エネルギーっていつもあるわけではないのです。
人のエネルギーって無限に湧いてくるものじゃない。
そんなことはわかってる。
でも、ほんとに分かってる?
学校でのこと。
全然課題をやらない生徒がいる。
来るのは来るんだけど、授業中もやる気なし。
出席も提出物もテストも、やらなくちゃいけないことが山積み。
来るのは来るんだけど、
「いつもちゃんと授業に出てないからでしょ」
って怒られて、
「うざっ」
ってあかんべして、やる気なしをますます主張してる。
でも、その間にどんどんやらなくちゃいけないことが・・・
っていう負のループ。
っていうか追い込まれる恐怖のループ。
注意した大人は、もちろんこの恐怖のループが分かってる。
恐怖のループにハマっちゃうことが怖くて、心配。
だからハマらないための方法を教えてくれてる。
でもね、先生。
でもね、ママ。
その恐怖のループについては、私たちも分かっているのです。
ただ、頑張るためのエネルギーがいつもあるわけじゃないのです。
なのに、いざ頑張ろうと思って行っても
「だから言ったでしょ。」
「もっと早くからやらなくちゃ。」
「いつもやらなくちゃ。」
「頑張らなくちゃ。」
って、お説教が始まる。
だから私たちは、反省したり話を聞いたりするのにまずはエネルギーを使わなくちゃいけなくて。
そこからさらに頑張るためにエネルギーを使わなくちゃいけなくて。
それを毎日続けなくちゃいけなくて。
ソシテ、モトニモドル。
という、ループでもあるのではないかな、と思う時もあるのです。
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