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自分に誇れる道を歩んで

「自分に誇れる道を歩んで」

かつての私が、私自身に放った言葉。
今、人生について悩んでいる私の背中を押したのは、過去の私の言葉でした。

私は、今年で社会人2年目を迎えました。
今年の1月から異動になり、今の職場で働いて早数か月が経ちました。
正直、辛い、苦しいと思うことが増えました。
仕事に対して、楽しいと思うことがなくなりました。
涙を何度も流しました。
辞めたい。
今でもそう思っています。
でも、辞められずに現在に至っています。

本当にこれでいいのか。

自分の気持ちが押しつぶされそうになったとき、何度も自分にそう問いかけました。
そんなとき、ふと前に書いていたノートを思い出し、手に取りました。
学生の頃、何かを想っては書き留めていたノートです。

私はパラパラとページをめくり、読み返していきました。
手が止まり、目が文字をじっくりと追い始めたのは、大学生の就活の頃のページでした。
当時の私は、自己分析をすればするほど、なぜか自分に合っているものがわからなくなって、迷走して、失敗の繰り返しで、辛くて書き出した時期がありました。

そのページには、ありのままの私の想いが長文で綴られていました。
その中でも、現在の私の感情を揺さぶったのは、以下の文でした。

面接が一度も通らなくて、何もわからなくなって、就活は辛い。
でも、ずっとこのノートが言ってる。
自分の道を、誇れる道を歩んで。
失敗も涙も、多ければ多いほど、得られるものは大きい。
頑張って自分の人生を生きて。

私は、文字を目で追いながら、涙が止まりませんでした。
自分の心に、言葉に嘘をついている現在の自分が嫌だったのです。

私は今、自分に誇れる人生を歩めているだろうか。
自分の心に、素直に、ちゃんと自分の人生を歩んでいると、そう言えるだろうか。
言えないよ。
だって、自分が心からやりたいと思うこと、できてないんだから。
このままでいいわけがない。

私は決心しました。
自分がやりたいことをする人生を生きる、と。

私には、やりたいことがたくさんあります。
国内・海外旅行、語学の勉強、興味のある習い事をすること、絵を描くこと、小説を書くこと、ハンドメイド作品を作ること…。
その他にも、色々あります。

そこで、自分の仕事やワークライフバランスについて考えたとき、自分の好きなことで仕事ができ、時間にも縛られないフリーランスに興味をもちました。
そしてただ今、フリーランスになるために勉強中です。
仕事はまだ続けています。
が、早く自分で稼げるようになって独立し、自分の道を歩きたいと思います。

仕事をするにあたって、当然周りの目はあります。
正社員の方が安定して収入を得られる。何の技術もないのにフリーランスになんてなれるわけがない。
周りの人たちはきっとそう言うのだろうと思います。
だけど、そこでその人たちの言葉を鵜吞みにして、その人生を歩んでしまったら、それはその人たちによって造られた道を歩むことになるのではないだろうか。
だって、それは私の意志ではなく、その人たちの意志だから。
そしたら、私はまた私の心に嘘をつくことになる。
自分の人生を歩めなくなる。
絶対に嫌だと思いました。
だから、私は誰に何と言われようと、フリーランスになることを諦めたくないです。

やりたいことがある。
叶えたい夢がある。
ちゃんと、自分に誇れる道を歩みたい。

現実はそう簡単にうまくはいかない。
誰かはそう言うかもしれない。
安定した収入、生活を送るために、私のことを想ってそう言うのかもしれない。

だけど。

それで、挑戦することすら諦めさせてしまうのはどうなのだろうか。
本当に私のためだろうか。
確かに、私の生活のための言葉ではあるかもしれない。
だけど、私の気持ちを尊重している言葉ではない。

これは、私の人生。
だからこそ、私の気持ちを、私が一番に尊重したい。
挑戦したいと思うなら、挑戦すればいい。
失敗したら、それは自分の責任。
だから、そのときまた新しい道を探せばいい。

道は、たったひとつとは限らない。
何度も繰り返し挑戦して、自分に合う、合わないが、やっとわかる。
挑戦することは、決して無駄なことではない。
自分のことを知るために、必要なこと、必要な時間。

それを繰り返すことで、きっと「自分の道」に辿り着けるのだと思います。

自分に誇れる道を歩んで。

過去の私の言葉が、現在の私の背中を押してくれました。
今は、まだ自分の道のスタート地点に立ったばかり。
必ず、未来の私は過去の自分に胸を張れる私でいるからね。

その日を楽しみに、今頑張ろう。


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今回は、最近仕事で落ちてしまっている自分に対して、活を入れるために書きました。
もし、自分の人生について悩んでいたり、同じ境遇の方がいらっしゃって、何か支えになることができたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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