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[やりたいこと言語化]図書館の司書スタンスをキャリア支援にも導入したいなと思った話。私は「キャリア図書館」を作りたい。

今回も自分の漠然と違うものにしたいなぁと思うところから、ある漫画を読んでいてこのスタンスいいなぁと思ったので、その話をします。司書やリファレンスサービスに関する説明の正しさについてはあらかじめご了承ください。

漫画:夜明けの図書館で読んで思ったこと

【Amazonの作品紹介より引用】
市立図書館で働く新米司書・ひなこ。日々、利用者からはいろんな質問が…。「ある写真を探している」「光る影の正体が知りたい」など、難問ばかり。こうした疑問に対し、適切な資料を紹介するのも図書館の仕事。ひなこ、迷宮入りしそうな利用者の「?」に立ち向かいます! 史上初!? 新感覚・ライブラリーコミック!

主人公がひたむきでくる人のために一生懸命考えて行動しちゃうのがとてもいいキャラなので好きなのもあるのですが、ここに書かれているスタンスってとてもいいなぁと思ったのです。

そもそも司書とは

司書は都道府県や市町村の公共図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員です。司書補は司書の職務を補助する役割を担います(文部省の以下ページより引用)

リファレンスサービスとは

司書業務のひとつであるリファレンスサービスがいいなぁと思うので、そのことについてもう少し触れます。

漫画より引用
利用者の”知りたい”を調査・お手伝いする仕事で図書館において重要な業務なのです。
例えば「昔読んだ本をもう一度読みたい」「あるテーマについて詳しく知りたい」

このリファレンスサービス、知ってはいたもののこのサービスのスタンスいいなぁと思ったのです。

・丁寧にヒアリングし、本人はほしい情報がなにかを相手の寄り添って考える
・複数の本から本人の状況にあったものをわたす。(入門がいいのか、ヒント集がいいのかみたいな)
・起きた現象の起源をときに調べる

どう支援してあげたらいいかを考えるのは支援者のスタンスが反映されオリジナル性でるのはありだなと思いつつ、キャリアって相手の状況や価値観によって違うのだけど、人は自分の歩んできたキャリアはあたり前だけど一つ。一つの例としては具体的でいいけれど自分で成功を振り返るのは難しいし、正しかったと思いたいバイアスもかかりやすい。そういう話をすることはもちろん悪いことではないのだけど世の中キャリアサービスでそういうものが多いなぁと思っていて、そこが長年気になっているところなのです。

そうなるとちゃんとヒアリングして、その人にあったものを届けることをしたいという意味ではこのリファレンスサービスのスタンスって素敵だなと思うのです。

後彼らがすごいなぁと読んでいて感じたのは自分が知っている分野だから提供できているのではなく、調べ方が上手で調べることを代行している点にもあると思うのです。これは図書館という基本ほとんどの情報は本に書かれているものならあるという前提があるこそではあるのですが、キャリアに置き換えると自分がやっていない職業についても案内できる状態なので、こういう情報にアクセスできる環境をキャリアの分野でもやりたいなと個人的には思うわけです。

最後に

最近自分がやりたいことを映像としてではなくてイメージとして伝えようとすると「キャリアの図書館を作りたい」という言語化が現時点ではいいのかなと思っています。キャリアに関するリファレンスサービスがあり、自己分析に関する本や様々な職業の本、キャリアの歴史、最近生まれた職業の情報を得たり、時には心に響く言葉を探してみたり、人がどう今後しようか考えたい時に立ち止まることができる図書館を作りたいなと結構真面目に考えています。

今はご時世としてリアルの場では難しいかもしれないので、まずはオンラインのキャリア図書館を作るところからはじめてみてもいいのかなぁとぼんやり思ったりします。これもひとが大勢必要だよなぁとぼんやり思うので、どうやるかとか誰かと相談したり、考えたりしたいなぁと思っていて、今はまだイメージに過ぎませんが誰かやってしまう前に宣言しておこう。または共感してくれるひとがいるかもしれない。と思って恥ずかしながら書いてみました。


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