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木は、天然クーラー

今日の工夫・暑い日は、好きな木を探して涼もう


畑作業の途中、よく近くに生えている、柿の木の下に行く。
体感-10度ぐらい涼しい気がする。何なら、夏場の木のしたは天国と言ってもいい。

広大な地球にとっての地球温暖化の言葉なんかより、体感激熱化のほうが絶対実感を伴って進んでいる。母の同僚は、子どもとプールをしようとして、アスファルトでやけどをして、病院へいった。

もっと昔この辺りは、アスファルトの道じゃなかったという。
草草が茂っていて、あちこちに木々があった。
コンクリートで庭をおおった住宅もすくなかった。
もっともっと木陰がたくさんあったに違いない。

今日小学生が、日傘や男子小学生が雨傘でさえさして、日陰をもとめてさしていた。
車が走りやすく、歩きやすくした道。雑草と呼ばれる草も除草剤やアスファルトで埋め立てる。木々も人間の都合に合わせて、最小限に切り戻し、切り倒し、木々が一生懸命根っこをはれば、邪魔だと撤去した。その後、人間の子供たちは、一生懸命雨傘をさして、熱中症になりながら、今の高齢の人が経験したことのない照り返しの強いアスファルトの道をマスクをして、歩いている。

木を大量に切り倒しながら、草を邪険に扱ってるのは自分たちなのに、
それを地球温暖化のせいとか、最近異常気象だから、こんなに暑いのはしょうがないんだよって子どもにくだらない答えを簡単に言ってしまっていいのだろうか。
もっともっと自分にできることをやってからじゃないと、
あのじりじりとむせかえるような暑さの中、黄色い頼りない雨傘をさして、汗をながしていた小学生になにも言えないのではないか。


頭のいい人がたくさんお金を使って、
便利にした世の中は、本当に”みんな”にとって便利で素晴らしいのかな。


私は、馬鹿でいいから、木々の下で涼しく過ごせる夏を大切にしたい。
柿の木にお礼を伝えた。いつも木陰をありがとう。


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