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コミュニケーション Vol.2「仮想チーム」


まとめ

・かっこよくいうと仮想チーム、普通に言うと周りに頼ろう。

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ティール組織を標榜する現在の会社に入社し、会社のあり方やチームのあり方を考えるようになりました。

最近腹落ちしているチームとして、仮想チームともいうべき形態が一番自分にとってラクかも、と思っています。

結局チームってなんだろう?

1つ1つの意思決定は、認知能力に限界のある人間が意思決定をしていたとしても、うまく意思決定の連鎖を構築できれば、全体としてもう少し合理的な意思決定に近づけそうな気がしてくる(P57,「流動化する組織の意思決定 エージェント・ベース・アプローチ/著:稲水伸行」)

目標達成に向け、最適解を探すには脳みそ1個よりも2個、2個よりも100個の方がよりそれらしい答えが見つかりそうです。上の書ではチーム(組織)を構成する理由として、この最適な意思決定を得る為と指摘されています。

チームの維持は大変

公式組織が働き、協働がうまく成立するにはどのような要素が必要なのだろうか。Branrd(1938)は、3つの条件を挙げている。(1)共通目的、(2)貢献意欲、(3)コミュニケーション、である。(P50-51,「流動化する組織の意思決定 エージェント・ベース・アプローチ/著:稲水伸行」)

一方でチームは目的を掲げ共有し、貢献意欲を引き出す為の報酬や評価を用意し、丁寧なコミュニケーションでそれらを伝え各々を高いレベルで保ち続ける"マネジメント"が必要になってきます。

大変ですね。

個人以上、チーム以下の「仮想チーム」

個人を超えたアウトプットを、チームマネジメントを不要として発揮できないかなぁと考えた時に至ったものが、詳しい人に頼ればええやんけというものでした。それをかっこよくいうと仮想チーム笑

脳内でチームメンバーを決めて、タスクを依頼するだけ。いただいた内容がずれてるようであれば自身の依頼方法が下手くそなので、より抽象的にし"観点"として並べる事で精度の高い依頼方法が可能になってきます。

仮想チームのメリット・デメリットは上記まとめの図を見ていただくこととして・最大の利点は持ち運び可能ということ。ぶーか時代にスキルは持ち運べるに越したことは無いですから。

結局は信用と信頼に基づくつながりが全てだと思うので、良い仕事よりも善い仕事をしたほうがよかろうと思っています。日々のコミュニケーションも、丁寧さと誠実さを心がけたいと思います。

参照した本*流動化する組織の意思決定 エージェント・ベース・アプローチ/著:稲水伸行

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