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最近のコミュニケーションのはなし

就活が終わりました。内定の決め手は「土砂降りの雨の中でも火がつけられます」でした。Harukaです。いかがお過ごしですか。



変な病気のせいで外に出られなくなってから随分と時間が経ち、むしろ今までどんな生活してたっけ?と思い出すのが困難になってきました。

毎日早朝に体を叩き起こして終電でフラフラ家に帰る日々には戻りたくないものです。


外に出なくとも、学業や仕事そのものがストップするわけはなく、誰もが日々家でパソコンの前で社会を動かしています。



そんな中聞こえてくるのは、「全部オンラインでできるなら、この騒動が収まったあともオンラインでやろうよ」という声です。



今回はオンラインでのコミュニケーションが成り立つ仕組みを考えてみます。



オンラインで何をするか


noteを利用するくらいネット環境が整っている皆さんであれば、何かしらオンラインで仕事をしたり勉強をしていると勝手に想像しています。


私の場合は大学の授業を生配信で受けたりオンデマンド型で受け、ボーイスカウト(ボランティアで運営される世界最大の教育団体です)の会議や活動をビデオ通話を利用して行っています。


仕事を家でしている方もたくさんいますね。仕事ってしたことないのでよく分かりませんが、お客さんとの商談や打ち合わせ、社内の会議といったオンラインの業務や資料作りなどでしょうか。



私の想像できる範囲ではありますが、私たちが家で仕事をしたり学校の授業を受ける方法は大きく3つの分類があるのではないでしょうか。


①オンラインで既に人間関係構築済の人とコミュニケーションをとる
②オンラインで知らない人とコミュニケーションをとる
③オフラインで1人で作業する


①と③に関しては障害が少なく、③に関してはむしろ捗ると感じる方も沢山いるのではないでしょうか。


問題は②で、私はここをどう乗り越えるかでこの数ヶ月かなり苦労を強いられました。皆さんもきっと苦労されたのではないでしょうか。


例えばこんな話を聞きました。



海外駐在をしていた方が本社から帰国を命じられ日本へ帰ってきました。本社と海外にある企業とのやり取りはその人が駐在中に現地の人と築いた信頼関係のおかげでスムーズに行えています。

本社の人は既に信頼関係が出来上がっているからこそのスムーズさであることに気づいておらず、駐在員なんていなくても良かったというような発言をしている。


企業間の信頼関係が構築されていれば、その信頼に基づいて初めましての人とも協働できます。

しかしゼロから信頼関係を構築するとなると、対面できない環境は厳しいものがあります。


駐在員なんていなくても良いと思っていても、数年後相手の国の担当者が変わった時にはそうは言えなくなってしまうかも。


オンラインでも効果的なコミュニケーションが取れるのは、それまでにどのような関係性を作ってきたかが重要であると考えています。



はじめましての人と距離をつめる


初めて会う人との会話はお互いに探りながらするものです。相手の些細な反応にしっかりとアンテナを張り、どんな人なのか何を求めているのか、少しずつ相手の人となりを理解していくことが求められます。


相手のちょっとした仕草もとても参考になるものです。


しかし画面の向こうの相手となると、肩から上しか見えていないし、目の奥の感情を受け取ることは容易ではありません。

実は相手が足を組んでいたり、実は相手が違うことを考えていても、それには気づけないことの方が多いですよね。


私はつい最近まで就活生で、オンラインでの選考を何度も経験しました。

自分の言葉が相手に伝わっている実感はほとんどの場合なく、相手の雰囲気もなんとなくしか伝わってこない。結構辛いです。


最終選考は対面で行う企業が多いのは、そこまでオンラインでやってきた先行で下した評価が本当に正しいのか最後にチェックをしたいからなのだと思います。


なんかいまいちだな・・・と思うのは相手も一緒です。

特に就活を終えたばかりの私は、オンラインでの初対面という状況下では相手のことを探るよりも自分のことを発信する方が効果的であると考えます。


お互いにこのやりにくい環境を少しでも改善するために、積極的に発信する。みんながこれをやれば受け取れるものの量も必然的に多くなり、それが相互理解に繋がると思うのです。


だってYouTubeもTwitterもInstagramもnoteも、発信してくれる誰かがいるから受け取ることができますよね。受け取る側から発信者を見つけて発信内容を依頼することってできないじゃないですか。そんな感じです。


直接会えるすごさ


さて、ここからは私の感想文になってしまいますがご容赦ください。

オンラインで会議をしたり授業を受けたり就活したり飲み会したり・・・数ヶ月人と会わずに人とコミュニケーションをとってきました。


一昨日、久しぶりに外で友人とご飯を食べました。

お互い、大学のことや仕事のこと、家族のこと、LINEで連絡は取り合っていましたがやはり直接会うと話は尽きません。


友人と同じ空間を共有できる喜びは何にも変え難く、コミュニケーションのスムーズさはオンラインの比になりません。


この世界的な大迷惑ウイルスがもたらした生活の変化は、今までの生活に感謝したり、会える時間を大切にする心を育んでくれたのかもしれません。



このオンラインオフライン論争って明確な正解はなくて、両方に良いところ悪いところがあって、それぞれの特性をちゃんと理解して正しく活用する。これに尽きるのではないかと考えます。


私がこの期間に学んだことは、「会える時に会う」「伝える」「受け取る」これらを丁寧に。ということです。


noteは何も気にせず自分の考えや学びを発信できる場で、ここで頭の中を整理することで、他人との関わり方の質を上げられたら。そう思っています。



今回はコミュニケーションに関して、最近の私の頭の中をお見せする記事でした。



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