京都府教員採用試験・一次面接レポ

2020年7月12日(日)に京都府教員採用試験の一次試験の面接を受けました。その詳細です。

会場

例年、小学校受験者は山城高校が面接会場になっています。今年も同様で、先週に面接を受けた方は山城高校が会場でした。

ですが、コロナの影響でしょうか。僕を含め小学校・特別支援学校受験者が
京都府立鴨沂高等学校(おうき高校)で受験しました。先週は鴨沂高校は使われておりませんが、コロナ対策のために会場を増やす意味で使われたのだと思います。

山城高校は駅から10分かからない場所ですが、鴨沂高校は10分以上かかります。そこがちょっと不便。

すぐ横に京都御苑があり、早く着いた方や受け終わった方が木陰のベンチで休まれていました。

受付

僕は集合時間が14:40だったので、少し余裕をもって14時に会場に着くようにしました。すでに係の方が立っていて、受付を済まそうと思いました。

ですが、
「受け付けは30分前からですので、しばらくお待ちください。」
とのことでした。

今後受験される方、早く着きすぎても待つだけですので、適切な時間到着を心がけてください。

30分前になり、受付開始です。
受験票をお見せし、受験番号をチェックしてもらいます。
手元にある受験者一覧にマーカーで線を引かれます。

この時、基本的に一つの色でチェックされます。
みんな同じ色のマーカーで塗られます。
ですが、その中にまれに
違う色で塗られる場合があります。

受験票忘れ
遅刻者
です。そういう方が違う色でマークされてるのを見ると
「ドンマイ!」
と思ってしまします。

例年はそのまま控室へ移動しますが、
今年はコロナ禍。
体温計測を受け、アルコールを手にシュッとしてから入ります。

控え室

控室はごく普通の教室です。
冷房が効いてて快適になっています。

扉に座席指定の紙が貼られているので、自分の席を確認して入ります。
例年なら35人くらいの受験者が待機するのですが、
ソーシャルディスタンス確保のため、
チェス盤のように机を一つ空けての座席配置になっています。
この控え室には14人が待機しています。
受験番号から、一般受験者はいませんでした。
昨年度一次合格者
大学推薦
教師力養成講座
何かしらの免除がある人だけでした。

ちなみに、隣の教室も控室に使われていました。
そちらは特別支援学校受験者の部屋になっていました。

黒板には8枚の紙が貼られています。
座席配置の紙
注意事項の紙7枚

注意事項は
・手指の消毒をお願いします
・体調がすぐれない場合は遠慮なく申し出てください。
・携帯・スマホは電源を切ってください。
・廊下や控室での私語は慎んでください。
・京都府はクールビズに取り組んでいます。面接官もノーネクタイです。上着を着ている方は、どうぞお脱ぎください。
・待機中は水分補給・トイレなどは各自行ってください。
・受験票の確認をするので、机の上にご準備ください。

という内容です。
この教室でしばらく待ちます。
会場や教室によっては、机の中に教科書やノートが入っていることもあります。
高校時代を思い出し、懐かしい気持ちになります。

受験の説明

14:43に係の方が2人入室されました。
2人もマスクをされていますが、1人はフェイスシールドもつけられています。

「これから受験票と顔写真との確認をします。チェック担当の者に見えやすいように、受験票を机の上にご準備ください。また、顔の確認をする時にはマスクをずらして顔が見えるようにしてください。」

という説明の後、フェイスシールドを着けられている方が受験票と顔の確認に回られます。

受験票を相手に見えやすいようにおいて、普通に顔を見せてください。

全員の確認が終わったら、説明の続きが始まります。
「これから、面接会場へ皆さんをご案内します。ご案内は3つのグループに分けてご案内します。
窓側2列の5名は第1グループ。
15:00~面接開始です。

真ん中2列の5名は第2グループ。
15:15~面接開始です。

廊下側2列の4名は第3グループ。
15:30~面接開始です。

面接時間は15分。
開始の10分ほど前に面接会場へ移動します。
この控え室には戻ってこないので、忘れ物等がないように注意してください。
マスクの着用については、面接官の指示に従ってください。
また、待機される方は水分補給やトイレは各自自由にしてください。
ここまでで何かご質問はありますか。」
という具合でした。

移動開始

自分のグループの面接10分前に移動します。
受験番号順(席順)に並んで、1列で移動します。
5つの教室が面接会場になっているので、
受験生5人がそれぞれの教室の前で待機します。

教室の前にはイスが置いてあり、
中の面接官から呼ばれるまでは、その椅子に座って待つことになります。

面接官の一人が扉を開け、
「どうぞ、お入りください。」

教室に入り、面接試験を受けます。

面接試験

落ち着いて臨んでください。
基本的に一次試験では
面接官2人のうち
1人は教育委員会や教育庁などの行政マン
1人は現場の校長先生
となっています。

行政マンは法規的な質問が多く、
校長先生は現場経験やめざす教員像などを質問されます。

面接終了

お疲れ様でした。
荷物の忘れ物がないように帰るだけです。

係の方が視界に映る範囲では
・スマホの電源オン
・他の受験生との会話
といったことは控えた方が無難です。

僕は校門で受験生が出てくるのを待ち、
「お疲れ様です。いかがでしたか?」
などと話しながら、駅まで一緒に歩きました。

というのが面接試験の一連の流れです。
今後受験される方の参考になれば幸いです。

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