)
破れ箇所の裏に補強する布をあて、ミシンで細かく縫っていきます。
普通共布やスレキを用いることが多いですが、
今回三つ折りするのと、生地が薄めなので接着芯でいきます
※接着芯…裏に熱で溶けてくっつく糊がついてる布。表地に張りを持たせたりするのに使います。

画像3

画像4

※あまりにスキマなく縫うと、その部分だけキュッと縮んでしまったり
縫い目から裂けやすくなるので、状況に応じてほどほどに

②補修箇所を隠すように縫い直す
破れを補強したら、ギリギリミシンタタキの縫い目が隠れるように、バッグの深さをちょい浅くして縫い直します。
※深さを変えたくない場合はまた違うやり方が必要、今回は割愛

まずは軽く印をつけ、アイロンで折り目をつけます。
(画像アイロンミスってますけどご愛嬌)

画像5

持ち手を挟み込んで、バッグの口を縫います。

画像6

持ち手付け根の✖️も縫い直ししたら、完成!

After

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画像8

所感など

・年季が入っているアイテムは、生地が弱ってたり一部だけ伸びてたりするのでキレイに仕上げるのが難しい…(´・ω・`)
・ちょっとしたお直しですが、機能性回復の効果が見えやすくて好きなやつです。


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