第12章 再会。クチュームのプレゼント-カメラマンがバニラ農園と出会う物語⑥-
2023年の1月に初めて訪問して8ヶ月が経った。
今回訪問した目的は目当てのバニラビーンズの買い付けだ。
そのため、前回撮った家族写真の他に日本のお土産も用意して訪問する。
しかし、残念なことにお父さんがタイミング悪く病気となってしまい、目当てのバニラビーンズは買い付けができなかった。
日本だったら、お父さんからお母さんに伝言で日本人に渡してくれ。
というような対応ができるかもしれないが。
ここはニューカレドニア。それも離島のリフ島だ。
島ではお父さんがビジネスの中では絶対なので、いくらお母さんがバニラの金額など知っていたとしてもお父さんがその場にいない中では商談を進めてはいけない。
まあ、お父さんも通訳の人に申し訳ないと謝っていたし、退院したら日本に送ってもらおう。
お土産は持って帰るのもアレなんで渡してきました。
撮影はGFX100sにGF32-64を付けて通訳の方の息子さん。18歳のディラン君に撮ってもらいました。私はお土産出したり忙しかったので。
初めて操作するカメラなので多少ピンブレしてますがご了承ください。
結構至れり尽くせりだったと思う。
通訳さんにも、もう十分だと思います(笑
と言われました😓
そして、
ここからは私が撮影した写真だが、
直前までSONY使ってて、ここに来る前にSONYからGFXにマウント変更したが、位相差AFに期待をしすぎていたかな。。
当たり前だけどAFの精度はやはりミラーレスが強いなと感じました。
そりゃ10年以上もSONY使ってたらそのくらいの違和感は感じてしまうが。
しかし描写は、本当に大満足で買い替えて良かったと思う。
PENTAXの645Dでも撮影させてもらった。
それがこれである。
このカメラこそ子供撮影向きではないが、タイミングよく3秒くらい止まってくれたおかげで綺麗に撮れた。
お婆ちゃんが申し訳なさそうに、せっかくきてもらったのにごめんなさい。
ということでパイナップルとバニラの余りの他に、写真には写ってないが5,000フランまで差し出してきた。
いやいや流石にお金はいただけないですよ。と話すも、ここまでたくさんのものをもらったからお小遣い。ということで引き下がる様子もなかったのでお言葉に甘えていただいた。
まあ、今回は会えなかったけど、これが最後というわけではないので。
ここで奥さんとも良い関係性が作れたら次も来やすいということで今回は関係性を深めるための訪問となりました。
ここでストロボを使いました。
奥の方は自然光も入らず暗かったので。
無理もない。カメラを触ったこともない人にいきなり写真を撮って欲しい。
とお願いしていきなり綺麗に撮れるかって話。
これはこれで佳き。
こちらの農園を後にして南下する。
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