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カリスマオムライス。


資生堂パーラー | 東京都 銀座




オムライスが好き。
たぶん一生好き。

オムライスって、
家で作って食べるもの。
って思っている人が
多いみたいだけど、
その概念を砕き散らせてみよう。



今までいろんなお店の
オムライスを食べてきたが、
その中でも今回は
一番美しいオムライスを。
宇宙一の美しさ。


お店があるのは、
東京都 銀座。
高級ブランドの自社ビル達が
我が一番だと意気揚々と立ち並ぶ。

はじめに書いておくが、
ここのオムライスは、
二千六百円/皿 。

え、オムライスが二千円以上すんの?
高すぎじゃない?
そう思う人もいるかもしれないが、
あの空間であの美貌を見せられたら、
皆文句なしでお支払いするだろう。



では、さっそく。


資生堂ビルの4階。

パステルイエローの壁紙、
オフホワイトのレースカーテン、
レトロな清楚系レストラン。

ドレスコードとか
別に気にしすぎなくていい感じなんだけど、
コートは入口で預かってくれる系なので
財布とケータイは
ポケットから取り出すことをお忘れなく。




着席。

セッティングが華麗だ。
ピシッとしてるのに、軽い。
これが資生堂らしさか。

花の柄が入ったシルクホワイトのクロス、
金色の資生堂マークの入ったプレート、
ピカピカに磨かれたシルバーとグラス、

背筋がピンッとのびる。


オムライスを食べにきたとは思えない光景。

前菜から始まり
スープ、
お魚、
お口直し、
お肉、
デザート、
フルコースで出てくるんじゃないか、感。



「 ご注文は?」

「 オムライスと烏龍茶、2つ。」


目の前のプレート達は
一気に下げられてった。




来るよ、
宇宙一美しいオムライス。



来た。

まるでこのオムライスのために
生まれてきたのだろうプレートには、
うる艶肌の卵におおわれたオムライス。

グレイビーボートに入れられた
すべすべ滑らかなトマトソース。
その場でウェイトレスさんかけてくれた。

なんか、嬉しい。


肉厚卵に
ぱんぱんに包まれたチキンライスは、
間違いのない旨み。


この美しい肌とフォルム、
凛とした出で立ち、
アクセサリーは一切身につけない徹底ぶり。

誰もが羨む
カリスマ的存在だ。




オムライス、
お店に食べに行こう。

プルンプルンなオムライス。
フワッフワなオムライス。
まっ白なオムライス。
昔ながらなオムライス。

自分のお気に入りの
オムライスを見つけに出かけよう。

私のお気に入りオムライス、
また紹介します。




オムライスの世界は、広い。






「 カリスマオムライス。」


資生堂パーラー
東京都中央区銀座8-8-3
東京銀座資生堂ビル4・5F
11:30-21:30 (L.O.20:30)
休)月 (祝日は営業)