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【2023年最新版】株式取引を3つのポイントから99%理解できる

前回までに株式投資のさわりの部分を説明してきました。
今回は「企業分析とIRの見方」について説明して行きます。
大事な3ポイントとは、「情報・タイミング・方法」です。
これからそれぞれのポイントについて細かく説明して行きます。
ポイント2と3については次の記事でも細かく説明しているので、そちらもそちらも確認して下さい。

「情報」
このポイントは大変簡単というか当たり前ですが、情報が大切です。
特に必要になる情報については以下3点です。
・市場:今後のびる市場なのか
・行動:市場獲得のためにどんな行動(事業・投資)をしているのか
・数字:その行動を数値化した時に伸びしろがあるのか
ただ、これらはIRやニュース、指数を見れば大体が把握できます。IRの見方についてはこの記事の下の方で説明していますし、指数を把握するのに適したサイトなども記事の後半で説明しています。
動画を具体例として上げさせてもらうと、
・時事ニュースから
 動画市場は成長性がある。5Gもあるし!
 株式会社Aが動画広告事業を始めるようや!
・調査して
 競合も結構多いな…
・財務スキル(PLやCF、IR)から
 A社は本業の業績も良くないし、純資産も流動資産も少ないし、
 どうやって動画事業で戦うんやろう
 でも投資活動のCFが大きくプラスやから売却に成功してるんか
 それを回すんやな!
みたいな感じで上の3点を軸に見て行きます。
このスキルを上げていくのに、アプリを使って私は毎日勉強しています。

「タイミング」
タイミングについては前回のこちらの記事でも少し触れましたが、リターンの方法によっても変わってきます。
ただ、財務スキルがつくと、長期的に上がる株がわかるようになってきます。長期的に上がるという株であれば、短中期的にも上がる確率は高いという小さな指標にもできます。
これらの小さな小さな指標がチャートというものに表されています。チャートの見方は次の記事で細かく説明しています。
最後の付録部分に、用語をもとにしたタイミングについて記載してます。

「方法」
このポイントは次の記事で細かく説明していますが、その前段階のチャートに書かれてるもの・用語を今回は説明していこうと思います。

【チャートに書かれている用語について】
今からはもう頭が痛くなるような用語が並びますが、これが腹の底から理解できた時、あなたは最強になります。
「時価総額」=株価✖️発行株式数
これはみなさんわかっているかと思いますので、今から勝率を上げていくために下の指標を読めるようになって行きましょう。

用語を理解するのに大前提となる利益と資産について説明します。
例えば、売上が100万円、経費が30万円だった時、利益は70万円で、翌期にはこの70万円が資産として計上されます。
この前提を元に、「会社が生み出す利益に対して、今の株価が買い時なのかどうか」を示している指標が、
「EPS」=1株あたりの純利益
「PER」=株価収益率
の2つです。
逆に、「会社が持っている資産に対して今の株価が買い時なのかどうか」を示している指標が、
「BPS」=1株あたりの純資産
「PBR」=資産対株価の正当性指標
の2つです。
それぞれの用語の詳しい説明は下の付録に書いてあります。

チャートの見方については次の記事で詳しく説明しています。これまでの記事と次回の記事を読んでいただけると、もう株式投資ができるようになります。

【付録】
・EPS=純利益/発行済株数
 ※純利益について注意して下さい。こちらについても今後PLの書き方の記事で詳しく説明します。

転職Hacks, 2019, <https://ten-navi.com/hacks/article-414-32426>より引用

・PER=株価/EPS
    株価の期待と実績の差を表している数字
    投資した資金の回収に何年かかるかということ。
    日本の上場企業の場合、PERは15倍程度が平均
 ●EPSが上がればPERは下がる
 (会社が頑張って利益生んで、もし誰も知らんタイミングならお買得)
  →期待が低いor収益率が高くなった
 ●株価が下がればPERも下がる
 (利益を一定的に生み続けてて、誰も期待していなかったらお買得)
  →期待が高いor収益率が低くなった
・BPS
 BPSが高い=企業の安定性が高い
 →1株を多くの資金で支えてることで、
  急な景気下落や天災などへの対応可能であることを示す
・PBR=1株あたりの純資産に対しての、株価の正当性を測る指標
 株価がPBR1倍に続いていて、財務、市場に問題がない場合はチャンス
・ROE=自己資本利益率=純利益/株主資本


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