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Google UX DesignUXデザイン プロフェッショナル認定の受講をはじめました

  • きっかけ

  • 費用

  • 受講方法

  • コースの内容

  • 所感

きっかけ
UI・UXデザインに携わりたいと思ったところで、なんの実績も予備知識もない人は門前払いだろうと思い、知識やなんらかの作成実績となるものがほしいと考えていました。
色々と検索する中で、couseraでかの有名なGoogleのUXデザインのコースがあることを知りました。

👇Google UXデザインプロフェッショナル認定はこちらhttps://www.coursera.org/professional-certificates/google-ux-design

このプログラムには、200時間以上の指導と、実際のUXデザインシナリオをシミュレートし、職場での成功に不可欠な何百もの実践ベースのアクティビティと評価が含まれています。コンテンツは高度にインタラクティブであり、UXデザインで数十年の経験を持つGoogleの従業員によって開発されています。
https://www.coursera.org/professional-certificates/google-ux-design#courses


Googleの提供するサービスは言わずもがなほとんどのインターネット人口が使ったことのあるサービスですよね。そんな誰でもが使えるようなデザインをデザインしている会社のノウハウを、UXデザインで数十年の経験を持つGoogleの従業員の作成したカリキュラムで学べるなんてありがたすぎる、と思い速攻で開始しました。

費用
Webサイトからの登録がと7日間無料でその後毎月$39です。
coursera iOSアプリからの購入だと、無料期間はないですが毎月¥2,900で受講できます。
月額制なので、早く終えればその分費用は安く済みます。

デザインスクールと比較すると激安ですし、いろんな書籍と比較してもこのボリュームでつき3,000円程度ならコスパ良いと思います。
一緒にやる人がリアルに存在していないとやる気が出ないと言う方には厳しい気もしますが、周りの目がなくても一人でどんどん進められる人、アウトプットだってどんどん作るぜ!と言う感じの方にはもってこいかと思います。

受講方法
courseraのWebサイトやiPadやiPhoneアプリで受講できます。
進め方としてはまず、動画で講師の方の説明を聞いたり、文章のまとめを読んだりしながらUXデザインのプロセスに関する知識をインプットをします。
インプットした知識をもとに、課題として自分で考えたアウトプットを提出します。アウトプットごとに他の受講生からレビューを受けて、合格点がもらえれればその項目は合格となります。そういった流れをUXデザインのプロセスの最初から最後まで行い、自作アプリのモックアップまで作り上げようというコースです。

インプット用の動画やドキュメントは非常に内容の濃いものになっていますし、課題もUXデザインプロセスで実際に取り組むものを実施してみると言う形なので、やる気さえあればUXデザインの基礎固めにはなるものだと感じています。

アウトプットのレビューについてはGoogleの講師からコメントがもらえると言うわけではないので、そのあたり期待している方は悪しからず…

ただしコースの内容やキャリアについての相談であれば、メールでできるようです。
ちなみにサイトの動画や字幕やテキストは英語のみですが、Chromeの翻訳機能で翻訳すればなんとかなります。
私も全文英語で内容を確実に理解するのは難しかったので、Chromeの翻訳機能やDeepLを使用して進めています。
講師の話を聞く動画も発音が綺麗でスピードもちょうど良く、(早く聴きたかったら速度調整も可能)ポジティブに捉えると、英語の勉強ができて一石二鳥です。

コースの内容
コースのは全部で7つに分かれており、半年で完了しようと言う目安のボリュームです。もちろんオンライン授業なので自分の都合でもっと早く進めたり、ゆっくり進めたりすることは自由です。

コースは大まかに7つのフェーズに分かれています。
1度から順に受講しなければならないわけではなく、コースをひとつだけ受講することも可能です。
それぞれのコースで具体的に何ができるようになることを目指すのかを詳細にご紹介します。

1: UXデザインの基礎
- UXの分野を定義し、それが消費者や企業にとって重要である理由を説明する。
- ユーザー中心設計、設計プロセス、アクセシビリティ、公平性を重視した設計など、UX設計の基礎となる概念を理解する。
- 優れたユーザーエクスペリエンスデザインに寄与する要因を特定する。
- 初級UXデザイナーの一般的な職務と、彼らが所属するチームについて確認する。
- ユーザーエクスペリエンスの分野での仕事の機会とキャリアパスを探る。
- デザインスプリントがUXデザイナーの仕事において重要かつ有用な部分である理由を説明する。
- オンラインポートフォリオの作成に着手し、今後の作品を紹介する。
- オンラインUXコミュニティに参加し、参加する。

2: UXデザインプロセスをプロセスを開始する:共感、定義、アイデア
- 一般的なUXリサーチの方法を説明する。
- ユーザーのニーズとペインポイントを理解するために、ユーザーに共感する。
- 共感マップ、ペルソナ、ユーザーストーリー、ユーザージャーニーマップを作成し、ユーザーのニーズを理解する。
- ユーザーニーズを定義するための問題ステートメントを作成する
- ユーザーの問題に対する解決策のアイデアを創出する。
- 競合調査
- UXリサーチにおけるバイアスの特定と説明
- モバイルアプリのデザインに着手し、プロフェッショナルなUXポートフォリオに加える新しいプロジェクトを立ち上げる。

3:ワイヤフレームと忠実度の低いプロトタイプの作成
- ゴール・ステートメントを作成する。
- 全体像とクローズアップの2種類のストーリーボードを作成する。
- ローフィデリティデザインとハイフィデリティデザインの違いを理解する。
- ドローイングの基本を身につける。
- モバイルアプリを構成するために情報アーキテクチャの原則を適用する。
- モバイルアプリのデザインに必要なワイヤーフレームを作成する。
- デザインツールFigmaでデジタルワイヤーフレームを作成する。
- デザインにインタラクティブ性を持たせるために、紙のプロトタイプを作成します。
- Figma で低再現性のプロトタイプを設計する。
- デザインにおける暗黙の偏見と欺瞞的なパターンを認識する。
- 引き続き、専門的なポートフォリオに含めるモバイル アプリケーションを設計する。

4: UXリサーチを実施し、初期のコンセプトをテストする
- プロジェクトの背景、調査目標、調査質問、重要業績評価指標、方法論、参加者、スクリプトなど、UX調査研究を計画する。
- プライバシーとユーザーデータを尊重することの重要性を説明できる。
- モデレートおよび非モデレートユーザビリティ調査を実施する。
- ユーザビリティ調査中にメモを取る。
- データをグループ化し、分析するために親和性ダイアグラムを作成する。
- 調査から得られた考察を統合し、洞察を導き出す。
- リサーチからの洞察を共有するための説得力のあるプレゼンテーションスキルを身に付ける。
- リサーチ結果を基にローファディリティデザインを修正する。
- プロフェッショナルポートフォリオに掲載するためのモバイルアプリの設計を継続する。

5: Figmaで忠実度の高いデザインとプロトタイプを作成する
- Figmaでモックアップと忠実度の高いプロトタイプを作成する。
- 一般的なビジュアル デザイン要素および原則を定義し、適用する。
- デザインを整理し、標準化し、強化するためにデザインシステムをどのように使用できるかを説明する。
- デザインを反復する際のデザイン批評セッションとフィードバックの役割を理解する。
- 完成したデザインプロジェクトをエンジニアリングチームに渡す方法を学ぶ。
- プロフェッショナルなUXポートフォリオに掲載するためのモバイルアプリデザインを完成させる。

6: AdobeXDのレスポンシブWebデザイン
 - UXデザインプロセスの各ステップ(共感、定義、アイデア、プロトタイプ、テスト)を適用して、レスポンシブWebサイトを制作する。
- 人気のデザインツールAdobe XDでデザインを開発する。
- Webサイトデザインのための情報アーキテクチャを計画し、サイトマップを作成する。
- ウェブページの一般的なレイアウトを適用する。
- デザインに関するフィードバックを得るためのユーザビリティスタディを計画、実施する 。
- 調査結果に基づいてデザインを見直す。
- Adobe XDのデザインシステムで作業する
- プロフェッショナルUXポートフォリオに新しいデザインプロジェクトを追加する。
- UX に焦点を当てた履歴書を作成または更新する。
- UX分野の初級職の探し方と応募方法について学ぶ。

7: 社会的利益のためのユーザーエクスペリエンスを設計&仕事の準備をする
 - UXデザインプロセスの各ステップ(共感、定義、アイデア、プロトタイプ、テスト)を適用して、ソーシャルグッドに焦点を当てたデザインを作成することができる。
- モバイル専用アプリとレスポンシブWebアプリの違いを理解する。
- デバイスをまたいだデザインのためのプログレッシブエンハンスメントとグレースフルデグラデーションアプローチを理解する。
- Figma または Adobe XD を使用して、ワイヤーフレーム、モックアップ、低忠実度プロトタイプ、高忠実度プロトタイプを作成する。
- プロフェッショナルなUXポートフォリオに新しいデザインプロジェクトを追加する。
- 就職活動用のデザイン作品集を作成する。
- エントリーレベルのUXデザイン職の面接を受ける。
- フリーランスのデザイン業務が自分のキャリアに適しているかどうかを判断する。
https://www.coursera.org/professional-certificates/google-ux-design#course


所感
このように素晴らしい内容の充実度なので、基礎だけ知りたいというよりは割と本気でUXデザイナーを目指すために実務を知りたい方向けに出来ているコースだと思います。
コースの中では実際にユーザーインタビューをしたり、ペルソナやユーザージャーニーマップを作成したりもしますし、FigmaやAdobeXDといったデザインツールも活用します。

まだ初めて1ヶ月経っていませんが、現在コース2の競合監査に取り組んでいます。
どうしても一人で黙々とやる作業も出てくるので、やはり実際に話し合える人とチームを組んで相談しあったりアイデア出しをしたりという環境は大切なんだな…と感じることも多々ありますが、体系だった知識の習得やアウトプットの練習になることは間違いなしなので完走を目指してがんばります!











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