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壹岐へ

(※9/7 一部表記の訂正・修正を行いました。「ソロ」→「マッチメイク無効」)
 
※発売から日が浅いコンテンツについて記載しています※
※ネタバレの可能性があります。ご注意ください※


この記事では「Ghost of Tsushima」本編の内容および、「Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT」に含まれる「壹岐之譚」「Legends/冥人奇譚」等の内容について記載しています。
ネタバレの可能性がありますので、ご注意ください。

史実ではなくゲームに沿って自分の考えを述べています。
また、地名である「いき」についてはゲーム内表記の「壹岐」と変換しています。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

1.輝いた闇の地へ

新しい土地「壹岐」

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見つけられない項目があり壹岐と対馬を行き来してうろうろしている(たのしい)のですが、大きなストーリーはほぼ完了したように思います。

トレーラーから漂う謎の闇に触れたとき、「壹岐之譚はずっと暗いのか?本編よりも…?」と思っていましたが、個人的な感想ではそんなことはありませんでした。始まりこそ「もう戻れない所に来てしまった…」と思いましたが。

物語の設定については所々変わっているシーンがあったように思いますが(雪?→花びら等)、どちらもいいところがあるのでそこを楽しみつつ物語を進めました。
心がぎゅっとなるシーンと、あたたかくなるシーンと、泣けるシーンと、笑えるシーンと…世界観が崩壊することなく、でも新しい要素もあるというような感じで好きです。

キャラクター同士の関係性・個々の性格は変わっていないようでほっとしました。仁さんの髭も変わりない気がします。私にとっては重要な部分なんです。ツシマは髭キャラが多くて良いですよね。わかってくださる方はきっといるはず…

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あまり誉れプレイをしていない自分の空は大抵曇っている…なんやねん叔父上の私怨がまだ(違う)

護符の組み合わせを変えてみたり、普段と違う装束を纏ってみたり(壹岐で手に入る装具を身につけたり染色を楽しんだり)、苦手なことに挑戦したり、違う角度からの楽しみがまた増えたような気もします。凝り固まった考えをほぐされて柔らかくされている感じ。

2.敵つえー

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つえー。敵つえー。

「万死じゃないしいけるべ」と思っていたら、初手、道端で普通に力尽きました。強いというかいやらしい攻撃してくる奴が多い気がする。新しい敵の呪文は好きです。
ともかく、脳筋だと厳しいかもね…ハハ…というまさに『戒め』ですかね。難易度が0.5上がった感覚で面白いです。

3.新たな癒し

壹岐之譚において見逃せない要素のひとつ、それが動物です。

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この「視線が合った者は必ず仕留める」というような目、触ったらゴワゴワででもフワフワ…としてそうな体毛、体毛が濃くない部分の少し硬そうな皮膚…

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くつろいで いる

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食って いる

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実はちょっと眼が開いて いる

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かわい゛い゛いぃ…

情けないくらい心がふにゃふにゃになりました。へbxgめrふしsd…
(訳:とてもかわいいです。)

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なんだこの楽園は

動物たちは無条件に撫でられる訳ではありません。
それでも、すれ違ったときに立ち止まると、こちらを警戒しているような仕草をとってくれます。警戒されていることさえ嬉しいのはもはや感覚がおかしくなっている気もするけど、それでいいですもう。

思い違いで無ければ、仁さん、鹿と猫は微笑ましい顔で見ているのに、猿を撫でる時だけ少し緊張しているような感じがして面白いです。なんでだろう。やっぱり危機回避なんでしょうか。
『愛らしいな』と優しい声で嬉しそうに言うあたり、猿のことは好きなんだろうなという気はしています。

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初めて猿を見つけたとき、嬉しすぎて速攻フォトモードを起動して撮った一枚。

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うおおお…

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何を思っているんだろう

4.「Legends/冥人奇譚」に初めて触れるも、まだマルチプレイへの勇気は出ず

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行善さんからのただならぬ圧を感じる。

マジで地の底感で溢れている、闇堕ち大好き勢からするとたまらないあの世界観をこれでもかと味わえるかつマルチプレイができるモード冥人奇譚ですが、恥ずかしながらこれまで遊んだことはありませんでした。

いざゆかんと、緊張しながら色々と確認をしていたら、その中に「マッチメイク無効」の文字が。緊張による冷えを和らげようと揉み合わせていた手はコントローラーへスッと伸び、決定を押しました。逃げました。

(※9/7 「ソロ」→「マッチメイク無効」に表記を訂正・修正しました)

とことんオンラインへの耐性がない…ソロプレイができるように作ってくださって本当にありがたいです。ありがとうございますごめんなさい楽しいです…

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いやあたまらねえです…

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覚えることがたくさんあって大変なのかなと思っていましたが、あの世界感が楽しいので今のところ全然苦にならないです。いつもの世界と行き来していると、たまに誤操作で暴走するけど。

今思ったけど行善さんも髭勢ですか……ふーん…(フォトモード起動)

5.オーディオコメンタリーを見て思ったこと

流石にコメンタリーのスクリーンショットは撮っていませんが、最初から最後まで飛ばさずに観ました。ネイトさんが『史実とは異なる部分がある(史実を再現したゲームではない)』とはっきり仰っているのが印象的で、とても良いなと思いました。

歴史については、自分で調べれば本来深く知れるはずのことや、認識違い・思い込みや嘘も、気づかず知らないまま死ぬんだと思うと、どこかもったいないなという感覚になりました。
一見フラットに書かれているようなものでも、どうしてもそれを残した人の感情があるような気がしたり、煽動的なものが隠されていることがあったりして(個人的なトラウマ)、そこに引っ張られたまま認識してしまうのが怖かったけど、また自分で勉強する習慣をつけようかなと思いました。

6.おまけ

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安定の食事シーン。可愛くて何枚も撮ってしまう。撮っているのはわかっているのに自然と撮ってしまうから、自分の中で本当に好きなんだと思う

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また痩せた?(気のせい)

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強くなってる?(気のせい)

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モフモフ感増してる?(わからないけど可愛いから良し)

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吾輩はフォトモードで割り込む系猫である

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ちゃっかりママ参戦

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安定のセキュリティガバガバ拠点で安心

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多分位置ずれバグなママ

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全方面から怒られそうな一枚
この写真見てると自然と眠くなってくるのでお気に入りなんです。

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「頭たたき割るぞ」
「やってみるか?」
「…いいえ」

もちろん冗談です。
でも、ずっと近くにいると本当に二言三言言われることがあります。何て言ってるんだろう。仁さんの命令ではなさそうですが、叔父上の言っていた『悪人も使いよう』の精神ですかね。この人達は生きて帰ることはないかもしれない(逃げるような兵士はとっくに逃げてるだろうし)けど。

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(戦闘中に尺八を吹き始めた…だと…)

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公式サイトの『仁はかなり遠くまでジャンプできる。』が何故かツボに入っているこの頃。ここまで読んでくださってありがとうございました。皆様の明日が良い一日になりますように。

おまけのおまけ(本編を思い出して今思っていること)

すごく長く、だらだらと意見を述べています。
まとまりがなくなっているかもしれませんが、書いておきたかったので…ここで書かせてください。

【最後の選択】
(何を選択するか明記するのは避けておきますが)私はR2側の選択しかしたことがありません。今のところもう片方を選ぶ気はどうしてもまだ起きない。

【潜在意識】
叔父上は、自分が助かったのは自分が否定してきた立場の人間(野盗かつ恨みもあるであろう鑓川の出)の力が大きかった・自分がしてきたことで誰かが苦しんでいることもある、ということを認めたくなかったんじゃないだろうか。

島(国)があるのは誰かのおかげではなく、自分が正しいからだと思いたいように感じる節も多かった。敵襲来まではそれで平穏無事に暮らしていた方もいただろうから、決して間違いではないはず。
ただ、きつい言い方かもしれないけど、身内以外には薄情だという印象を受けてしまって、最後までそれが消えることがなかった。
悪人と言っているわけではありません。ひとりぼっちで水辺にたたずむ少年仁さんへの優しさなんて胸が苦しくなったし、押しつぶされそうな心の仁さんを奮い立たせたのは間違いなく叔父上の力でもある。ある意味すごく人間くさい人だと思いました。

殺るか殺られるかみたいな、食うか食われるかみたいな状況・立場である中で、他の人間と分かり合えなかったんだろうなというか、誰かを信じられなかったんだろうな…とも。
まっすぐすぎる仁さんのことが心配だったんだろうけど、その優しさを周りにも向けて欲しかった。戦い方以外のところで。

救われた人だっているからこそ複雑でした。
僧侶が言っていた『あの方が生きていることは残された者の希望になります』というように。解文を届けに行ったあの牢人も叔父上が見逃さなかったら生きていなかったんだし、それが本土に届いたから武士が来て加勢する形を取れたのだから。
なんか叔父上って本当にさみしい人だった。

【今か未来か】
目の前の人間を守るか未来を守るかという考えがあるけど、私は今を守ってくれる仁さんの方が好きだ。今日生きてなければ明日生きることもないから。何をしてもいいというわけではないけど、結局結果を求めるのが自分の心根なんだなと感じさせられました。

【毒】
もしかしたら関係ないかもしれないけど、毒に関しては、仁さんが使う(思いつく)よりも前に蒙古側も色んなもので試していたのでは?と思うような話があって、仁さんが使ったことで決定打を得たのだと解釈している。仁さんが戦いの中で剣術や弓術以外の戦い方を学び編み出したように。

結局斬られようが焼かれようが拷問だろうが毒を飲まされようがエトセトラだろうがなんだろうが、どんな方法にしろ誰かが理不尽に死ぬのであれば何事も間違いだと思うけど、酷い行いをしていないのだから見殺しにして正しかったのだというのも違う。もし自分の大切な人がそれで死んだらと考えると、目の前で起きたことに対して何が正しいかなんて判断できる自信は全くない。

【鳥】
鳥は案外無謀な場所に連れて行こうとする。

【堅二】
誰よりも生きていくのが上手でネタ兼癒し枠。みよちゃんがかわいい。現代に生きていたら、友達えぐいくらい多そう。

【英語音声と日本語音声】
本当に贅沢なことだと思う。意訳とかそういういった部分もあるだろうけど、ある意味二つの世界観で楽しめるというのは本当にありがたいことだと思っています。私はどちらも好きです。

【百戸長達の金色の鎧】
何故かわからないけど食欲が湧く

【環境音・音楽が好き】
とても心地良いです。動物たちの声、草花の揺れる音、木の葉のぶつかり合う音、風の音、しとしとと雨が降る音など。架空の世界・物語だけど、美しくて切なくて綺麗。戦闘中やムービーなどで流れる音楽も、腹の底から奮い立たせられる感覚になる。本当に好きです。

【セーブ・ロードが爆速】
セーブ・ロードが面白いくらい速い。ロード画面のチュートリアル(およびキャラクターについて教えてくれる画面)がもはやフラッシュ暗算と化す。私が十字キーを押すかロードが済むかの勝負。

【美化されてるとか歴史と違うとか現実と違うとか】
ゲームだから

【あの場所は】

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ここだと思っていた