【私と躁うつ病】 躁うつ病だとわかるまで①
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今回は初めての症状がでてから、うつ病かもしれないと思い始めるまでを書きました。
《初めの症状》
今から5年程前、大学2年生の1月末、最後の試験期間が始まるころ、午後の授業中に体調の違和感を覚えました。
悪感、寒気、身体が重だるい、息切れ、手脚の関節痛など、咳などの症状は有りませんがまるで風邪をひいて熱を出した時の様な状態。
ちょうどその頃は1月末で大学内でもインフルエンザが流行していたので、「とうとう私も罹ってしまったか…病院行かないと」くらいに思っていました。
《内科や総合診療科に行く》
それから1ヶ月ほど、内科と総合診療科でさまざまな検査を受けました。インフルエンザの検査は2回とも陰性。レントゲンも血液検査も異常はなく…。どの病院の先生も「きっと風邪の治りかけだろう」という結論にいたり、漢方やビタミン剤を処方されて帰宅。
もらった薬を飲んで過ごすも体調は良くなりませんでした。病院に行くのはこの間で4件目。行ってもきっとわからない。疲れ果ててしまい、再診には行きませんでした。
その頃も多少気持ちの落ち込みはあったものの、疲れてるからくらいにしか考えていなく、気にも留めていませんでした。
《ある映画、小説との出会い》
そんな時、たまたま、旦那さん(当時の彼氏)がレンタルビデオ屋さんで借りてきて観た映画が『ツレがうつになりまして』でした。
衝撃を受けました。
あれ、、なんか、、似てないか、?
ツレが仕事に集中できていないところ
背中の痛み
電車に乗れないところ
手が震えて字が書けないところ…
でも、『うつ病』なんて大層な病気なるわけない!学校がキツイなんて思った事ないし…特段ショックな出来事があったわけでもないし…!
なにより私は『ツレ』みたいに頑張りすぎてない。まだまだできる。甘えてて怠けてるだけ。
私は認めたくありませんでした。
それは『うつ病』を、そして『自分』を理解していなかったからだと思います。
映画を観た次の日から私のスマホの検索欄は『うつ』『身体の痛み』『倦怠感』で埋まり、Amazonで『ツレがうつになりまして』の原作小説まで購入して読んでいました。
こんな事、友達にも家族にも彼氏にも相談できない。一日中、毎日、学校でも家でも1人で悩んでいました。
バイトや授業、サークルを所々休みながら、なんとか大学2年生を終えて春休みを迎える事ができました。
……つづく……
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