📕夜の樹(🖋️トルーマン・カポーティ/川本三郎訳)を読んで〜読書感想〜
【 MEMO 〜「無頭の鷹」までを読んで〜 】
①
主人公はあちらの世界に行ってしまう。
ナビゲートするのは出会った不気味な人物。
少女だったり二人連れだったり。
彼らは主人公をより深い世界へと連れて行く。
それは主人公の無意識の領域、さらにその下の領域、魂とよばれる域。
主人公が見ているのは現実世界でもありナビゲーターと存在する現実によく似た世界。
現実世界では主人公の表層、意識の領域が彼の社会生活を支えているので、他者からはほとんど変わりない彼だと思われている。
②
一文