【詩】123号室
月のない夜は
彼女の悲鳴が聞こえる
壁に耳をつければわかる
今夜もどうせ大丈夫
だけどそいつはきっと
食事のマナーも知らないようなやつだろ
1 2 3 のノックのあとは
1 2 3 でひと刺しだ 任せてくれ
1 2 4 号室の僕が
お隣のきみを救ってあげる
月の降る夜は
彼女の笑い声が聞こえる
昨日のことをもう忘れてる
来る日も来る日も繰り返す
たのむ信じてほしいんだ
レプリカの銃を集めるような僕だけど
1 2 3 のノックのあとは
1 2 3 で一撃だ はじめまして
1 2 4 号室の僕が
おバカなきみを救ってあげる
2018年12月
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