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3月ふりかえり(1on1を通じて組織支援することについて)

もう4月終わったけど、公開するから悩んでいたに3月のふりかえりを。3月は心身ともに忙しくなかなか大変でした。仕事で感じたことを書いておこうと思います。

1on1をすることで色々見えてくる。

私は1on1ミーティングをすることをきっかけに企業支援にはいることが多いものの、1on1を複数させていただくことでチームとしての課題、いろんな会社の方と話していくと会社の課題や方針なども肌で感じてくる。

改めて1on1単独で意義を感じるだけでなく、組織支援の施策の一つなのだと考えることが多かった。

会社(担当チーム)がどういうポジション(市場や部署としての立ち位置)に置かれていて、どういう特性の仕事をこなすことが求められているか、そして人に対してどのくらい投資をかける考えを持っているかなどの条件によって、当然人材育成の方針は変わってくる。簡単に言えば、自律的な人材になって欲しいと言う言語化ならばどの会社もたいてい当てはまるけど、どういう人が「自律的な人材」となるのかは定義しようとすると会社、部署、チームによって異なる。

私はそういう、組織の特徴をヒアリングという名の関係者との1on1などによって紐解いて行くのも仕事。組織コンサルというと簡単だけど、どう名付けようかとは悩んでいる。1on1きっかけで色々仕事が広がって行くことを実感している。人の支援は深い。

3月はとにかく色々もがくこととなった

2月から仕事も挑戦的なものがあったり、予想外のことがおきたりでそれに適応し続けて、3月中旬からだいぶ気持ちやられてしまって、自分の中では大変な状況でした。

1on1で人と向き合う以上、私自身のコンディションはとても大事で、自分がしんどいのに話聞くのは正直厳しいので、しんどいなぁと思う時はセッションやミーティング以外はとにかく休むことを専念していました。

新たな挑戦も多かったのでいろんな人にアドバイスを受け、本もかなり読み、かなり精力的に動いていた一方で、合理性を優先して、ちょっと自分の気持ちや直感的な部分を置き去りにしていたのかなと感じるところがあり、3月後半は自分と向き合うことを優先しました。

月の最後の方には今持っている仕事に対して、場合によっては短期的な利益など失う部分もありますが、長期的にはいい方向に、納得行く選択肢を選択することができました。
正論をいうのが時に正しいわけではなく、相手がどう受け止めていて、どう感じているかにそって歩み寄った形で提供しないといけないよなぁと感じたところでもあります。(理想は高くとも一歩ずつですな)

その中で見えたのが「境界線を引くことで諦めたくない」と言う思いでした。

ずっと悩んでいたのは境界線を引くことで諦めたくない思い

人の支援をしているといろんな境界線にはいるなと感じることがあって、

・心身ともにやられてしまっておやすみになりそうな間際または回復期の社員支援
・仕事は一見できていても実は悩んでおり、キャリアの問題が絡んでいる社員支援
・考えることが苦手な人や従来の外部面談と違って初めから意欲的に面談を望んでいない状況の社員支援
・組織施策がいろんな問題を絡んでいて、施策それぞれが繋がっていて単独だけでは語れない
・会社内で(社外も本当はありで)いろんな形のキャリアやその人らしいやり方で仕事のパフォーマンスをあげて欲しい

リファーラー(連携して他専門家にパスすること)した方がいい、より専門的な人への接続が必要などあるものの、境界線を綺麗に引けずにたまたまそういう状況になることって多いなと思うのですよね。言い換えたら本人はキャリアの相談が必要なのか、メンタルケアが必要なのか、内省不足なのかってその時の状況に応じての認知って結構難しいのだろうなと思うのです。。悩みの行き来もしにくい。

あとは最終的には本人が変わりたい、成長したい、自分と向きあう意欲がないと支援者は支援できないので、そういう気持ちをどう引き出すかはまだまだ力不足なところあるなぁと痛感したところがありました。

4月からの話はまた別途

新年度ということでまた色々変化が起きたので、そのあたりはまた4月のふりかえりで書いていこうと思います。

3月末時点ではもうすこし書きたいと思って公開を見送っていたわけだけど、今の気持ちで追記するとそれは4月終わった気持ちになってしまうので、ちょっとだけ修正したら公開することにしました。4月振り返りはまた。

 





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