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フォカッチャが、焼けたよ。

◯ レシピ付き


パン作り(フォカッチャ) | 趣味のお話









フォカッチャ、
フォカッチャ、
フォカッチャ。

パンの中で
ダントツに可愛い名前だと私は思う。





あー
無性にフォカッチャにかぶりつりたい。
そんな気持ちになる瞬間って、
よくある。よね。




そういえば、
おうち時間、
みんな何やってるの。



私はいろんな妄想料理の実験をしている。



最近、
なんだかパンへの妄想癖が生まれた。

フォカッチャとか特に妄想しがち。

焼き上がりの色白な肌、
ぽつぽつあいたえくぼのバランス、
ローズマリーの散りばめ加減、
果たしてそもそもその姿は
丸型なのか、楕円型なのか、四角型なのか。


ある休みの日、
自分が作るフォカッチャって
どんなものになるのか
実験してみたくなった。

ちなみにパンを作るのは、
その時で2回目。

1回目はベーグル。
なんかものすごく
歯ごたえのいいやつができた記憶がある。
家族のみんなは頑張って食べてくれた。
ありがとう。


今回のフォカッチャ作りは、
一体どこから湧いてきたのかわからない
未知なる自信で満ちていた。





ではここからは、
実際に私が作ったフォカッチャの
レシピを書きながら
お話を進めることにする。
( クックパッド見た )


◯ フォカッチャのレシピ

材料(直径約12cmのものが3個できた)

生地 :
薄力粉 - 100g
強力粉 - 100g
ドライイースト - 小さじ1 ( 約3g)
砂糖 (私は三温糖派) - ひとつまみ
塩 - 小さじ1/4 ( 約1g)
ぬるま湯 - 約120cc
※オリーブオイル - 大さじ1

仕上げ :
ローズマリー (あった方が可愛いよ)
オリーブオイル

道具 :
ボウル、計り、計量スプーン、計量カップ
ゴムベラか木ベラ、まな板とかの台
ラップ、クッキングシート、オーブン、天板


「 生地を作る。」


生地の材料、
※オリーブオイル以外を、
ボウルに入れてヘラでまぜる。
粉っぽさがなくなるまで、
ただひたすらにまぜる。
手で混ぜちゃってもいい。


なんとなくまとまってきたら、
※オリーブオイルを加えて
さらに手でこねる。( 5分くらい )


丸くまとめる。
表面にオリーブオイルを薄くぬる。
( 仕上げの材料のオリーブオイルね )



「 発酵させる。」

④ 一次発酵
ボールごとラップで覆い、
30分から1時間半、
約2倍の大きさになるまで放置しておく。
( 湿度や温度の高いとこだと早いよ )

おおー、2倍。


⑤ ガス抜き
約2倍くらいに膨らんだら、
まな板かなんかの台に取り出して、
手で生地を押してガス抜きをする。
( 私はボールの中に入れたまました )


⑤を3等分 (食べたい数) に分けて、
厚さ1cmくらいにのばす。
表面にオリーブオイルを薄くぬる。
カタチは好きなカタチにしてね。
私は、丸、真ん丸フォカッチャにした。

⑦ 二次発酵
上からラップをかけて、
20分から30分くらい放置する。
( 私は横でお茶を沸かして湿度上げた )



「 焼く。」

◯ 予熱
オーブンを190℃に予熱する。


クッキングシートを敷いた天板に
⑦を並べて、
指でえくぼをぽつぽつ作ってあげる。
オリーブオイルをたっぷりぬって、
塩をぱっとふってローズマリーを散らす。

もう、すでに可愛い。



190℃に予熱したオーブンで、
15分から20分焼く。

◯ 「 幸せ見守りタイム 」
私はこの時間がとても好き。
たぶんお年玉もらう瞬間より好き。
( ちょっと嘘になるかもしれない )
だって、時間が経つにつれて
超いい匂いを漂わせてくるのだもの。
その数十分間、
我が子の成長を見守ってるようで、
もうドキドキが止まらないんです。
一度経験したら病みつきになります。
何回も焼きたくなっちゃいます。

ピピピッピピピッピピピ〜


このオーブンのオレンジ色の優しい光と
パンが生み出す影がなんとも美しくて、
いつも、このドア半開きの状態で
1分くらい眺めちゃうのです。



フォカッチャが、焼けたよ。

はじめてのフォカッチャ、
もう、愛おしすぎる。

落ち着いたら、
網の上に置いて、予熱をとる。


でも私は今すぐにでもかぶりつきたい、
熱々ふかふかにかぶりつきたい!


思わずかぶりついた。


この時の焼きたてフォカッチャの味は、
今でも鮮明に覚えている。


まず訪れるのは優しいカリッと感、
ローズマリーもサクサクと歯に触れてくる。
表面についた塩と
はふっと噛み込んだ時の甘い香りと湯気が
私の鼻の奥の奥という奥まで
幸せにさせてきやがるのです。

また台所で
立ちながら食べるそれが、
もうたまらんのです。


でも、もう二度とあのはじめての感覚を
味わえないと思うと寂しい。




また違うパン、作ろ。
またはじめまして、しよ。



フォカッチャに、
またねのあいさつをして
天板を片付けた。









P.S.

焼けたよシリーズ、
またリリースします。




「 フォカッチャが、焼けたよ。」