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ふるさと創生職員の事業紹介①

ふるさと創生職員は様々な部署に配属され、それぞれ異なるミッションに取り組んでいます。ここでは現職の皆さんの取り組みを前後編に分けて紹介していきます。

今回ご紹介するのは、京丹後市の地域資源を生かして市外へのPRを推進し、観光人口の増加や移住促進に貢献している取り組みです。

① 日本のふるさと「京丹後歴史文化めぐりマップ」

② 地域の夢を叶える「地域版ふるさと納税プロジェクト」

③ 新たなワークライフを提案「自然溢れるビジネスモデル事業」

④ 創作の楽しみを全ての人に「京丹後アートフェスティバル」



① 日本のふるさと「京丹後歴史文化めぐりマップ」

京丹後市には、琴引浜などに代表される「山陰海岸ジオパーク」の豊かな自然、赤坂今井墳墓 や網野銚子山古墳といった数々の史跡、日本最古の羽衣天女伝説など、多様な文化財が残されています。これらの保全のため、令和4年12月に「京丹後市文化財保存活用地域計画」が策定され、その推進に力を注いでいます。

担当者の村上 公太さんのコメント(文化財保存活用課)

京丹後市は、豊かな自然と悠久の歴史、時代を超えて語り継がれてきた伝説・伝承など、多種多様で魅力的な歴史文化を数多く伝えています。この魅力的な歴史文化を、4つの特徴・11のストーリーに紡ぎ出し、観光から地域学習まで幅広く、多くの方々に分かりやすく知っていただけるようデジタルマップ化したのが、「日本のふるさと 京丹後歴史文化めぐりマップ」です。
WEBアプリでインストール不要。市内の案内看板に設置されたQRコードからスマートフォンなどで気軽にアクセスでき、GPS機能をオンにすれば現在地周辺の歴史文化スポットの紹介や目的地までのナビゲーションも可能です。テーマ毎にスポットを巡ることができるおすすめコースも順次公開予定です。


② 地域の夢を叶える「地域版ふるさと納税プロジェクト」

市内225の自治区では、限界集落の数がここ10年で約3倍に増加するなど、人口減少や高齢化が進み、自治区の機能低下、地域活動の継続が危惧されています。市では新たな地域コミュニティの形成を推進し、持続可能で魅力が溢れる地域づくりに取り組んでいますが、地域の自主財源の確保が課題となっています。「地域版ふるさと納税プロジェクト」は、地域活動に必要な資金をふるさと納税を活用して全国から募り、集まった寄附金を補助金として交付するものです。

担当者の石川 晃浩さんのコメント(地域コミュニティ推進課)

京丹後市には、地域が自治区を越えた旧村や地区公民館など広域の範囲で「新たな地域コミュニティ」を形成する行政組織が33あります。その33の地域のかなえたい夢を実現する寄附金を集めるため、申請業務をサポートをしたり、PR方法を地域の人と一緒に練ったりしています。夢の内容は、移住促進だったり、祭りの継承だったり、高齢者の移動支援だったり様々。現在は6つの地域で実施中ですが、さらに参加地域を増やすべく推進業務に邁進しています。
前職では新聞社で広告事業をしていたこともあり、PR方法を考えたり、イベント会場でチラシ配布したり、SNSを使った情報拡散などは得意とするところ。自分の経験が生かせる業務に携わっていることで本当に充実した業務が出来ています。
これからも美しい京丹後市を市外の方々へより知ってもらうため地域のPRをしていきます。一緒に働く人が増えるのを楽しみにしています。


③ 新たなワークライフを提案「自然溢れるビジネスモデル事業」

京丹後市では令和3年2月にテレワーク推進戦略を策定し、市全域を「自然あふれるビジネスセンター」とする構想のもと、多様な特長を持つ市内事業者が中心となり、豊かな自然環境とテクノロジーが調和するビジネスモデル化に取り組んでいます。都市部から京丹後へ新たな人の流れをつくる多様なニーズに対応した「京丹後ワークスタイル」の構築を目指しています。

担当者の若林正義さんのコメント(商工観光部商工振興課)

私は5か年プロジェクト「自然あふれるビジネスモデル事業」を担当しています。
本プロジェクトは、自然とICTが調和する新しいワークライフの提案により、関係人口を増やすことを目的としています。豊かな自然環境を活かしたテレワークやワーケーションの各種プログラム造成や、コワーキングスペースを整備。これにより企業やフリーランスの方々が、京丹後で新しい働き方を実現できる環境を提供しています。
3年間で延べ298社の企業・フリーランスが京丹後へ興味を示し、うち133社が来訪。また、13か所の市内コワーキングスペース利用者数も年間5,000名を超えています。
さらに京丹後での副業や移住の事例も生まれるなど、ここでの経験が一人一人の新たな発見やライフスタイルの変革につながっており、私もその中の一人でもあります。もし、京丹後での新しい生活やビジネスの可能性に興味があるようでしたら、「ふるさと創生職員」の体験をおすすめします!


④ 創作の楽しみを全ての人に「京丹後アートフェスティバル」

地域社会の形成と継続に大きな役割を果たす文化芸術の力を未来へ発展的につなぎ、文化の薫り高いまちづくりを進めるため、令和5年に「京丹後市文化芸術振興計画」が策定されました。今後10年間の文化芸術振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を目指しています。

担当者の寺島千恵さんのコメント(生涯学習課)

京丹後市文化芸術振興計画をもとに、市民が多様な文化芸術に触れ、そこでの学びや体験を通して、創作や表現することの楽しみをと「京丹後アートフェスティバル」を企画・運営しています。
これまで各地で携わってきた芸術祭などの経験を活かし、広報物のデザイン企画や、丹後地域の文化的資源をモチーフにしたアーティストによるワークショップなど、アートがただ観て楽しむのではなく、アーティストとの交流や、創作プログラムを通じて、地域や社会を知り、多様な表現、考えの違いに気づき、新たな視座が得られるよう、芸術が持つ社会性を意識しプログラムをつくっています。
またこの事業を通じて、官民の連携や他課との連携を積極的に実現しています。


ふるさと創生職員の取り組みの多様さを垣間見てもらえたでしょうか。このように様々な部署で全く異なるミッションに挑戦しています。前職での経験が活かせているという声がとても多く、各部署で即戦力の貴重な人材として活躍されています。

応募を検討中の方は、先輩ふるさと創生職員の取り組みを参考に、是非ご自身が一番輝けそうな場所を探してみてください。

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