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28歳未経験からWebデザイナーとして働くようになるまで。


※全体的に長めです....
※転職に関するアドバイスや方法など書いているわけではないです
※自分の整理も込めて過去の想いを振り返ることにフォーカスしています

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はじめる前にざっと自己紹介です🙌(現在2022/01/01)

現在、東京在住の29歳、男、koikoiと申します👏
東京生まれ東京育ちで、20歳までアニメや映画など、芸術的なものに惹かれやすいごくごく普通?の男として生きる。(今とあんまり変わらない笑)

20歳の時にメジャーデビューを目指して音楽活動をはじめる。
26歳まで続けた時に、自分の限界を感じ音楽を諦める。

その時期に知人に勧められたコーヒー業界に興味を持ち働く。
そしてコーヒー屋さんでバリスタをしている時に、コロナがやってきて働いているお店が休業となる。
そのタイミングは自分の将来を考え直す機会となり、ネットでWebデザインに出会う。

2020年9月〜
元々音楽をやっていたこともあるくらいクリエイティブなことが好きだったこともあり、やってみる精神で、Webデザインのスクールに2ヶ月ほど通う。

2020年12月〜
スクール卒業後、約3ヶ月求職活動をする。
そして、デザイン製作会社へ就職。
約7ヶ月後、会社の業績不振により退職。

2021年10月〜
再び約3ヶ月求職活動をする。
そしてそして、
2022年1月から事業会社のWebデザイナーとして働きはじめる。

以上!


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28歳未経験からWebデザイナーになる人の人生をちょっと覗いてみるくらいにさらっと読んでもらえたら嬉しいですし、

僕のように未経験から挑戦しようとしている人の背中を押す手助けに繋がっていたらなお嬉しく思います🙇‍♂️


ではでは、スタートです💡


▽まず現在のこと(2022年1月1日)

2021年10月から約3ヶ月ほど求職活動をして、
2022年1月から事業会社でWebデザイナーとして働きはじめます。

まさか自分がデザイナーという肩書きを持つとは夢にも思わなかったです。そんな僕の過去を振り返ると点と点が繋がってくるな〜なんて思ったりしました。
求職活動がひと段落した今、自分の過去の整理の意味も込めて筆(Macbook)をとった次第です✍️


▽0歳から20歳まで

東京都出身で、吉祥寺で生まれます。
ごくありきたり?な両親のもとすくすくと育ちます。

性格は内向的ですが、
人と関わるのは好きで、人それぞれの個性に興味を持ちました。
(美術とか個性が顕著に表れるものは特に好き)

勉強もスポーツもそこそこで、(むしろできないほう。。)
自分の中にこれ!といった好きなものがないことや得意なことがないことがコンプレックスでした。

受験で入学した高校は大学までの一貫校だったのですが、
なんの目的もなく大学に行くことに違和感を感じ、高卒の道を選びました。

自分の人生は、自分が選択し進んでいく。
そこから自分の人生がはじまった感覚があります。

高校卒業後、
コンプレックスであった”没頭できるほど好きなことがない”に向き合い探しました。

そして、音楽に出会います。


▽20歳から26歳まで

最初は軽い気持ちで、歌をならってみたいな〜からはじめました。
お試しのつもりで1年の短期スクールに通いました。
(音楽経験はなく、人並みに音楽を聴くくらいのレベルでした)

そこから歌うことや曲を作る楽しさを知り、どんどん好きになりました。
いつしか音楽でシンガーソングライターとしてメジャーデビューをすることを目標として6年間活動することになります。

今思えば、音楽を好きになることに加えて、
コンプレックスである”没頭できるほど好きなことがない”が解消されていく嬉しさも大きく、それがより音楽に没頭させた要因だと思います。

それらの好きや嬉しさだけで6年音楽を続けられた、といったも過言ではないです。

そんな好きなものから離れた原因は、好きになりすぎたことでした。

というのは、
好きという感覚は厄介で、好きはとても大きなモチベーションを生み出す反面、自分を客観的に見ることを難しくさせました。

そして、好きゆえに理想像が高くなります。
(ああなりたい、こうなりたいといつまでも思い続ける状態)

客観性を欠いているので、
自分の能力に見合っているか?
それは現実的な目標なのか?
といったことは後回しです。。。

以上のように、
”好き”が没入感を生み、客観性を欠いたまま突き進んだ結果が、
理想と現実の能力差にただただ苦しむという事態に陥りました。

いくら練習しても自分の能力ではいつまでも辿りつけない、とわかっていながらも好きが後押ししてくれるので進むことはできてしまう自分。

そんな状態は、ストレスとなって積み重なり、精神的に音楽を続けることができなくなりました。

そして、
一旦好きな音楽から離れる選択をします。


▽26歳から28歳まで

20〜26歳までの音楽活動の傍ら、
お金を稼ぐだけでなく音楽に活かせる経験ができたらなという目的もあり、
様々な飲食店を経験しました。

カフェ、バー、居酒屋、ミュージックバーなど。
表参道、新宿、渋谷、代々木などで働き、そこでしか味わえない人や空間を体験したことは、今思えば審美眼を養うことに繋がったのかな〜なんて思います。

音楽から離れた時は、
レコードをかけるミュージックバーで働いていました。

今後どうするかをぼんやりと考えていた矢先、、
ミュージックバーの店長にコーヒーの世界面白いよ、と言われたことがきっかけでコーヒー業界に興味を持ちます。

今までコーヒーはカフェイン摂取の飲み物でしかなかったですが、
コーヒー専門店でコーヒーを飲んでみると、、、、

紅茶の味がする...!
コーヒーなのに紅茶の味がするコーヒーでした。
今でもその時の感動は覚えています。
暑い夏の日、吉祥寺のコーヒー屋さんで、エチオピアの豆を使ったアイスのドリップコーヒーでした。

その感動から、
サードウェーブと呼ばれるコーヒーの品質にフォーカスしたコーヒー屋さんをメインに東京都内のコーヒー屋さんを巡り、コーヒー屋さんで働くまでに至りました。

そして、
コーヒー屋さんで働き、1年経たないうちにコロナがやってきました。

そのタイミングでWebデザインに出会います。


▽28歳未経験からWebデザイナーへ

コーヒー屋さんを1年ほど続け、コーヒーの面白さや魅力を感じながらも音楽ほどの没入感はありませんでした。
コーヒー業界を知り、経験し、このまま続けていくか?と自問自答した時、
このまま続ける自分を想像できないと思ったのがコーヒー業界を離れる一番の要因でした。

不謹慎かもしれませんが僕にとっとてコロナの時期は、
将来をじっくり考え直せる、とても良いタイミングでした。


その時に行ったことは、改めて自分の人生を振り返りました。
パーソナリティに関するテストや友達、親など第3者の意見を聞いて、自分はどんな人間でどんなことが得意なのかを深ぼることで将来の方向性を決めるための情報を集めました。

その結果は、端的にいうと、
クリエイティブな職の適性が高かったです。

そして、
ある程度の方向性を決めたら、本やネットで自分を活かせる職を探し、
Webデザインに出会いました。

正直なところ、クリエイティブなものは音楽をやっていた時に嫌というほどしんどさを味わったのであまり前向きではなかったです。
”好きだけでは選択できない”、今までの経験から少なからず慎重になっていました。

とはいえ、食わず嫌いをしていては前に進めない。
Webデザインとは何か?を知ることからはじめました。


Webデザインをやりたい理由

Webデザインを知り、再びクリエイティブなことをはじめる決断をしました。

Webデザインに惹かれた主なポイントは以下です。
・自分の適性に合っている
・音楽のようなクリエイティブな部分もありながら、デザインは課題解決が主な役割

”デザインは課題解決が主な役割”
ここがとてもポイントで、ここがあることで客観性を保って向き合えると思ったのです。(音楽では客観性が保てなかったことが続けられなかった一番の理由だと考えるので)

”好きで適性のあるクリエイティブなことに加え、客観性を保って向き合えそう”
僕にとってはこれだけで、Webデザインをやってみる価値があると思いました。

その後は、すぐに行動しました、
コーヒー屋さんを退職し、Webデザインのスクールに2ヶ月ほど通い、
3ヶ月ほど求職活動をして、デザイン製作会社に就職することができました。

雇っていただいたきっかけは、
デザイナーの方にポートフォリオを評価していただけたことでした。
(未経験にしてはよくできてると言ってもらえました)

やはり少なからず適性があり、向いている職を選べたんだな、と自信につながりました。

そこからはがむしゃらにデザインを作って作っての日々を送りましたが、
全社員5名ほど、できて間もない小さい会社で、業績不振から会社を離れることになりました。


デザイン製作会社で働いて、、、

デザイン製作会社の実務で得たこと
・Webデザインの全体像(お見積もりから納品まで一貫して携わる)
・実務のスピード感
・一般的なデザインに対する認識

実務経験ができたのは約7ヶ月ほどでしたが、
体感2年くらいの濃密な時間を経験できました。
それは小さい会社ということもあり、未経験ながらいきなりいろんな業務に携わる機会があったからでした。
(お見積もりや素材のための写真撮影に同行、お客様に直接ヒアリングし、デザインを提案などなど)

いきなりデザイン業務の全体像を経験したことで、
自分がデザインで力を入れたいと思うところが見えてきました。

それは、
ビジュアルを作ることに注力するデザインよりも、
貢献することに注力したデザイン。でした。

具体的に言うと、
そのデザインをすることでどんな効果が生まれるのか?
どんな体験を生むのか?
そういったデザインの目的を設計できるデザイナーになりたいと思いました。

前職の経験から就職活動の方向性が見えました。


事業会社のデザイナーになりたい理由

事業会社のデザイナーになりたいと思うに至った経緯は、
デザイン製作会社で作って終わり作って終わりを経験した時に、
このままデザインを作る作業にフォーカスしていてもデザイナーの価値は無くなってしまうのでは?
ビジュアルを作れる人は、すでにいっぱいいるのでは?とふと疑問を持ちました。

ビジュアルを作れるだけの技術勝負は、自分の歳では難しい。
そういうクリエイティブの技術の難しさは、音楽で嫌と言うほど経験していたからです。

デザインはビジュアルを作るだけの分野ではない。
ビジュアルだけでなく、デザインの目的をしっかり設計できる人を目指したいと経験から思ったのでUI・UXデザインというものに惹かれました。

UI・UXデザインは、Webやアプリにおいて、
体験や効果、使いやすさといった、デザインの目的や貢献にフォーカスを当てた分野です。(細かい定義は一旦置いておきます)

その分野に自分のやりたいことがあると思いました。
働く会社も製作会社ではなく、事業会社で働くことが自分の注力したい”貢献するデザイン”ができると考えました。

そして、
ご縁があり2022年の1月から事業会社でWebデザイナーとして働くことが決まりました。



最後に

今までの経験が繋がってるのがなんとなく伝わっていたら嬉しいです。
自分の人生がどんなふうに見てもらえたのか、気になる〜〜(ぜひ教えてください😂)

行動した経験から次を導く過程で自分を知れたことは大きな財産です。
自分で選択してきた人生だからこそなんの後悔もない。
そんな人生を今のところおくることができています。

そして、
2022年も幸せな年にするため
いろんなご縁が増えたら嬉しいなと思いますので、発信していく年にします!!🙌


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かなり長い内容になってしまったとは思いますが、
もしここまで読んでくれる方がいるとしたらとても嬉しく思いますし、
いいね!をいただけたらとても励みになりますのでよろしくお願いします🙇‍♂️

そして、デザイナーを志す方やデザイナーの方とはぜひお友達になれたらと思っていますので、(もちろんご依頼やノンデザイナーの方でも大歓迎です!)
興味を持っていただけたらぜひお気軽にTwitterのDM(ユーザー名koikoi)にてご連絡いただけらとても嬉しく思います😊


次は求職活動中のこととか、
ゆくゆくは事業会社で働いてみて、、なんて記事を書いてみようと思います。
では、またお会いしましょう!!👏

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