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旅行紀行文:金沢・能登半島

はじめに

僕自身の旅の記録を書きなぐったものです。

特に「金沢・能登半島のオススメスポット!」とか「この記事を読んでいただいた方だけにお得情報を〜」とかはございませんが、お時間ある方は最後まで読んで頂ければ幸いです。

※3000文字くらい

本編

協賛レースというものがある。超簡単に言うと「レース名を自分の好きに指定できるレース」のことだ。著作権などの制約はある。

これ一度はやってみたいなと前々から思っていたのだが、ただ自分の誕生日に自分の名前を冠するのは面白く無いな〜と二の足を踏んでいた。そんな時、この前に岐阜旅行をして日本一高いバンジージャンプをしたフォロワーの誕生日が近づいている事に気付いた。

俺は遊びの企画を立てるのが大好きなので、フォロワーに「静岡で競艇か北海道でばんえい競馬か金沢で競馬のレースを開催するから旅行しない?」と提案したところ、ありがたいことに「金沢かな〜」と返事を貰った。

その後爆速で金沢競馬場に申し込みをした。何事も行動は早い方がいい。「申し込みは明日でいいか…」と思ってる隙に他所に奪われるかもしれないからだ。

申し込みについての詳細は割愛するがやり方は簡単で、金沢競馬場に申し込み用紙を送り受理されたら開催費用を支払って終わり。担当者によるのだろうが、俺の場合は問い合わせの電話の段階で仮押さえしてくれたり、レース時間も希望を伝えるとそれに合わせてくれたりと丁寧に対応いただいた。ありがたい限りです。

ちなみに、レース開催者と関係者は特別観覧席に入ることが出来る。きったねジジイたちに囲まれることもない。そういう雰囲気も好きだが…。ゴール前でみんなで絶叫する一体感も楽しいし。

※全ての地方競馬場で協賛レースを開催しているわけではないのでご注意ください。

そしてレース開催まで段取りを完了。

爆速で仕事を片付け、前日に大阪から金沢へ移動(サンダーバードって座席に充電のコンセントが無いんですね)した。金沢駅を降りたら銀世界で普通にテンションが上がった。

雪、いいっすね。犯罪都市大阪では雪が積もることがほとんどないので素直に嬉しい。小学生みたいにはしゃぎました。地面が凍っているので歩きスマホとかしてる人がいない。あと女の子が心なしか3割増しで可愛く見える。金沢最高である。

ただ俺は雪エアプなのでフォロワー曰く「お前はまだ本当の積雪を知らない」と指摘されたので、敢えて真冬の東北旅行とかもしてみたいなと思った。雪vs俺、勝ちます。

はい。駅近のホテルに宿泊し荷物を置いたあと、暫く一人で周辺を散歩してしっかり身体を冷やしたところでホテルに戻りお風呂でポカポカ!コンビニで買った金沢の地酒でワイワイ!かまぼこパクパク!━━━就寝。

胃に優しいね

そして翌朝を迎えたところ競馬好きのフォロワーからDMで「今日のレース中止らしいですよ」と連絡があった(競馬大好きなフォロワーにはレースを開催することを事前に伝えていた)。その後金沢競馬場からも電話で連絡があった。

連絡ありがとうございます

天候のことなので仕方ないしどうしようもないが、完全に旅行予定が狂った。元々はフォロワーに「金沢競馬場で遊んでそっからの儲け具合でどうするか考える」というクソ雑い旅行計画(企画立てるの好きとは?)しか伝えていなかったのが仇となった。要するにレースが中止になった場合の代替案をなんも考えていなかったのである。

これが一人旅の場合は適当にノリでどっか行くのだが、今回は相手がおり、しかもわざわざ遠方から金沢に来てもらっており、しかも金沢は初めてとのことで「何とかしないと…」となった。色々考えた結果、せっかくレンタカーを借りているから車じゃないとアクセスしにくい場所へ行くかとなった。

能登半島である。さらに具体的に言えば、能登半島に位置する能登島だ。

能登半島は4年ほど前に友達と一周ドライブしたことがあり多少土地勘があるのと、海沿いの景色綺麗だから良くね?という程度の理由だが…。

ドライブコース

※ちなみに前回は友達と大阪→福井→能登半島一周→岐阜県縦断→名古屋→伊勢神宮→奈良で金魚見る→大阪をぶっ通しでドライブしました。よくやったなと自分でも感心しています。

序盤の道中の天候は完全に”終焉(おわ)”っており、さながらシベリアを走っているようだった。これもう半分遭難だろ。雪の中で運転するのが初めてだったこともあり、山道を運転している時は「頼む…対向車くんな!」と念じていた。しかしこれを顔に出したくなかったので終始「余裕ですが?」みたいなツラで運転していた。何と戦っているんだ俺は。

救いだったのは日本海側をドライブしている時は晴れていたのと、午後からは比較的天候が落ち着いていたことだろうか。雪の上を走った時のジャリジャリィ!って音が苦手なんすよね。

そして最初の目的地である能登島のガラス美術館に到着すると、本日閉館の看板があった。もう踏んだり蹴ったりである。取り敢えず近くにあった道の駅で海鮮丼を食べ、なんか近くに水族館あるからそこ行くか〜となった。もう計画もクソも無い。行き当たりばったりである。

美味かった(小並感)

水族館の名は「のとじま水族館」といい、巨大水槽の上から魚を見下ろせる珍しい展示だった。水族館に行ったのはかなり久々だったが、平日で人が少ないこともありじっくり鑑賞を楽しめた。あと色々と面白い展示もあったので、皆さんにもぜひ足を運んで欲しい。

ここで「動物園や水族館でオタクみたいに隅っこで動かない動物や魚を探すのが好きなんだよね〜」とフォロワーに語ったら「そっか…」みたいな反応で「俺やっぱバケモンなんかな」と思った。

平日だがイベントも催されており、ペンギンの散歩が本当に可愛かった。ヨチヨチ歩いている。かわいい〜。人類みんなペンギンになればいいのに。

後半は巻きが入って鬼早足で笑った

「ペンギンさんかわいいな〜」と思っていたのだが、展示されていた相関図がムチャクチャすぎて笑った。こいつら裏でエグいことやってんな。男女関係が爛れまくりのTwitterの限界界隈みたいだな。藤原家の家系図の方がまだ分かりやすい。しかも同性婚もある。ペンギンの世界もLGBTとか色々とあるらしい。

無茶苦茶じゃねーか

一通り水族館を堪能した後は下道で金沢へ戻った。車内ではラジオで流れてきた「読書垢界隈」に反応して「読書はさァ!」とか俺だけ騒ぎまくったりしていた。耳舐めASMRも流したかったが人間としての尊厳への冒涜になりそうなのでやめた。その後、駅ナカの居酒屋で飯を食べ、お土産を選んで解散した。

キリンビール派です

帰りのサンダーバードは同じ車両に団体観光客のジジババがおり、車内はクソ煩い…いや、非常に賑やかだったので旅行の解散後にありがちな「孤独や…」という念を感じることもなかった。

おわりに

色々トラブルやアクシデントに見舞われましたが、総合的には最高に楽しい一泊二日の旅行でした。僕の突発的な提案にも関わらず快諾頂きありがとうございます。

ちなみに順延になった協賛レースですが、悪天候で再度中止になりレース自体が取り止めになりました。これだけが残念です。地球温暖化させます。

あと協賛レースで賭けようと思っていた一万円を有馬記念に突っ込んだのですが、全額負けました。競馬って動物虐待だろ。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

以上

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