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マーケティングに限らない、習慣化と長く続く関係づくりに学びを得た一冊。読書メモ『カイタイ新書』

博報堂のヒット習慣メーカーズと
そのリーダーの中川悠さんの
『カイタイ新書 -何度も「買いたい」仕組みのつくり方-』
を読みました。

朝渋で著者の中川さんの登壇イベントが
7月29日に開催され、
視聴参加したことをきっかけに
購入して読んだ一冊。

何度も買いたい、そのためのしくみづくり

さまざまな環境の変化により、
転換期を迎えているマーケティング。

そこで必要になってくるのが、
「一度だけ買いたい」しかけよりも、
「何度も買いたい」しくみ。

そしてそのしくみをつくるために
重要なのが「習慣」。

習慣化の3つのステップや、
その実践編のワークショップまで
詳細にまとめられた一冊です。

本書の章構成

CHAPTER1 Introduction 単発的なマーケティングから、「持続的なマーケティング」の時代へ
CHAPTER2 Method 「習慣化」とは?
CHAPTER3 Prediction 習慣を予測する
CHAPTER4 Addiction1 習慣を設計する
CHAPTER5 Addiction2 「触媒」の魔力
CHAPTER6 Conversation 習慣を広げる
CHAPTER7 Training 実践PACワークショップ

読書中のツイート

マーケティングに限らない、習慣化と関係づくりのメソッド

人口が減少したり、モノがあふれる世の中では、
新しく手を広げていき、一度だけ売る方法は
どこかで限界が訪れます。

それよりは、しっかりと関係をつくり、
そうして何度も買いたいと思ってもらう。
本書はそのしくみづくりについて
書かれていますが、読んでいく中で
SNSでの関係づくりも同じだなと思いました。

よく、企画などでバズを生んだり、
リツイートなどでフォローを促したりしても、
それはフォローがゴールになってしまい
「一度だけ」になってしまいます。

それよりも、リプライやいいねなどをしあい、
そしてお互いを知り、「何度も」やりとりをして
長く続く関係をしっかりとつくっていく。

そう考えると、SNSもフォロワー数や
いいねの数がすべてではないですよね。

習慣化の話についても。

私も、毎日だったり定期的に続けていることは
いくつかあります。
読書だったり、このnoteだったり。

いまでこそ何も考えなくても続いていて
習慣になっているけれど、
そこにはちゃんと習慣をつくるための
「習慣化ループ」があるんだな、ということに
読んでいて改めて気づく機会になりました。

noteは連続更新のポップアップが出ますし、
ブログも連続何日更新したかを
手帳に記録しており、
この数字が1日1日増えていくこと、
そしてそれが目に見えることは
「成長」の習慣の「ダム型」の触媒ですね。

また、私自身の例でいうなら、習慣をつくれた
成功体験もまた、次の習慣づくりにつながる。
そんなことを感じています。

マーケティングに限らない、習慣化や
長く続く関係づくりにおいて
学びをもらった一冊でした。


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