あなたの脳は何を見ている？

特急「ひだ」の横を流れる飛騨川に見惚れながら考えたのは、人間の脳のすごさでした。

というのも、美しい川の流れを写真に収めようとすると、うまくいかないからです。

猛スピードで流れていく線路脇の木々や電線が映らないように、何度も撮影したのがこちら▼

清流を写真に収めたくて何枚も撮りました

私に見えているのは、目の前に存在している川ではなく、脳の中で再構成された川、なんですよね。

橋を渡る間は、絶好の撮影タイム▼

睡魔に負けずにがんばりました、笑

ただし、右側の写真の下 1/3あたりに写っている線は、私には見えていなかったりもします。

＼人は見たいものだけを見る／

非日常の空間であれば、「見たい」と思ったものにフォーカスを当てるので、わかりやすいですね。

日常空間では『いつものアレ』がまったく目に入らないのとは、逆の現象。

ということは、日々の生活に豊かさを感じようと思うなら、『美しいものを見よう』と意図することが有効です。

＊しつもん＊
あなたはどこに何を見ますか？

〈私が私である〉ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏

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