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Sodo街Diary:エチオピアン結婚式~式当日編~

ハイエースに乗り、同僚たちとどこかへ向かう最中の車内は、音楽ががんがんにかかり 人々は歌うや手拍子やのすごい盛り上がりでした。中でも特に、その地域の音楽がかかるとものすごく盛り上がり、何度もリピートされる有り様でした。

(地域についてはまた違う記事でまとめますね)

まずハイエースが向かったのは、レウィリゾートという 任地に唯一あるリゾートでした。

そこには式前の新郎がいて

(といっても、前のブログの招待状を見る限りかなり早い時間からあれこれプログラムがあったので、すでにいくつかの催しをこなしていたのでしょう。)

みんなと握手を交わしていました。
そこで最初のプログラムが行われるのかと思いきや、そこはそれだけで、続いて新婦さんのご実家へと向かいました。

すごい人…

そのおうちの前では新郎さんが車に乗っており、その周りを人々が歌い踊りながらぐるぐるとまわっていました。そして、新郎が出てくると取り巻きを連れ 新婦さんのご実家へと入って行くのでした。

そのときもみんなすごい声で歌を歌っていて、圧倒されっぱなしでした。


そして、中で2人が合流するとまた周りが歌いながら、外へと2人で出てくるのでした。

その後はお昼ご飯になりました。どうもそのご飯も新婦さんのご実家が全て準備するようで、大きなお鍋がいくつかあったり、飲み物のビンも多々ありました。

まずインジェラが配られ、そしてワットと呼ばれるソース・具が配られるという流れでした。

そのお昼ご飯の場所も、上はテントのように布が張られ 椅子も全員分用意されるというかなり大掛かりな始末でした。これがご実家の前にあるので、ほんとになんだかすごい有様でした。

ご飯の後は、再び前述のレウィリゾートに行っての、ケーキカットでした。

みんなでレウィリゾートに向かい、そこでまた新郎新婦の乗った車の周りを取り囲み歌い踊りました。そして、ケーキカットの場所へと向かい、行いました。


ケーキカット時の特徴としては、まずお互いに食べさせ合いっこさせること、そして、ケーキをお互いの顔に付け それを食べてあげる という流れがあることですかね。


顔についたのを相手が食べるときは、なんとも見てられん感じでした(笑)



そしてその後写真撮影が行われました。
新郎新婦だけの写真を撮ったり、新郎新婦と一緒に写真を撮ったり、同僚と写真を撮りあったり、景色がいいとこなので写真を撮ってもらったりという感じです。

それで終わりかと思いきや、最後にディナーがありました。
レウィリゾートで、ティブス(焼いたお肉)かクットフォー(生肉をチョップして細かくしたもの ユッケみたいなの)か選べと言われ、ティブスというと券がもらえました。この券と交換でディナーが食べられるようです。

ディナー会場へと向かう途中、交差点の真ん中が輪っかになったランドバウトというものがあるのですが、その周りをぐるぐる回るというイベントがありました。

新郎新婦が車のドアから身を乗り出して、車の上で手をつなぎながら、車はランドバウトを何周もするというものです。

写真撮影の意味もあるんだと思いますが、個人的にはなかなか面白いなと思いました。その周りのやじ馬も、踊っていたり バイクに乗ったあんちゃんは曲芸みたいなことをしながら運転したりと、その空間にいた人がみんなで楽しんでいるように感じました。


そして、その後ディナー会場へと向かいました。
このときに至っては、会場の都合もあったのでしょうが、新郎新婦たちはたちで花火をあげたりして盛り上がり、その他の人たちは食べるのとおしゃべりに集中していたイメージ。


結局抜け出せたのは、7時8時ごろ。
半日ほどだったとはいえ、かなり疲れた1日でした。。。

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