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小学生向けユニバーサルデザイン講座 2021.06.26

今年度も区のUDまちづくりワークショップに区民代表で参加することにしました。

第1.2回
テーマ)小学生向けのユニバーサルデザイン出前講座についてスパイラルアップを行いながら、ユニバーサルデザインについての理解を深める

有識者、健常者、A person with disabilities、高齢者、区民、区役所職員が集まってワークショップ。

1.デモンストレーションを見る

多様な人たちが街にはいて、その状況を寸劇で見せたり、ユニバーサルデザインのプロダクトの紹介や空文字、ジェスチャー、をクイズ形式でやったりしていた。
口文字は今はマスクを外すことができないから紹介できないとのこと。

私が印象的だったモノ。

例1
Q:
牛乳とコーヒーの違いは何でしょう?

UDプロダクト

A:牛乳にだけ上に凹みがある。
視覚障害がある方が牛乳だとわかるため。腐った牛乳を飲んでしまうことがないように。停電の時には健常者にも役立つ。

例2
車道から歩道へ上がる時の縁石の高さ。
Q:ユニバーサルデザインでは何cmで作られているか?
A:
2cm
車椅子の方:高すぎるとあがれない。
視覚障害がある方:低すぎると歩道に辿り着いたとわからない

例3
Q:歩道にある視覚障害がある方用の黄色いタイル。2種類の意味は?

画像2A:位置表示用

画像3

A:誘導用

2.質問や感想

これまでの講座内容を見て、これまで講座をやってきた人たちに質問したり、思ったことをグループで話してみんなにシェア。

私が気になったコト。
Q:なぜ4年生だけなのか?
A:4年生のカリキュラムに入れやすい。3年生以下だと内容が難しい。

Q:縁石の2cmのようなコンフリクトは他にもありそう
A:他にもあるけど解決策が出ていないと紹介できない

3.こうしたらいいなと思うアイディア

子どもだけでなく親にも理解してもらった方がいいのでは?親と一緒に見たらどうか?というのが私がいたグループからあがっていた。
私は、各々家からリモートでやったら、マスク外せて口文字の例も見せられるのでは?と思った。

最後、有識者の方が他の区で小学生にユニバーサルデザイン講座をやってる方の例を話してもらっていた。
それは、10年やってきた今の講座をブラッシュアップしたいから。それが今年度のワークショップの目的だから。

4.感想

・多様な人たちと出会えてディスカッションすると視野が広がる
・実際小学校に行って4年生が講座を受けてる様子を見たい(ファシリテートの人に聞いてみたら行けそう!)
・ゼロから苦労して1を作り出した人たちにとっては、背景を知らない人たちの発言に対していろいろ説明したくなる。それだけ苦労して今あるものを作ったから。みんな同じなんだなぁと思った。私も最近2回経験している。
・グループワーク中に「UDトーク」というアプリを使ってディスカッション。話したことをオンタイムで文字にしてくれる。うまく文字に変換できなかった箇所は後から編集もできる。
ITの力はいろんなことを可能にしてくれる。

自分のアイディアをアウトプットして、いろんなインプットがあって参加できてありがたい。:)

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