私が禁煙に成功した方法

やめたいのにやめられないことありませんか?

お酒もたばこも、筋肉には良い影響を及ぼさないといいます。

私は、お酒を飲みます。
たばこはかつて吸っていましたが、2014年に禁煙を決意し、いまは全く吸っていません。

今回は、私がたばこをやめた経緯と方法をお伝えします。
参考になりますと幸いです。

ヘビースモーカーだった私

たばこを吸っていたときの私は、1日に1箱以上吸うのはふつう。
飲み会前には必ず、新しいたばこを2箱購入。家に帰る前には買い足していました。

当時吸っていたのはマイルドセブンでした。

禁煙を決意したきっかけ

禁煙を決意したきっかけは、マラソン大会です。

私は、禁煙を決意する前年(2013年)に地元のマラソン大会に出場しました。距離は5キロ。

本格的に走るのは、高校生ぶりです。
しかしながら、中学時代は陸上部だったこともあり、「5キロくらいどうってことない」と考えていました。

そしてその考えは、練習初日に誤りだったことを痛感しました。

肺に空気が入らないのです…!!

足は動きます。腕も振れます。
しかし、呼吸が苦しいのです。
懸命に息を吸っても、肺には想像の半分も空気が入ってきません。

練習初日は2キロも走れませんでした。。

しかし私はこう思います。

「しばらく走ってないから仕方ない。練習すればきっと大丈夫でしょ。」

私はポジティブなのです。

そこから3か月ほど、週に1度は練習し、臨んだマラソン大会。
25分かかりましたが、なんとか完走できました。

そして、禁煙を決意したのは2014年。
この年も出場を決めたマラソン大会でしたが、大会1か月前になってもまったく練習をしていませんでした。

最後に走ったのは去年のマラソン大会です。
このまま練習をせず、5キロの大会で、途中リタイヤは恥ずかしすぎます。

私はこう考えました。

「去年は練習+喫煙で完走できた。今年は練習をしていないから、禁煙すれば完走できる!」

そもそも私には5キロを完走できる能力が備わっていることが前提の、ポジティブ思考です。
昨年は練習で+1、喫煙で-1の±0で完走できたため、今年は練習-1、禁煙+1の±0で完走しようという作戦です。

禁煙のための作戦

私が禁煙のためにとった作戦はシンプルでしたが、効果の高いものでした。
禁煙生活は6年になり、おそらく今後も吸うことはないと思います。

それは、「たばこを買わない」という作戦です。

たばこが「ある」状態だと、私の取れる選択肢は、吸うか吸わないかの2つです。この状態で吸わないようにするには意思の力が必要です。

たばこが「ない」状態だと、私は吸わないことしか選択できません。
この場合、意思の力でたばこを買うことをやめないといけませんが、たばこを買うと吸ってしまうことが明白です。

この方法では、「たばこを買う=たばこを吸う」です。
たばこが「ある」状態で、吸わない選択をするときに使う意思の力を10だとすると、たばこが「ない」状態で、たばこを買わない選択をするときに使う意思の力は5以下だと思います。

私も最初は禁断症状が出ました。
しかし、マラソン大会を途中リタイヤする恥ずかしさにくらべたらましです。

禁煙はマラソン大会まで続け、無事完走できました。
昨年より2分遅い、27分でした。

禁煙の継続

禁煙は最初が最もつらいと言います。
私もそうでした。

ですが、練習なしで5キロを完走できたことが、禁煙継続の後押しになりました。

たばこを吸わないと健康になれる!

至極当たり前のことなのですが、これまでは、たばこを吸っていることによる健康への影響を自覚していなかったため、たばこが健康に及ぼすさまざまな影響を、自分事としてとらえていなかったのです。

私は、マラソン大会後も禁煙することを決意しました。

禁煙6年目の現状

いまはたばこは一切吸いません。
たまに、たばこを吸っている夢を見ますが、起きてからも吸いたいとは思いません。

禁煙歴が長いので、きっと肺もきれいになり、様々な病気へのリスクも低下していると思います。

しかし私は禁煙者であり、非喫煙者になることはありません。
一生禁煙を続けていくのです。

つらくはありません。もう、吸わないことが日常です。

いまたばこを吸っていて、やめようと思っている方。
最初はとても大変ですが、これから先の長い人生に比べればほんのひと時です。

たばこをやめると健康になれるとはいいませんが、健康を害するリスクは減らせます。

人生を楽しむためにも、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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